2014年11月30日
ジュビロ磐田
2014J2リーグ開幕当初、優勝候補ナンバー1。
前田遼一選手、駒野友一選手、伊野波雅彦選手という日本代表クラスに加え、Jリーグで実績充分のポポ選手、そして「奥さんが加藤ローサ」というだけでも羨ましい松井大輔を補強するという豪華ぶり。札幌サポにとっては懐かしい藤ヶ谷陽介選手も加入しています。
トドメはサッカー界のキアヌ・リーブス(と私が勝手に言っている)イケメンにして、以前大分を率いた名将シャムスカ氏を監督に迎え、これで昇格出来なければどうかしている万全の体制だったあのジュビロ磐田がまさかのJ2残留となりました。
思えばジュビロはJ2で闘った経験が無いチームです。
開幕戦、ホームでかなり格下の「コンサドーレ札幌」という貧乏チームに負け、出鼻をくじかれ、今年鬼のように強かった湘南の独走を許したものの、リーグ序盤は2位をキープ。その後苦しんだものの、安定してプレーオフ圏内にいたにも関わらずシャムスカ監督を解任し、後任にはOBの名波浩が就任しました。
名波氏と言えば磐田の黄金時代を支えた名選手ですが、監督業は初めてです。
人のチームをどうのこうの言える立場にはありませんが、リーグ戦最終節に札幌相手に勝ち点3がとれず、快進撃を続けてPOに滑り込んだ石崎ノブリン率いる山形に、最後の最後で劇的なゴールを決められてしまいました。
山形サポの皆さんでなくても鳥肌ものでした。
レベルは違いますが今年のジュビロを見て、なんとなく2003年シーズンの札幌を思い出してしまいました。(新米監督部分は2002年)
それでも磐田が来年札幌の昇格を阻むかもしれないチームである事は変わりありません。
できれば磐田は主力はJ1チームに引き抜かれ、札幌の主力には残って欲しい。
わがままで都合の良い話ですが、今の私の本音です。
2014年11月27日
ご存じのとおり、本日4人の契約満了選手が発表されました。 怪我で戦列を離れていた河合キャプテン、(俺たちの)砂川選手の名前が無かった事に安堵しつつ、やはり応援していた選手がチームを離れるのは毎年寂しいですね。 ○DF日高拓磨 選手 J1昇格を決めた2011シーズンの立て役者の一人。 自身のブログでもコメントされているとおり、2012シーズンJ1で大きく成長された頼れる兄貴でした。 ドドドッとオーバーラップする時の迫力が忘れられません。 今シーズンは怪我で戦列を離れたのが文字通り痛かったですね。 本来はJ1で通じる力を持っている選手だと思いますので、引き続き現役で活躍される事でしょう。 戦場の絆、4年間ありがとうございました。 ○FW 横野純貴 選手 いかんせんFWは得点してなんぼのもの。結果が残せなかったので仕方ないとは思いつつ、ユース出身の中でも「謙伍か純貴か」というくらい、私にとって可愛い選手でしたので、非常に残念でなりません。 まだ25歳、自分と家族のために、よりいっそう努力して再び札幌からオファーをもらえる選手になって欲しいです。 レンタルとは違うのね(泣) ○DF松本怜大 選手 昨年プロデビューした時は、勢いがありセンス良いサイドバックだと期待していました。 今年は怪我もあり出場機会に恵まれず、伸び悩んだ印象です。 まだまだ伸びしろはあると思いますので、諦めずサッカーにしがみついて、良いチームと指導者に巡り会える事を願っています。 ○DF 上原拓郎 選手 みなさんコメントされていますが、私も「え~っ」と思いました。 まだまだプレーは荒削りなものの、サイドバックとボランチをこなし、鍛えれば物になる選手だと思っていました。 ユース出身の大卒を1年で手放すくらいなら、なぜ今年獲得した事自体が間違いだったという事なのでしょうか。GMからの説明が聞きたいです。 同じJ2のチームにしたら恩返しが怖いです。
現在までにレンタル移籍していた堀米選手、前貴之選手が戻ってくるようですね。
堀米選手は強い気持ちと粘り、前選手はテクニックのセンスがあります。
残念ながら二人とも「高さ」がありませんが、162cmのセンターバック藤山竜仁選手(2010年在籍)のように、フィジカルを向上させ、技術と経験が重ねてJ1で通用する選手に育ってくれることを期待しています。
期待しています!
