「どうですか」

「全然状況は変わりません。」

　その後聞いたのが「だめだね」。
　数あるガラスの中でも私を苦しめている喘息。先日医者がろくすっぽ聴診器をあてずに呼吸音を聞いて１秒もたたずに言った一言がこの言葉です。

　他の患者さんも予約より一時間以上待たされてイラ患状態でした。
　私も「ダメなのはわかっとるわい、だから何ヶ月も通ってるべや！」と頭では思いますが、そんな元気もなく、また増えた薬の処方箋をもらって帰りました。
　
　咳はわりと収まっているもののダースベーター状態の呼吸が続いています。
　その一回一回は大きく苦しくありませんが、長く続くのでじわじわと体力と気力を奪っていきます。

　重病人という程ではないし、入院するほどでもないけれど、健康とはほど遠い状況です。
　トホホ・・・