北海道米の未来とJリーグ秋春制

2013年03月21日

 コンサドーレ札幌2013オフィシャルスポンサー「JAグループ北海道」様。
 今年のユニフォームの左袖にそのマークが燦然と輝いています。

 ここ一週間、JA北海道中央会の飛田会長のお姿をテレビで拝見しない日はありません。
 言うまでもなく、TPP(環太平洋経済連携協定)が締結されますと、関係国の関税が撤廃され、北海道農業が壊滅するという危機感ビリビリと伝わってきます。
 なんかJリーグが秋春制になると、豪雪地帯のチームが壊滅すると予想されることに似ています。

 さて今回TPPについて、反対or賛成の考えを述べるつもりはなく、もし締結された場合、北海道農業にとって一番明るいシナリオは何か超楽観的シナリオを、「お米」をメインに考えてみました。もちろん「妄想」ですので怒らないで下さい。

 それでは「妄想モード」スタート!



 「安全」で「安心」、そしてなんと言っても美味しい北海道のお米。壊滅どころかTPP参加国から絶大な支持を受けます。それは需要に生産が追いつかなくなるほどで、国内を含め各国の裕福層のみが手に入れられる高級品となっていきます。
 一部のベンチャー的な農業家を除いて、農産物の生産は戸別の農家単位から、JAグループ様の指揮のもとより組織的な生産体制へと変貌するでしょう。

 北海道のお米は全国高級ブランド品として、TPP参加国国民の金持ちだけが食べられるものとなり、一般市民以下は安い海外からの輸入米を食べ、めでたしめでたしとなります。

 というものですが、「地産地消」「食糧自給率」「国民への安全な農作物の提供」というテーマは二の次になるでしょうね。

 Jリーグの秋春制も同じように考えると、お金持ちのチームだけがJ1に固定され、後のチームにはとにかく赤字にならなければ良しとなります。
 そこには「Jリーグ100年構想」とか、「地域密着」理念は二の次になるのだと思われます。

 あくまで個人的な妄想です。本気にしないで下さいね。
 北海道の美味しいお米や小麦でできたパンや麺、牛乳と乳製品、娘にはずっと食べ続けて元気なサポーターに育って欲しいなぁ。


post by まじっく

20:53

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