沖縄キャンプ

2016年02月07日

 1月17日からスタートした沖縄キャンプも早3週間となった。10日から熊本に移り、戦術練習をメインとした総仕上げに入る。フィジカル面を苛め抜いて1年間戦い抜ける体を作るのは勿論のこと、更なるレベルアップを図らなくてはならないというのも地獄のキャンプの地獄たる由縁だろう。
 0-1、0-1、4-2、1-2、1-0。3勝2敗。東京ヴェルディ、FC東京、FC琉球、湘南ベルマーレ、そして川崎フロンターレ。天候に左右された試合が多かったように思われるが、その中でJ1チーム相手に無失点で凌ぐことができたというが収穫だと思われる。得点については寂しいものがあり、都倉賢の好調振りが目立つ結果になっている。やはり新加入のヘイスの存在が良い意味でハッパになっているのではないだろうか。都倉が得点王争いに加わってくるとJ2中位からの脱却と自動昇格圏争いまで見えてくるだろう。
 ここで気になるのが相棒選びになる。昨季後半から師弟コンビとして名を売った荒野拓馬。そして「暴れん坊」ヘイス。ここに怪我で出遅れている内村圭宏。もしくはようやく初ゴールを決めた中原彰吾、昨日の練習試合で2トップに入っていたジュリーニョあたりが候補となるのではないかと見ている。
 やはりゴールの数だ。昨年のコンサドーレの総得点は47。自動昇格圏を争った4チームは60~70点取っている。ゴールネットを揺らさない限り勝ち点3は奪えない。「ゴール前のクオリティ」。今年の補強ポイントは明白だ。チャンスは作れるが、決め切れない。ならばチャンスの「質」を上げたうえで、ゴール前での「決定力」を底上げする。そのためのマセード、ジュリーニョでありヘイスなのだ。ヘイスがまだ試合に出ていないので何ともいえないのだが、評判どおりならば「決定力」はかなり向上が見込まれる。
 小野伸二曰く、「今年の外国人はアタリ」なんだそうだ。今までのところ目立った怪我人もなく順調に経過してきている。あとはヘイス。彼のプレーが待ち遠しい。


post by kitajin26

12:21

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