2014年10月18日
路面電車が出てきた前日の続き。10月12日。今回が最終回です。能登川から近江八幡へ。近江鉄道の改札です。 JRの駅も含め非常に大きな街でした。実はこの日を挟んだ3連休中、拠点駅である八日市駅構内の工事が行われており、近江鉄道線は特別ダイヤで運行されているそうです。写真は1日乗車券。場所的には滋賀県にある近江鉄道ですが、経営不振から西武グループの傘下に履いております。よって電車も元西武のものが走っています。新八日市駅にて…こ…これは?…タブレット(通票)じゃないですか! 現在のような信号システムが普及するまで広く使われていたものです。 工事期間中だけの特別措置だそうです。ご覧のように信号は赤ですが、発行されたタブレットと駅員さんの手旗信号で電車は八日市に向け発車していきます。工事中の八日市駅構内。ダイヤが変わっていて、おかげで貴生川方面へ行くことはできませんでした。仕方がないので米原方面へ向かうことにします。電車は彦根止まりのものです。先ほどの車両は800系、こちらは彦根から米原への3駅(JRなら1駅)を結ぶ100系です。米原駅では新幹線開業50年を記念した「米原ぽっぽフェスティバル」が開催されていました。たくさんの露店に気球に乗れるイベントまであります。鉄分の高いひぐまさん的にわこちらですね。「ぽっぽフェス」の会場の隣にある鉄道総合技術研究所の敷地内の実物大の新幹線のモックアップに乗れるということで、子供たちが大勢訪れています。中はこんな感じです。数々の資料が展示されています。…思っていたより面白くなかったですね(苦笑)。「ぽっぽフェス」の会場から近江鉄道の電車がよく見えます。800系です。米原駅から帰りのせんぷうき。またN700系です。 次は…たぶん和歌山を征服したいと思います。身体が動くうちに目指せ!全国制覇!
2014年10月16日
前回の続きです。11日(土)の模様。今回は路面電車が登場します。彦根駅から能登川駅に途中下車して、快速電車で大津へ向かいます。降りる駅はJRの大津ではなく…石山で降ります。大津では京阪電車とは接続していないからなんですよ。やってきました京阪電車。路面電車サイズの石山坂本線の車体は地元警察のラッピングトレイン。大津市の中心駅である浜大津から次の三井寺までの短い1区間のみが石山坂本線の併用軌道区間です。終点の坂本駅には鉄むすの石山ともかちゃんがお迎えです。比叡山延暦寺へは通年運行の坂本ケーブルが便利。写真はケーブル坂本駅。今回は時間的な都合で山頂へは行かず。現在日本で運行されている中で最長のケーブルカーだそうです。そのケーブルカーのラッピングを施された石山坂本線の車体。先頭車両が「福」で、2両連結の2両目が「縁」となっています。赤と緑のカラーリングが逆です。こちらは秋の音楽祭の告知列車。そして京都も走っている京阪らしい京都アニメーションのラッピング電車。「中二病でも恋がしたい!」です。京アニといえばやはり「けいおん!」ですが、なかなかこの車両には会えません…。仕方ないので社内の吊り広告を。こちらは同じ京阪の京津線。福井電車同様に一般的な専用軌道を走るサイズの大型車両が路面電車として乗り入れています。写真を撮る「撮り鉄」の方々の姿も目立ちます。併用軌道の区間は浜大津から上栄町までの一区間のみです。画面ではわかりにくいですが路線は登り坂となっています。そしてなんと!路面電車でありながら京都市内に入ると京都市営地下鉄に乗り入れてしまうのです!こんな路面電車は我が国ではココだけです。三条京阪や太秦天神川にまで乗り換えなしで行けます。夕暮れの浜大津駅。京津線の車両はここが終点。引き揚げ線から折り返し京都方面へと入線していきます。右は石山坂へ向かう石山坂本線の車両です。実はこの日、大津市街では秋祭り(正式な名前忘れた^^;;)の前日で、宵山として各町内で山車が出ていました。さぁ帰ろうか…と思ったら!「けいおん」電車がキター!乗りたかったのは山々ですが写真に収めただけで帰ることにします。 次の日は中途半端に近江鉄道に乗りました。つづきます。
2014年10月14日
前日の続きでやんす。JR福井駅は数年前に改装され、ホーム全体に屋根が付きました。札幌駅や旭川駅に感じが近いです。豪雪地帯ですからね。特急「しらさぎ」号です。JR西日本の683系です。この正面フォルムを見ると、中から誰かが出てきそうな感じがしますねwww。敦賀駅を過ぎてから右に大きくカーブし…て、そのまま1周してしまいます!北陸本線名物の「ループ線」です。急こう配を上るためこうした線形になっています。米原駅での切り離し作業。通常は8両編成だが、多客期は9~11号車の3両が増結され、米原駅で切り離されます。結局中からは誰も出てきませんwww。…だから…何とかせぇよJR…。酷いだろこの米原駅の乗り換え口の大混雑は…。一駅京都寄りの彦根駅。さっそくあのネコが迎えてくれますwww。彦根駅跨線橋からの国宝・彦根城。徒歩で約10分ほど。こうして見ると「楽勝ぢゃん」に思えたのですが…。彦根藩の初代当主である井伊直政の銅像。このように入り口に登場スケジュールがありますwww。時間的に10時半ギリギリだったのですが…この階段を延々と登らされまして体力を消耗させられました(泣)。で、待っていたのはこのネコです。静かに、しずか~~に踊っています。ギャラリーの皆さんはこんな感じ。ゆる~~い雰囲気が漂う被写体に懸命にカメラ(スマホ含む)を向けています。ナメてます(確定)。特にこれといったウリのプログラムもなく、ひたすらユルく、ゆったりとパフォーマンス(自称?)