中東遠征予想

2006年08月30日

オシム監督がこれから代表を決めるとあっては、ぜひとも予想はしておかないと。
過去2戦で両方招集された選手はだいたい呼ばれるとみて間違いないでしょう。該当するのは下記の16人。

GK 川口、山岸
DF サントス、坪井、トゥーリオ、駒野
MF 中村直、鈴木啓、山瀬、田中隼、小林大、長谷部
FW 我那覇、佐藤寿、田中達、坂田

ここから外れるとすれば坂田くらいか。他は外す理由が見つかりません。

更に、イエメン戦で招集された千葉・ガンバ組も確定か(佐藤勇人はケガで無理っぽい)。該当者は5人。

DF 加地
MF 羽生、遠藤、阿部、(佐藤勇)
FW 巻

これでだいたい20人。後はポジションのバランスを考えて・・・

Gk 西川
DF 山口、栗原
MF 山岸、二川?、石川?
FW 高松、播戸?、新居w?

まあ、ちょっと願望入ってますが。連戦になるので、似たタイプの選手でも多めに呼んでおくのがベター。協会も26人位って言ってるし。また、前にも書いた通り、サウジアラビアはかなりの強敵。アウェーで勝ち点1なら上出来でしょう。

オシム語録が話題になっていますので、私もちょっと猿真似を。
寿司に例えると、ジーコはトロの切り身をいきなり出してきて「さあ、食え。」といった感じ。ちょっとは調理しろよw
オシムはちゃんとシャリやワサビ(水を運ぶ選手ってやつですね)を用意し、完璧な握りをご馳走してくれるでしょう。(まだ、味には期待してませんが)
協会は醤油ですね。頼むから、添加物とかを使わない良質の醤油を仕入れて下さい。お願いしますよ・・・


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23:12

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大分vs浦和

2006年08月30日

大分の完勝、の一言でした。シャムスカマジックおそるべし。

最近好調の大分には浦和対策を徹底的にやってきた様子が見られ、序盤から運動量とパス回しで浦和を圧倒します。
前半9分のゴールはカウンターからトゥーリオが松橋に縦パスを通し、松橋が鋭い突破からクロス、最後は混戦を高松が押し込みました。さらにその後も中盤のパスカットから主に(アレックスが穴の)右サイドをえぐって攻めまくります。後半にも鮮やかなワンツーで中央を突破して高橋の見事なシュートで2点目を奪い、勝利に近づきます。浦和も”化け物”ワシントンのパワーで1点は返したものの、大分GK西川の好セーブもあって2-1で終了しました。
試合内容は大分の狙い通りの理想的な展開で、素晴らしいゲームを見せてもらいました。浦和の何が悪かったとかではなく、ここは大分のサッカーを讃えるべきでしょう。大分は開幕当初こそ、山崎とラファエルの2トップが機能せずに苦しみましたが、エース高松の復帰と松橋の成長で波に乗りましたね。それにしても、なぜこんなにいい選手を育成し、素晴らしい補強(一番の収穫はシャムスカ監督w)ができるのでしょうか?コンサにもこそっと教えておくれ~

以下、今日の感想
・大分2-1浦和 岡野キレキレ!!!w
・千葉1-2川崎 今季の千葉はディフェンスが安定しませんね。息子の手腕に期待。
・鹿島2-1名古屋 家本祭りキターーー! 小笠原の穴は野沢でやるみたいですね。
・大宮2-2福岡 小林慶も目覚めたか?
・F東京2-3C大阪 西澤先生いいね。東京は4バックにしたからってすぐに良くなるわけじゃないし、今季は辛抱ですね。
・横浜M3-0甲府 オウンゴールすげーw 甲府には頑張ってほしいなぁ。
・清水1-0京都 チョ・ジェジン株連騰です。京都はストップ安。クビかな・・・
・G大阪3-0新潟 なんで新潟は野澤外してヘタクソ使うの?
・広島2-1磐田 広島はこうやって一発食らわせるしかないですね。後は下田神に祈るのみ。


