ミシャ・深井・金子 試合後コメント全文  

2021年11月06日

Jリーグ公式HPに掲載されています。
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★ミシャ

今日の試合はわれわれにとって難しい試合でした。清水は監督交代という非常に厳しい判断をした中で残留に向けて重要な試合であり、彼らは高い気持ちで、強いモチベーションで何がなんでも勝つために戦ってきた。難しい試合でした。そこに加えて、今季の清水はシーズン前、そしてシーズン途中にも大型補強を行い、選手の質、層ともに手ごわく、今日はそうした状況すべてがわれわれにとって難しかった。

ただし、試合に関してはわれわれが立ち上がりから支配しながら進めることができたと思います。セットプレーでのワンチャンスから先に失点をしてしまいましたが、選手たちは落ち着いて試合をコントロールしながら同点、逆転というところまで持っていけた。もちろん勝利を目指してはいたが、非常に難しい状況の中で引き分けられたことは、われわれにとっては前向きに捉えていいと私は思っている。

 残り6試合の段階で私は選手に「まずは負けない戦いをしよう」と話をしました。なぜならば今季の14敗中13敗は引き分けても良い内容の戦いができていた。そうした試合の中で勝点1を取ることができれば順位はもう少し上にいただろう。われわれのJ1残留が決まった中でさらに成長をして来季、上を目指すのであれば、そうした戦いができるようになっていかなければいけない。

 福岡戦、湘南戦、清水戦と3試合を引き分けていますが、まずはそこの目標は達成できている。残留が決まると目的意識を持つことが難しい状況というのがよく生まれますが、われわれは残りの3試合も勝利を目指しながら、負けない戦いというものを続けていこうと思っています。それができれば札幌は来年さらに成長できると思っています。


リンク先です。

https://www.jleague.jp/match/j1/2021/110606/live/#coach


★深井

自分の得点のところは、普段の練習から福森(晃斗)選手に「僕目がけて狙ってくれ」というのを伝えていて、本当に良いボールが来た。うまく合わせることができた。ただ、自分が得点できたのは良かったが、勝ち切るというところにもっともっとどん欲にならなければいけないと感じている。

 得点できる場面はもっとあったし、失点を防げる場面もあった。もっとこだわってやっていかなければいけない。チームとして勝っているとき、負けているときの試合運びももっと考えなければいけない。自分たちは攻撃的なスタイルなので、攻撃しているときのリスク管理をもっと考えて勝点につなげていかなければいけない。


★金子

同点ゴールのところは福森(晃斗)選手と目が合って、普通の選手ならば出せない確度ではあったが、福森選手ならば出してくると思っていた。前節はコントロールのところでミスがあったのですが、今日は自分の置きたいところにボールを置くことができて、そこから冷静にゴールに流し込むことができて良かったと思う。

ただし、失点してすぐに追いつくことは大事ですが、失点はセットプレーから簡単にやられてしまっていて、そこはいつもある僕らの課題だと思っている。また、残り時間が少なくなって2-1のスコアで勝っている中で選手交代をしてからは、どういうフォーメーションで、誰が誰にマークをつくのかがうまく伝わってなくて、そこでフリーの選手にやられてしまったことは反省しなければいけない。強いチームであればそういったことは絶対にないと思うので、そこは二度と繰り返してはいけない失敗だと思う。 


リンク先です。

https://www.jleague.jp/match/j1/2021/110606/live/#player


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