孫の代には優勝を

2012年10月01日

札幌から帰ってきた翌日、いつもはホームとして観戦している等々力のアウェイ2階席で観戦しました。
眺めが違うし、フロンターレのチャントも騒々しく聞こえない。
何か新鮮な気分で応援しておりました。
しかし、昨年の平塚と今年の等々力、力の入り方が。。。

さて、川崎に帰ってきて『東京新聞』9月26日付夕刊のサッカージャーナリストの大住さんのコラムを読みました。
昇格・降格を繰り返すクラブの話で、京都の話なのですが、その前振りでウェストブロミッジにふれて今世紀だけで降格3回、昇格4回だそうで。
さらに、キプロスのアリス・リマソルは97年から10年連続で降格と昇格を繰り返しているそうで。
ただ、京都の場合、しっかりとしたスポンサーがオール京都という感じでついていますから何ともいえませんが。

冷静になって考えればわかることですが、赤字を親会社が補填してくれるクラブとコンサドーレが同じ土俵で戦ってどうなるか、それを考えずに批判してもなあと。
ユースからしっかり育成して戦う戦力に育てるという意味ではJ1に昇格するのが早すぎたのかもしれません。

翌日、栃木と甲府の試合をスカパーで見て気づきましたが、スタジアムに掲出されている看板のなんとローカルなことか。
○○医院とか、クリーニング△△とか、□□交通とか。
札幌ドームに向かう道すがら思うのは、ファイターズを応援してますというものばかりで、コンサドーレは???

親会社を持たないクラブが生きる道は地域・サポーターが支えるということ何じゃないかなと思います。
われわらの世代では無理でも「祖父の代からの夢がやっとかないました」と孫たちが誇らしく語れるようなクラブになっていれば幸せな気がします。

最後に。
親会社が撤退したらJ2は目の前ですと、J1のサポーターもどこかで想定しておくべきなのではないかなと思います。
富士通がもしシャープのようになったらフロンターレはどうなる、とか。
パナソニックはバスケットから手を引くそうですが、ガンバは?
それでも字義通りにサポーターはクラブを支える(サポート)ことができるのか?

勝っても負けてもコンサドーレが好きだからサポートするんですよね。
降格経験のあるサポーターは強いんです。


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