フットボールのある週末には

2005年11月10日

結婚式やらパーティやらに誘わないで欲しい、と「ぼくのプレミア・ライフ」にも書いてあるのだが、友人ならともかく(ともかくなのか!)親族の結婚式となると行かざるを得ない。よってホーム京都戦、欠席。
仕事で行けない、物理的に無理、ってことだとまだ諦めもつくんだけど、こういう事情だと僕はスタジアムから離れた場所で携帯電話片手に速報のリロードに励んでいるに違いない。携帯電話が見られないならなおのこと上の空に違いない。当日愛する人と共に幸せな日々を誓う親戚には悪いのだが、仕方ない。何しろこっちは「妻を替えることはできても、応援するフットボールチームを変えることはできない」(イングランドの「格言(?)」)のだから。

この「ぼくのプレミア・ライフ」の著者であるニック・ホーンビィはアーセナルファン。幼いころから送り続けてきたその熱病的な日々を書き綴っているのが本書だ。サポーターなら、いや、サポーターを友人家族恋人に持つ人にも読んで欲しい。「どうにもならないこの思い」っていうのがどんなものか、少しでもわかっていただければと思う。というかわかってください。

ちなみにニック・ホーンビィ作品では、「ハイ・フィデリティ」もおすすめです。こちらも熱病であることには間違いないけどロックがテーマ。

あれ?いつの間にかロックの話に。



post by イシモリ

22:53

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