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22:34

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今日のJ

2006年08月27日

コンサが勝ったら盛大に書こうかと思いましたが、アレモンにしてやられました。カズゥ頼むよ~
FCはチェ・ソンヨンやタッキー滝澤も入って、更にパワーアップしていますね。去年の今頃はJ1目指すって言われても誰も信じてませんでしたが、やるもんだ~と素直に感心しています。
BSでは新潟vs大分を放送。ぐだぐだの試合だったので、その他の試合の感想も合わせてメモ書き程度。

・松橋(大分)ついに開花か!今日のMan of the Match
・高松(大分)は相変わらずいい。代表でも巻の控えでいいんじゃないの?
・新潟のキーパー下手すぎ。もっと飛び出せ。声を出せ。
・清水強い!若いタレントを去年から登用した結果が見事に出ている。チョ・ジェジンはW杯でも活躍した通り、世界レベルの選手だと思う。
・大久保(セ大阪)、お前は何しに帰ってきた?
・J2はちょっと差が開いてしまいました。まだ一波乱はありそうですが、ほぼ決まりかな。


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00:23

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鹿島vs浦和

2006年08月19日

首位の浦和となかなか波に乗れない鹿島の対戦。
序盤は攻勢に出る浦和を鹿島がうまくいなして、互角の展開となりました。浦和の攻めがあまり切れていないので、今日はダメな方のレッズかなー、と思いながら見ていました。そして前半40分に小笠原のCKからニアでどんぴしゃで合わせたアレックスミネイロがゴール!実にきれいなゴールでした。さらに後半24分には柳沢がアレックスミネイロとのワンツーから上手いループを決めて2-0。後は流せばそのまま鹿島勝利のはずでしたが・・・
2点目の直後にワシントンのクロスから小野がオーバーヘッド。惜しくもバーをこえましたが、こやつが切れてくるとやはり浦和の攻めは迫力が出てきます。さらにその直後に右サイドの田中のクロスをワシントンが折り返し、詰めてた小野がボレーで1点を返します。3人の連携がぴたりと決まった見事なゴールでしたが、ワシントンをマークしていた内田がもう少し競っていれば防げた失点かもしれません。いくらワシントンが化け物とはいえ、内田もさらなるレベルアップにはDFとして最低限の仕事をしないといけませんね。
浦和は田中、平川に代えて相馬、永井を投入。鹿島は浦和のサイド攻撃を前半は数的優位を作ってうまく対処していましたが、この時間にキレキレの二人が入り、1対1を仕掛けられるとやはり厳しかったようです。パワープレイを仕掛ける浦和は、終了間際にワシントンが押し込んでついに同点に追いつきます。しかし、これはオフサイドだったでしょう。まあ、Jの審判に多くは望みませんが・・・浦和は貴重な勝ち点1を手に入れました。
鹿島は2点のリードを守りきれずに引き分け。かつての強い鹿島なら問題なく逃げ切れていたはずですが、ちょっと不本意な結果になってしまいました。同点に追いつかれる少し前には、左サイドを突破した本山が無駄に仕掛けてボールを奪われていました。この時間帯に本山ともあろう選手がなぜキープという選択を出来なかったのか、不思議でなりません。
個人的には、鹿島の出来にも、審判の判定にも、NHKの実況にも不満なゲームでした。

そうそう、我らがコンサは1-1から曽田が退場するも、石井、上里のゴールで3-1勝利!!ダイジェストを見るのが楽しみです。・・・しかし、なんで上位だけには強いかなー?


