レ・コン・ビン選手移籍に想う~アジア枠の偏りに風穴を

2013年07月23日

その昔、ソビエト極東地区のクラブチームに日本代表が負けていた時代、そして、サッカーよりラグビーの方が人気があった時代、私はといえばサッカーへの関心はほとんどありませんでした。応援していたのは”クラウンライター”時代のライオンズと”弱い大関”時代の三重ノ海。アイスホッケーの岩倉組が雪印に変わったのもあの頃だったでしょうか。
あの当時のサッカー日本代表は東南アジアの代表とも勝ったり負けたりという感じだったような。。。

さらに時代は流れてJリーグができて、日本代表が当たり前のようにワールドカップに出るようになってということを考えると長生きはするものです。
Jリーグが東南アジアと提携をするようになったのはマーケッティングというのもあるでしょうが、リーグが順調にここまで来たということもあるはずで、いわば”お手本”としてのリーグということもあるのかもしれません。

ところで外国人のアジア枠というのができてかなりたちますが、何故か韓国、オーストラリアに限られていて以前から不思議に思っていました。
イランだってウズベキスタンだってアジアなのにとか、東南アジアの代表選手を受け入れたっていいだろうにとか。
今回のレ・コン・ビン選手の移籍はマーケッティングのことが先立つような気がしないでもないですが、他のクラブに先駆けて、現役の代表を獲得できたということも含め、意義のあることのような気がします。

現役代表といえば、昨年まで所属していたノース選手、25日の試合でその姿が見られるか楽しみです。先日の韓国戦では先発メンバーに入っていたようですし。