芳賀博信

　最後まであきらめず、休むことなく走り続けた。
　まさにチームの心臓と血管を一気に引き受けたような献身的な選手。

　オフィシャルホームページで彼の現役引退を知ったのは仕事帰りの電車の中。

　コメントを読み終わって泣きそうになったけど我慢した。
　電車を降りて、バスに乗ったらまた泣きそうになったけど我慢した。
　家に着いて、ご飯を食べ終わり、この文章を書いていたらまた泣きたくなったけど我慢する。

　こんなことで泣いていては彼にしかられるだろうと思う。

　今後もコンサドーレのスタッフとして、札幌を拠点に北海道のために力を貸してくれるという。
　頼もしい限りだ。
　そう思うと嬉しくて仕方がない。

　前略

　芳賀博信　様

　長い間走り続けて下さってたこと忘れません。
　ありがとうございました。
　そしてこれからもよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　早々

　　　　　　　　　　　　　　　あなたのファンより。