3月11日を忘れない

2015年03月11日

 4年前の3月11日、私は札幌市内の病院に入院していました。
 震度3程度の揺れが来た時、急ぎ避難口に行きましたが鍵がかかっており、その後談話室に向かいました。
 地震の場合、建物がゆがんで扉が開かなくなる事があります。冷静にベランダの鍵を外して開いてくださったのは一番冷静だった「掃除のおばさん」でした。でも今思うと病院の一番高い所に逃げるべきでした。
 あの時2m程の津波が来ていた場合、このブログは4年前に更新が途切れていたはずです。

 後に東日本大震災と名付けられた「それ」は、大地震、大津波、更に原発事故が重なって、人命財産を奪いました。そして被災地の方々の苦しみとその被害は現在進行形です。

 過去の教訓から学ぶ事が出来るのが人間です。
 ただ悲しい事に時間ともに忘れるのも人間です。
 今も苦しんでいる人たちを忘れないために、特に被害がなかった地域の人たちの記憶を風化させないために。
 3月11日だけでなく、1月17日、8月6日、8月9日、8月15日、9月1日など、忘れてはならない日の記憶を語り継がれていきますように。


post by まじっくさん 黙祷

19:08

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