2014年11月24日
コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブ(以下:HFC)
道内の他の中小企業と同じく、毎年厳しい経営状態です。
昨年は財前新監督の下、若手をしっかり育てながらプレーオフ(以下:PO)進出をあと一歩で逃してしまいました。ただ成績的には想定内であり、野々村新社長の「北海道から世界へ」のスローガンのもと、まずはアジアとばかりにベトナムの英雄レ・コンビン選手の獲得が絶大の宣伝効果をもたらしてくれました。当然それだけではなく、血のにじむような努力でJ1ライセンスを獲得できています。
今年は効果的な補強により開幕当初のチーム戦力をアップ。PO進出は最低限のノルマであり、可能であれば自動昇格の2位以内を狙う状態にあったと思います。
そしてJリーグからの圧力指導かどうか解りませんが、コストが安いながらJ1ライセンス※を満たしていない厚別陸上競技場での試合を減らし、1試合800万円以上と言われる札幌ドームでの試合を大幅に増やすという強気と本気を見せました。
極めつけは小野伸二選手という「まさかあんなスゴイ選手がこんな寒い所に?」というインパクトのある補強でノルマ達成は出来るものと私も伸二ていました。(誤記じゃないです。)
しかし、例年通り「惜しい」シーンは作るも得点できず、メモリアルなゴールをプレゼントする下位に優しいチームカラーを払拭できませんでした。
そして例年以上にけが人が多く、キャプテン河合選手、ベテラン(俺たちの)砂川選手、高さとスピードのあるSBとして覚醒した上原慎也選手などの主力選手達に加え、救世主の小野選手までが離脱してしまい、経験を積ませるため若手をレンタルに出した事が裏目に出て、選手層がスカスカになってしまいました。
バルバリッチ監督体制になり、完全覚醒した都倉選手、出場しては休んでいた身体能力は高もののセンターバックとしては安定感に欠けるパウロン選手がサイドバックとして覚醒という明るい材料も出てきました。宮澤&上里両選手のダブルボランチがチームを支え、「勝ち続けなければならない」というプレッシャーの中、選手は毎試合後足がつるほど頑張ってくれました。そして第38節、ダントツでJ2優勝果たした湘南を札幌ドーム下し、いよいよPO進出の奇跡が見えてきた後、4バックのチーム相手に勝ち点をのばせず、最終節を前にPO進出どころか8位以下が確定し、最終節を引き分けた事で2014シーズンは10位に終わってしまいました。
2015シーズン、バルバリッチ監督の続投が発表されました。
選手の能力を見極める能力が高く、試合後のコメントでは選手を責める事なく、熱心な指導と噂より遙かに冷静。現段階ではベストな選択だと思います。
あとは早く名塚コーチにS級ライセンスを取得していただければよりベストです。
※ そもそも2002ワールドカップ会場であったスタジアムでも厳しい経営の所があります。水戸なら同じ茨城県に「鹿島スタジアム」、北九州ならお隣の福岡県に「レベルファイブ スタジアム」、大分県には「大分銀行ドーム」がある中、立派でも赤字経営のスタジアムを増やしてはいけないという経済観念をJリーグが持っていないのは残念です。
2014年11月23日
最終節の相手は開幕と同じ、当初2014シリーズ優勝候補筆頭、タレント揃いの磐田、プレーオフ会場を有利なホームで開催するためにも本気モードでした。
こちらは前節でプレーオフ進出が無くなった札幌。
だからこそ、今日見たかったのは勝利だけ!
