2015シーズンGK(5月16日現在)

2015年05月16日

 コンサドーレ札幌、池保幸GKコーチ。

 法政大学卒後、コンサドーレ札幌が1996年に誕生した翌年から2年間コンサドーレの選手として在籍しましたが試合出場経験はありません。
 その後ユースコーチなどを経て、2007年トップチームGKコーチに就任されました。(恐らくHFC在籍年数No.1)


 その赤池(名)コーチは、GKに守備の要であるのはもちろんのこと、攻撃の起点となる事も求めています。(いますよね?)
 守備にあっては常に味方へのコーチング、高いセービング力が求められ、ひとたびボールを持てば、味方が上がるのを待つか、後ろでボールを回してリズムを作るか、一気にカウンターを狙うかを瞬時に判断しなければなりません。

 攻撃は最大の防御、ゴールキックやGKからのパスがそのまま得点に繋がるのが一番効率的でり、理想的でもあります。
 超極端な例では、昨年10月26日の湘南戦(札幌ドーム)で、イ・ホスン選手のゴールキックを都倉選手が胸トラップして打ったシュートが見事にゴールに突き刺さりました。


 昨シーズンは金山選手とイ・ホスン選手がポジションを争っていました。
 今シーズンはイ・ホスン選手が去り(グスン)金山選手とク・ソンユン選手の争い、と言っても金山選手の出場はソンユン選手が不在だった3試合のみに留まっています。

 ク・ソンユンは195cmという長身と長い手足が最大の武器です。素早い反応でファインセーブを連発、ハイボールは必ずキャッチまたはクリアできており、勝利に大きくしています。しかし、ゴールキックがタッチラインを割る率が高いほか、相手選手に当ててしまうなど致命的なミスもみられ「安定感」に欠けます。
 対する金山選手は186cmとライバルとの差が9cm(あっちがデカすぎ)。持ち味は気持ちの強さと試合を通してのコーチング(こっちは声がデカイ)。セーブ力もかなり高い方だと思います。ただし反応スピードが同じであれば手足が長い方が有利ですね。ゴールキックはソンユン選手ほどひどくはありません(正直レベルが低い争いです)。球離れが良い、そして試合経験が多く「安定感」で勝ります。

 今のところソンユン選手が正GKの座についています。しかし前節熊本戦はまさかの3失点(当然GKだけの責任ではありません)。特に2失点目は仲間が(全試合フル出場で疲労困憊の)福森選手しかいなかったとはいえ、屈辱的な股抜きをされてゴールを許してしまいました。

「夢に挑む」シーズン。
  連敗は許されません。
 また今後も短期集中のハードスケジュールがありますので、高いレベルでの競争を促す上でも次節は山選手を先発させて欲しいです。


【追伸】GKのポジションは1つ、未だユース出身の正GKは誕生していません。
 ガンバレ阿波加選手!


post by 今週仕事の密度がはんぱなかったまじっくさん

19:53

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