2005年11月07日
さて今の気持ちをどうやって言葉にしたらいいものかと悩みつつ昔自分が書いたものなどを読み返していたら、こんなことを書いていた。
「可能性というものが存在するのならば、それに賭ける。弱い自分も強気な自分も全て認めて、その中にわずかにでも残った可能性を手にするために、あがいている。それは端から見ればどうしようもなく愚かで馬鹿な行為ではあるだろうけれども、今の僕にはそれしか出来ないし、それを信じる以外に方法はない。」
思わず苦笑してしまった。
こういうところは変わってないよなあ、自分。
でも札幌の状況は変化してきていて、戦えるチームへと変わりつつある。それだけは確かに肌で感じる。前向きに変わりつつあるからこそ、現場でその変貌を見届けたいし、後押ししたい。闘う姿勢を貫くこと、意地でも前向いて胸を張って進むことはチームにとって素晴らしい財産になる。目の前の残り5試合も、入れ替え戦ももちろん大事。でもそれとは別の視点を持ったとき、5年後、10年後って考えたときに今持っている、これから経験することは札幌というチームの強い風土になると信じている。それを築き上げたい、そして上に行くことによって一層強い風土にしたい、と思う。だから現場へ足を運ぶわけで。
さあ、残りのここからが本当の正念場。
ちなみに「正念場」って言葉を辞書で引いてみると「真価の問われる大事な場面」という意味の他に、「歌舞伎などで、主人公がその役の本質的性格を発揮させる最も重要な場面」っていう意味もある、と今初めて知った。「主人公が」ってのが重要ですね。
この瞬間、この舞台で札幌が主人公になる。主人公にさせる。
台本を作るのが自分たちなら、演じるのも自分自身。だったらそんな感じに今年のJ2の台本を、書き換えてしまいましょう。脇役のままじゃ終わらない。
…久しぶりに書くと、なんだかまとまらないな(苦笑)。
プロフィール
生まれ:1978年旭川市生まれ。 育ち:道内あちこち。その後横浜、川崎を経て再び札幌。 観戦暦:1996年・対日本電装戦が初応援。翌年より道外への進学に伴いアウェー中心に応援、1998年よりアウェイコールリーダーとなる。2003年春に札幌へUターンし、現在ホームゴール裏で応援中。 サッカー以外の趣味:音楽と活字。
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