2015シーズン、相手は常に強敵

2015年06月20日

 先日のワールドカップアジア2次予選、日本代表vsシンガポール代表。
 FIFAランクで格下相手にホームで0-0のスコアレスドローは限りなく負けに近い勝ち点1、シンガポール代表にとっては納得と満足の勝ち点1でした。
 シンガポール代表は戦術が明確で常にハードワーク、特にGKのセーブは素晴らしかったです。

 さて、J2で5試合連続負け無し、現在4位の札幌。
 結果だけみれば絶好調に見えます。
 確かにバルバリッチ監督の目指すサッカーは開幕当初に比べればかなり体現できるようにはなってきましたが、相手を圧倒したという印象が残った試合は私にはありません。
 都倉選手の中心の攻撃とGKのファインセーブにより勝ち点を重ねる事が出来ているというのが現在の札幌だと感じています。

 特に攻撃では都倉選手や福森選手が不在の場合の得点パターンの構築が急務です。
 幸いにも前寛之選手や神田夢実選手のシュートは得点の臭いを感じさせます。更に(俺たちの)砂川誠選手、小野伸二選手というJ1レベルのパスセンスを持つ選手の復帰も好材料ですね。パス回しによる崩しから内村選手や前田選手によるシュートという従来の得点パターンの追加というのもアリではないでしょうか。
 
 さて何かとやり玉にあげられるナザリト選手。
 昨年J2岐阜での年間17得点は、現在の札幌ほど最前線からの守備を求められず、攻撃に徹する事ができたからだと言えます。以前札幌に在籍したキリノ選手がなかなか得点出来ず、湘南に移籍したとたんにスピードを生かしてゴールを重ねた逆パターンですね。
 身体能力が高いナザリト選手が、都倉選手に近いプレーが出来るようになるかは未知数ですが、なってもらわねば困ります。外から見ると「金満札幌」に見えるらしいですが(笑)もうそんなにお金はありませんから。

 明日第19節の対戦相手であるギラヴァンツ北九州のここ5試合の勝ち点12は札幌の11を上回っています。現在の順位などまだまだ目安、勝ち点差では2位の磐田より北九州の方が近いのですから。
 アウェイだけでなく「ホームでも負けない」、というより「ホームで勝つ」チームに進化する事を期待します。

 期待出来るということは素晴らしい!


post by 脚立落下の後遺症がまだ残るまじっくさん

22:04

試合前・試合後 コメント(0)

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