第42節 札幌1-1磐田
磐田の攻撃は迫力満点!ずいぶんと外してくれて助かりました。
1失点に抑えのは上出来と言いたいところですが、札幌は守備ではほぼ5バック。
強者に対する弱者のサッカー。
J1で通じるサッカーを目指しているチームとは思えません。
そして先制しながら勝てませんでした。
ゴール前の決定的なシーンで、追加点を奪えませんでした。
昨シーズンからの課題をおさらいしたような負けに等しい、物凄く悔しい試合でした。
昨年に続き試合終了後のセレモニーは見ませんでした。
今年は試合がもう無いだけで、チームとして何も勝ち取っていない、何も終わっていないという思いで、のんびり見る気分ではありませんでした。
稲本選手へのオファーについては、獲得よりその資金は誰がチームを去る事により捻出されるものなのかの方が気になります。
プロサッカーチームとして地理的、気候的に大きなハンディを背負う北海道。景気回復(一部の大企業)は他の地域に比べ遅れていると言われています。 いまさらのようですが、この地でJ1に定着するチームを作るのが可能なのかすら見えてきません。 (北海道日本ハムファイターズは千葉県鎌ヶ谷がメインの練習場があります。) バルバリッチ監督の続投については、堅実な選択だったと思います。 問題は選手。河合4、砂川8、前田11、内村13、宮澤10、ホスン19、上里20、奈良23、荒野24、都倉39、小野44(背番号順、敬称略)来期の編成を見てからいろいろんな面でゆるサポなりにじっくりと考えたいと思います。
2014年11月15日
最後まで応援された現地組のみなさん、お疲れ様でした。 第41節 札幌2-2福岡 なんとか勝ってプレーオフ進出の可能性を最終節まで残したかった札幌ですが、今日2014シーズン8位以下が確定しました。 今年も一つ一つのプレーの積み重ねが最終的なシーズンの結果に繋がる事を勉強しました。(毎年勉強しています) 今日の試合の事、来期の事などいろいろありますけれど、今はとにかく最終戦23日(日)札幌ドームで磐田に勝利して「J2は甘くない」ところを見せつけて欲しいと思います。 懲りないサポーターの方々、来週札幌ドームで磐田に嫌がらせをしませう!
2014年11月13日
サポターズ持株会から本日届きました。 「次期役員の選任に関するご通知」 一際目立っているのが 溝畑 宏(新任) 元々官僚から大分トリニータ代表取締役となり、いろいろあって辞任。 その後、観光庁長官に就任された時にはビックリしました。 大分時代、野々村さんがTVの取材でインタビューしており、今回の人事にノノ社長が絡んでいるのは想像に難くありません。 今回は持株会の一理事という事ですが、溝畑氏程の大物の起用?はJリーグ関係者や行政、そして国内外の観光関係者との太いパイプを利用して、ノノ社長は一石三鳥くらいは狙っているのでしょうか。 とりあえずお手並み拝見です。
2014年11月09日
相手が強かったというより今日の札幌はミスが多すぎました。 第40節 札幌1-1讃岐 今日FW出場の荒野選手がキックオフ直後に、シュートではなく都倉選手へのパスを選択し、しかも通りませんでした。 そういう試合でした。 前半立ち上がりから、両ウイングバックの位置がものすごく高く、逆を言えばディフェンスラインがスカスカという状態で、あっけなく先制点を奪われました。 後半頭から日高選手を内村選手交代。 これでリズムが変わって都倉選手の今シーズン12点目が決まり、札幌の時間帯が続きましたが追加点はとれず。 あとはずっと讃岐のペースだったと思います。 「絶対に勝たなければならない」「勝ち続けなければならない」 このプレッシャーが2ヶ月間以上続くという中で多くのけが人を出しながら選手達は闘ってきました。 そして岡山、松本山雅、湘南と上位チームを破ってきた中で、下位のチームに勝てないという何年も前からの課題を克服できないできました。 今シーズンあと残り2試合。 結果はどうであれ、北海道の大地で、札幌という街で、このチームで、そしてこの仲間達でプレーしている奇跡の中で、悔いのない闘いをして欲しいと思います。 m(_ _)mドームからの帰り、ビックカメラさんから見た札幌の空
2014年11月01日
前節J2優勝を決めた湘南に勝利して、奇跡への可能性見せてくれた札幌。 今回も絶対に勝たなければならない試合。 関東地区後援会を中心とする札幌サポーター軍団の応援はホームと見間違うばかりでした。現地組の皆さんお疲れ様でした。 第39節 札幌0-0東京V 東京Vは降格争いをしているチームといえ、前回のホーム札幌ドームでの対戦もスコアレスドロー。ここ3試合で1勝1敗1分ながら、その1分は湘南です。 更にコーチに村田達哉氏と、決して楽に勝てる相手だとは思っていませんでした。 それでも私は心のどこかで「まあ勝てるだろう」というような、学習能力のない期待と予想をしていました。 状況は更に厳しくなりましたが、残り3試合、勝ち点9を目指すのみです。 【追伸】「やっちまえ」コールをすると負ける気がします。
プロフィール
2001年からコンササポで親ばか 札幌市出身。
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