もう何度もこのブログに書いているとおり、

　娘は幼稚園が大好きだ。

　バスがきたら飛び込むように載り、車内から元気いっぱい手を振る。
　
　幼稚園で覚えた歌は、お風呂の中で必ず歌う。踊りもおどる。

　お当番さん。保育発表会。運動会・・・・

　行事がある前の日は「がんばる！」と

　いつも気合いたっぷりのハリキリぶり。

　
　熱があったり体がだるくても自分から休むとは言わない。

　諭すように「お休みしようね」と言うと、寂しく頷いたあと、

　しゃべらなくなる。

　そして、登園を再開する日はいつもよりハイテンションで

　勢いよくまたバスに乗り込む。

　

　そんな娘が

　あんなに幼稚園が大好きな子が


　今日幼稚園を卒園しました。


　あっという間の３年間。

　先日まで、娘は卒園するという意味について

　言葉ではわかっていても、理解できてはいなかった。

　明日からもう幼稚園に行かなくなる。

　「仲良し三人組」の二人、同じクラスの友達、

　歌や遊びをいっぱい教えてくれた先生と

　もう会わなくなる。

　そして４月からは別々の小学校での生活が始まる。


　卒園式の時、そんなことがようやく解ったのか、

　娘が歌う姿はいつもより少し元気がなかった。

　教室で担任の先生が最後のお話をした時じっと動かず話を聞いていた。

　そして最後は、たくさん書いたお手紙をお友達に渡しまくり、

　そして記念写真をとりまくって名残惜しんでいた。

　

　ちょっとせつないだろうけど

　３年間よくがんばったね、おめでとう！