クラブのために何ができるだろう? スポンサーの思いに寄せて、そして我々はお客さんではない

2012年10月08日

先週の等々力から一転、こんなこともあるんですね。
ジャイアントキリングというのは楽しいものです。

今年の夏は諸般の事情で札幌で暮らしていたようなもので、でも、諸般の事情が邪魔をして非常に不自由な生活を余儀なくされました。
でも、事情をかいくぐって大通り公園のビアガーデンに足を伸ばしたりということもわずかながらすることができました。

このビアガーデン、私が札幌を離れる前の30年前あたりにも夏祭りの一環でやっていたのですが、恥ずかしながら今年初めて行きました。
富良野シトラスが旨かった、クラシックを乾いた青空の元で飲むのが最高だった。

それに、スタッフがコンサドーレとファイターズのユニホームを着ているのがうれしかった。
サッポロライオンのスタッフユニフォームではなくコンサドーレとファイターズ。
親会社が義理でというのではなく、スポンサーが本当にスポンサードしてくれているということに、感動に近い喜びを感じてしまいました。

”ふるさとのために、何ができるだろう?”というサッポロビールのCMに全国的には苦戦しているかもしれないサッポロビールが、でも、熱い何かをこの地にしるしているというその姿勢に応援していかなくてはという思いを募らせたのでした。

ところで、スポンサード、サポートということを最近考えています。
打算や宣伝のためにというのとは違うのではないかと。
もし、そうであるならわれわれは”お客さん”で”消費者”でしかない。
時にクラブを批判し、時にクラブを賞賛することができるサポーターでいるためには”クラブのために何ができるだろう?”という問いをわれわれ自身が問い続けなければならないのではないのか思います。
そして、実はスポンサーにもそれは言えることなのかもしれません。

ところで、余談ですが、うちの近く、川崎市のとあるイトーヨーカドーに”冬物語”がなかったので、たぶん、仕入れていないんだろうなと思いながらも店員さんに”冬物語入ってないんですか?”とたずねてみました。その店員さんがこちらにと、冬麒麟をさしたので、キリンじゃなくサッポロです言ってしまいましたが、ヨーカドー、大丈夫なんでしょうか? さらに、正社員を減らしてパートさんを9割にするなんて、西友、ダイエーと同じ道を踏まないように願っています。


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