カズゥ移籍で思った事を徒然と

2011年01月06日

 今日の札幌は大雪、交通機関も大きく乱れています。

 地元の人間でさいつらい北海道の冬。
 ましてや沖縄出身者の上里選手には、何年いても辛かったかもしれません。



 FC東京へレンタル移籍。
 他の一桁背番号選手が相次いで移籍する中、いくら強豪であってもJ2のチームには行って欲しくなかったです。

 FC東京とコンサの今年の目標は当然J1昇格で違いは

 FC東京=優勝候補筆頭で昇格確実と言われているチーム
 コンサ=ギリギリ3位に食い込めれば幸運なチーム
ということ。

 いやな言い方ですが、FC東京はカズゥがいなくても十分昇格できるけど、コンサはカズゥがいなければただでさえきわめて少ないJ1昇格の可能性が更にダウンします。


 レンタルといえど居なくなったことに変わりはありません。過去に札幌からレンタル後帰ってきた選手、河村、中尾、吉瀬などはその後早々とJから居なくなってしまいました。
 レンタル先で活躍した、林、大伍は帰ってきませんでした。
 札幌がレンタルした、加賀、平岡、坪内、そして石川は出場機会を得て成長して、その後いなくなってしまいました。


 2003年12月3日「コンサドーレ札幌強化計画(いわゆる五段階計画)」が発表されました。一時はステップ3~4程度まで行ったような気もしますが、今の状況をみると単年度赤字が続き、昨年の順位は一年を通して昇格争いと縁のない状態となり、ステップ1に逆戻りした印象です。
 
 ちなみに計画発表の翌年、2004年ヤンツー1年目にいた選手でチームに残ったのは一度は契約満了と言われた「砂さん」のみ。その年の高卒ルーキー6人のうち、今でもJでプレーしているのはカズゥだけでした。
 だからこそ、彼には思い入れが強かったと思います。

 その五段階計画も今年「ステップ0=精算」にならなかっただけ、マシかもしれません。
 
 児玉社長の首と引き替えに実施した「減資&増資」での累積赤字の解消と若手選手の育成は、大伍、カズゥ、セイヤが抜けても、ユース出身者が横野、古田、三上、曳地と在籍し、他の高卒では岡本、岩沼がレギュラークラスに成長しいます。

 今後は若手養殖出荷チームから真の若手育成型チームとなって欲しいです。

 移籍していった選手達へとりあえず
 「あばよ!」
   (男はつらいよ!トラさん風に)


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