<速報>札幌U-15、準決勝進出を逸す

2018年05月04日

【堺】U-15年代の春の日本一を決める「JFA 第22回 全日本U-15サッカー大会」は4日、大阪府堺市のJ-Green堺ナショナルトレーニングセンターでグループラウンド最終戦を行い、北海道代表の北海道コンサドーレ札幌U-15(以下 札幌)はアルビレックス新潟U-15(以下 新潟)に破れ、グループ2位となったが、他グループの2位との間で最上位とはなれず、2年ぶり3度目の準決勝進出はならなかった。

 ともに2戦2勝ながら得失点差でA組の首位に立つ新潟に対し、札幌は積極的に主導権を奪いたかったが、堅い守備と正確な技術の前にシュートエリアまでボールを運ぶことがかなわず、前半は硬い試合という印象のまま双方無得点で折り返す。
 後半は立ち上がりに攻め込んだ札幌のシュートがゴールを割ったかに思われたが認められず、逆に7分(通算37分)にスローインからのボールをつながれ、最後は4DF鳴海に決められ0-1とされる。その直後の8分には前線へオフサイド気味のパスを送られ、6MF山本が追加点を挙げる。2点のビハインドを追う札幌だったが、再三のセットプレーの好機を生かせず、11FW佐藤陽成が受けたチャージもPKをもらえないなど判定にも泣かされ0-2で屈した。

 同時刻にキックオフされていたB組の青森山田中学(東北代表)とグランセナ新潟(北信越代表)の試合では、2敗無得点と草刈場と化していたグランセナを相手に青森山田の攻撃力が爆発し、7-0で2勝目を挙げた。この結果、札幌も2勝1敗勝ち点6で青森山田と並んだが、得失点差で大きく水をあけられ(札幌+1、青森山田+7)グループ2位中の2位となり、同日午後に行われた準決勝への道は閉ざされてしまった。

 次の目標である夏のクラブユース選手権へ向けて、また道内でのカブスリーグでの巻き返しに期待したい。


post by higuma

17:27

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