2016年04月09日
3勝3分無敗。立派な成績でコンサドーレより上位にいるファジアーノ岡山を札幌ドームに迎える。相変わらず春の岡山は強い。なぜか分からないが春先の岡山は好成績を収めている。夏前くらいからだんだんと中位に落ち着き、最終的には10位前後をうろうろしているという「印象」だ。勿論コンサドーレサポーターとして目糞鼻糞を嗤うとならないように謙虚な気持ちを持って掛からなければならない。DFラインを経験豊富な岩政 大樹が統率し、攻撃陣にはJ1で2年連続二桁ゴールを決めた実績のあるストライカー赤嶺 真吾や五輪代表で名前を売った豊川 雄太が名を連ねる。今年のファジは一味もふた味も違うぜとサポーター達は息巻いているのではないだろうか。
とはいえコンサドーレも波に乗り切れてはいないものの、プレーオフ圏内まであと一息の7位に着けている。岡山から勝ち点3を奪うことが出来れば、順位は入れ替わるだろう。
注目選手は彼しか居ないだろう。菅 大輝だ。コンサドーレ史上最年少でスターティングメンバーに名を連ねることになる。過大な期待が禁物であることは招承知している。だが、してしまうのだ。神田や中原が力を出し切れないなか、移ろいやすいこの気持ちが浮ついてしまうのを抑え切れない。「ミーハー」の誹りは甘んじて受けよう。だが、彼のDFを背負う体の入れ方使い方は体幹の強さを見せ付けるものであるし、切れ込みからシュートへ向かったあの積極性は停滞する前線を活気付かせるものであった。
ファジアーノは3バックを採用する3-4-2-1システムで、中盤に人数を掛けボールを奪うことを重視している。そうなれば中盤での潰し合いがこの試合の見せ場になるだろう。寄せる相手を美しいパスワークで翻弄しゴールに迫っても良いだろう、ゴツゴツぶつかり合い勝ち得たボールをDFラインの裏に蹴りこんだって問題ない。受身にならない。これが鍵だ。どちらが主導権を持って試合を構築するか。願わくばレフェリーが無用なファールを与え、細切れのげーむにならないことを。
「10000人のスポーツバー」へ出かける準備は出来てるか?
プロフィール
98年J1参入決定戦に敗れ涙に暮れる札幌サポを見たことで、コンサ愛に目覚めた非道民。 何の因果か札幌に居を構え、試合結果に1週間のテンションを左右される日々。 いい年こいてまだ中二病が完治していない。 思い出とコンサの試合と日常をミキサーに投げ入れて、味の素で整えた文章を提供していく。 ご笑覧いただければ幸いだ。
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