が繰り広げられております。眠くなりそうなので城内天守閣に入ると…この急な階段!実戦的なお城とは聞いておりましたが、正面から見るとほとんど壁です。スカートをはいた女子などは完全にNGですね。ってことで、居城としてではなく軍事目的での城という話に違わないシンプルかつ味気ない彦根城でした。彦根城博物館は休館中でしたので、開国博物館に寄ってみました。戦国時代、諸国の大名を震え上がらせた井伊の赤備えです。譜代筆頭の井伊家の中で今日最も有名な幕末の大老・井伊直弼が国政に参加する前、ここでその生涯を終えてしまうかもしれなかった埋木舎(うもれぎのや)。直弼は前日にご紹介した橋本左内や吉田松陰などを安政の大獄で次々と弾圧するなど強硬な政治姿勢を貫いておりますが、この埋木舎での青春期には風流に生きており、その人格が後の世の人々には尊ばれているのでしょう(推定)。 あっ、今回「路面電車」が出てこなかったwww。
2014年10月13日
ご無沙汰です。 8月に病気が見つかってしまいました。病名を聞くとかなりビビってしまうくらいの深刻な状態だったのですが、最悪の事態は避けられ、こうして運よく10月を迎えられております。ホンマに医者から「アンタ運がいいですな」と言われております(^^;; 帯広に行けなかったのがこの夏の悔恨でしたので、先の3連休+1日(つまり10日に休みを取った)でどっかに行こうと考えておりました。 今までひぐまさんが出没したことのない県というのが4つ。福井県、滋賀県、和歌山県、そして沖縄県です。このうち福井と滋賀は列車で「通過」はこれまで何度も経験済み。その2つは後回しにしようかとネットでいろいろと調べておりましたところ、思いがけない事実が判明したのです。それは「現在営業している現役の路面電車」にここまでほとんど乗ったことがあるということ。「えっ?」と驚きましたね。そうなんです。北は札幌から南は鹿児島まで経験済みだったのです。しかし福井鉄道と京阪電鉄(路面区間は滋賀県大津市)には乗ったことがなかったんです。 決めた。福井と滋賀に行ったろう!新幹線型せんぷうきです。N700A(エース)ですが米原で乗り換えるため久々の「ひかり」号です。人類は作ってはいけないものを作ってしまったのだな…と、見るたびに思いますwww。米原駅の乗り換え口。「酷い」の一言です。自動改札機が「ピンポンピンポン」と景気よく止まってしまいます。乗りなれない人たち=自動改札を使いこなせない人たちもいるのですから、有人改札を増やした方がいいのに…と考えてしまいました。ここを通り過ぎるのに5分かかりました(本当)。JR武生駅にこんなのが貼られていました。10日(金)時点の話です。12日(日)には「明日は電車止めまっせ」になっていたでしょう。JR武生駅から少し歩いたところにある福井鉄道の越前武生駅です。JR駅とは隣接していませんが、AL PLAZAというショッピングビルの庇の下を通っておよそ250m。これは元名鉄の800形でしょうかね。岐阜市内を走っていたものだとしたら、ひぐまさんも乗ったことがあるかもしれません。福井鉄道独自車両の200形。半世紀を超える車齢を誇ります。軌道車両ではなく鉄道を走る車両として製造されており、この大きさの車両が併用起動を走る姿は福鉄名物となっております。赤十字前駅を過ぎ、通称フェニックス通りに入る。ここから終点の田原町まで路面電車となります。市役所前から福井駅前まで分岐している「ヒゲ線」から本線に入ってスイッチバックしていく200形です。市役所前駅…ってゆーか、電停に停車中の200形。これから右の路線に入って越前武生に向かいます。福井駅前駅。JRの駅からは少々離れたところにある。以前はこの背中側に商店街がありましたが、現在は工事中です。JR福井駅は工事完了。西口の駅前は工事中で、今後北陸新幹線の延伸にあわせて福鉄も駅前まで乗り入れてくる計画があるらしい。東口。左側の工事中の高架が新幹線のもので、目の前にえちぜん鉄道勝山永平寺線のの福井駅があります。ここまで来ましたので曹洞宗の総本山である永平寺に行ってきます。勝山永平寺線の終点である勝山市は化石が発掘される街だそうで、こんなんが宣伝してはりますwww。こんな車両に乗っていきます。永平寺口からはバスでおよそ15分です。永平寺。横浜の総持寺と並んで曹洞宗のツートップです。とにかくひたすら登らされますwww。てっぺんにある法堂に着くころにはヘトヘトですwww。帰りのえちぜん鉄道。基本的にワンマン運転ですが昼間の電車にはご覧のようにアテンダントさんが乗車しています。撮影許可をいただいていないのでちょいと加工させていただきました。念のために言いますが美人です(断定)。福井鉄道の最新式車両。F1000形。一編成のみの運行で今回は乗車できませんでした。FUKURAMとは福井とトラムを合わせた造語です。2014年の鉄道友の会によるローレル賞を受賞しています。えちぜん鉄道と福井鉄道が接続する田原町駅。両線は相互乗り入れするように工事中。ここで自転車を借りてしばし街中を走りました。その名も「左内公園」にある幕末の福井藩士・橋本左内の像。街中の温泉でまったりした後、帰りの電車を待っておりましたら…キター!200形の急行電車です!車内はこのようにボックスタイプのクロスシート。急行形ですから。なお急行料金は徴収されません。車高が高いためドア開放の際には2段のステップが出る。福井駅前に停車中の200形。これ乗るために福井まで来てよかったですwww。 明日あたり続き。彦根に寄って、あのネコと戦ってきました(推定)。