昨年から１年以上続いていた私の「ホーム参戦無敗」のジンクスがついに破れてしまいました。所詮は偶然と思いつつ、やはり残念でなりません。

　第２４節　札幌０－１横浜FC

　やはり札幌は恩返しされる運命のチームなのか、元札幌所属で北海高校出身の市村選手にゴールを決められ、それが決勝点となりました。

  さて、「勝っている時には選手を替えない」といいますが、30度を超える暑さだったアウェイ愛媛戦から中3日。ロスタイムに逆転勝ちという劇的な幕切れでしたが試合内容が良かったとは思えません。選手の疲労を考慮する事と、先発を３～４人入れ替えると予想していたのですが蓋を開けてみれば河合キャプテンただ一人でした。

　序盤の入りは良かったと思いますが、次第に運動量クオリティが落ちていき、頑張っているのはわかるのですが、体がついていっていませんでした。
　そしてあのジャッジによるストレス、審判のせいで負けたとは思っていませんが、いただけないジャッジで試合の面白さが半減した印象です。

　相手の横浜FCも同じ中３日でしたが、磐田相手快勝した勢いがありました。
　守備ではラインをしっかり上げ、４番のドウグラス選手が立ちふさがっていて邪魔でした。自陣のゴール前では全員が体を張ったプレーで、札幌のシュートはあと３ｃｍ（イメージ）足りませんでした。

　今節こそエース内村選手にゴールを決めて欲しかったのですが、しっかりマークされ、疲れのせいかスピード＆キレともにあと一歩、それでも後半角度がないところから打ったシュートはしっかり枠を捉えていましたが相手キーパーにファインセーブされてしまいました。

　また中３日アウェイで北九州戦ですが、上位を直接叩くチャンスでもあります！

　反省すれど下向かず、がんばれコンサドーレ！

　２度のリードを許しながら、ロスタイム２発での劇的な逆転勝利！
　現地組の皆さん、暑い中お疲れ様でした、そしておめでとうございます。

　第２３節　札幌３－２愛媛

　現地気温は３１度。「先制しないと難しい」と思っていたらあっという間に先制されてしまいました。
　対応した櫛引選手には、滑り込むより最後まで体をくっつけて自由に打たせないで欲しかったというのが正直な印象ですが、まあそれでも失点したかもしれませんし、彼一人の責任ではありません。その彼にまさかあのようなドラマが用意されていようとは夢にも思いませんでした。

　見応えのある試合内容であっという間にロスタイム。
　札幌は河合キャプテンのゴールで一時追いつきましたが、またもや優しいチームは愛媛の１０番若干20歳の原川力選手にメモリアルなＪ初ゴールをプレゼントしてしましました。（と言っては失礼ですね。すばらしいスーパーシュートでした）


　「なんとか１点返して勝ち点１をゲットしたい」という私の弱気な願望とは良い方向に裏切られました。
　超パワープレーにシフトした中での都倉選手が久しぶりのゴールで吠えました！
　そしてなんと言っても今日は俺たちの砂川選手が控えに入っていたのが大きかったです。
　その砂川選手の正確なCKに会わせてものすごいシュートを決めたのは、２１歳前途有望のCBながら、同じCBで１つ年下の奈良選手の活躍で目立たなかった櫛引選手です！

　Ｊ初ゴールです！
　劇的な決勝ゴールです！
　Ｊ初めてのお立ち台です！

　ヒーローインタビューも堂々とそしてさわやかで格好良かったです！


　私的ＭＶＰはもちろん櫛引選手！ではなく試合全体への貢献度から小野伸二選手！です。
（クッシーゴメンネ）

　これでチームは引き分けを挟んで４連勝、６位に浮上しましたが、次節は中３日で今日磐田は４－０で破った横浜ＦＣ戦です。疲れはあるでしょうが勢いもあります。

　７月無敗を勝利で締めくくりましょう！

　日本代表のユニを着た人やワイシャツ姿のサラリーマン、どう見てもデート場所に選んだとしか思えない若いカップルなどなど、札幌ドームに２万人！

　さすがにいつもと雰囲気が違いました。
　その中で１万人近くは小野伸二選手目当てだったのではないでしょうか。

　左サイドハーフで先発出場した小野選手が入り特に前半は流れるようなパス回しが見られました。入団から公式戦出場まで待たされた分と彼の能力の高さなのでしょう、（私には）まったく違和感が感じられませんでした。
　後半途中で交代しましたが、出来れば最後まで見たかったのは私だけ？

　第２２節　札幌１－１大分

　ホーム札幌ドームで最高の雰囲気の中、絶対に勝利したかったＪ２リーグ後半初戦。
　「実力が拮抗した良い試合開始だなぁ」と思って観ていました・・・後半45分までは。

　大分と札幌は今年４月１３日第７節アウェイで対戦し負けしています。
　その時「固いチーム」だという印象が強く残っています。
　さて、今日の大分は一貫してコンパクトで陣形綺麗な陣形を保ち、ボールを奪ってから
長身の10番ラドンチッチ選手をターゲットにしていました。そして今回も選手交代後すぐ、結局このラドンチッチ選手に同点弾を決められた訳ですが、最後の最後で集中力が切れたのではなく、その前から危ないシーンが何度もあって金山選手のファインセーブでようやく防いでいた状況でしたので、時間の問題だったかもしれません。

　今日の敗因勝てなかったのは、結局３連勝前と同じ、何度かあった決定機に追加点を奪えなかった事にあると思います。（いつもながらなかなかシュートを打たないシーンにヤキモキしちゃいました）

　さて、小野伸二選手という素晴らしい補強が出来てチーム内競争が激しくなって良い化学反応が起きている（多分）のに、ここにきて俺たちの砂川選手の怪我というのが心配です。今日のような１点逃げ切りの試合こそ、切り札の砂川選手がいてくれたらと思わずにはいられません。

　さて、気持ちを切り換え次節は２６日アウェイで愛媛戦。
　今度こそ内村選手の復活＆恩返しゴールを期待しています！

　次節勝って（引き分けを挟んで）４連勝だ！　

　今季初の３連勝！
　現地組の皆さんの満足げな映像が全てを物語った今日の試合。

　第２１節　札幌１－０長崎

　前節までの勝ち点が同じ、実力も今節勝ちたい気持ちも拮抗したガチンコ対決！


　何より素晴らしかったのは、選手の皆さんが最後まで集中力を切らさずに守りきった事。
　前節２先取しながらも後半２失点してしまった若い生え抜き４バックでしたが、キャプテン河合選手（超ファインクリアァァァは凄かった！）を中心にチーム一体で長崎のゴールを防ぎきりました。

　コンサドーレ札幌、実に６試合ぶりの完封試合です。


　４２試合中前半最後の試合にあって、苦手なアウェイでの今期２勝目。　
　アウェイでのもう１勝は開幕磐田戦１－０の完封勝利です。
　あの時もゴールを決めたのは俺たちの砂川誠選手でした！

　まだまだ上位との差はありますが、後半戦２１試合に期待を膨らませる最高の勝ち点３でした。

　久しぶりにスカッとした試合を見せていただきました！