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21:02

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日本代表vsイエメン戦

2006年08月16日

オシム監督の初公式戦となったこの試合、ある程度オシム監督の理想と現実が見えた試合だと思います。
理想とするシステムは4-3-3(オシム氏はこの呼び方をしないと思いますが)で、センターバックとボランチ(坪井、トゥーリオ、鈴木)が基本的な守備ユニットを形成し、ポストプレーができる1トップ(巻)を中心にサイドや2列目が活発に動き回るというスタイル。前半はこの布陣で臨みましたが、最初の15分は良かったもののいまいち人もボールも動かせませんでした。
そこで後半は駒野に変えて羽生を投入し、システムも阿部をDFに下げた3-5-2に変更します。これで各選手も普段クラブでやっているポジションにつくことになり、サイドからの攻撃がスムーズになりました。(加えて、イエメンが日本の変更にすぐ対応できず、サイドに張っているサントス、加地をフリーにしていたこともありますが。)ただ、クロスの質が悪い上、前線の運動量も少なかったので、決定的なチャンスはあまり作り出せていませんでした。
先制点は羽生が中央を強引に突破して得たCKから、サントスのキックを阿部がニアで合わせたもの。これは完璧なゴールでした。その後もまたサントスのFKから相手GKが弾いた所を佐藤寿人が決めて2-0で勝利。まずは一安心といった所でしょう。

次戦はアウェーでサウジアラビアと。サウジはGKアルデアイエ、FWアルジャバーといった90年代を代表するベテランが(多分)代表引退しましたが、W杯で正GKを務めたザイード、DFに2005年のアジア最優秀選手となったアルモンタシャリがいて、世代交代は進んでいると言えるでしょう。はっきり言って、かなり手強い相手です。個人的には司令塔のテミヤートとクラブ選手権でも活躍した「怪人」ヌールに注目です。
国際経験の少ない日本代表にとっては貴重な経験となるでしょう。また、その状況で彼らがどの程度やれるのか、見てみたいです。


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23:33

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「ゆめまぼろし百番」書評(bk1)

2006年08月15日

遙か昔、江戸時代に伊藤宗看、看寿という名人が現れた。彼らは、それぞれ「将棋無双」「将棋図巧」という傑作詰将棋作品集を後世に残し、単なる将棋の練習問題に過ぎなかった「詰め物」を「詰将棋」という芸術の域にまで高めた。
時は流れて昭和、後に詰将棋黄金時代とまで呼ばれるこの時期に、さらに詰将棋の次元を高める作品を次々と発表したのが、山田修司と駒場和男(著者)である。山田氏は1998年に「夢の華」という作品集を発表し、その名作達を一冊にまとめた(氏は今も現役で創作を続けている)。駒場氏も間もなく作品集を発表される予定だったはずなのだが、いつになっても完成したという話が聞こえてこない。未完成に終わるのかと、誰もが諦めていた頃にようやく発売されたのが本書である。本書は前掲「夢の華」と共に新しい「無双」「図巧」として記憶され、詰将棋史にとって記念碑となる作品集であろう。
本書には煙詰の名作「朝霧」「夕霧」「父帰る」等から、「六冠馬」「六法七変化」といった奇跡的な記録作、さらには著者の代名詞でもある超難解作まで、まさに珠玉の百題が収められている。将棋のルールがわかる方であれば、ぜひ一読をお薦めしたい。
尚、本書の素晴らしさを理解するのに将棋の強弱は関係ない。自力で解かなくても、将棋盤に駒を並べ、一編の映画を鑑賞するように手順を再現すれば十分である。必ずや鮮やかな煙詰に感動し、信じられない趣向や手筋に嘆息し、作者の深遠なる読みの上に成り立つ紙一重の手順に驚愕される事であろう。
著者自身の解説により、近代将棋誌に著者が連載していたエッセイ「詰将棋トライアスロン」の名文を再読できるのも嬉しい限りである。


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22:28

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(引用)憂うつには結婚が効果的=米研究

2006年08月15日

2006年 8月14日 (月) 20:29
  
(ロイター) 
 
 [ニューヨーク 13日 ロイター] 結婚が精神衛生を促進させ、特に憂うつな気持ちの人には結婚がより効果的であることが、米国の研究で明らかになった。
 研究を行ったのは、オハイオ州立大学のクリスティ・ウィリアムズ助教授(社会学)と同大学で社会学を専攻する大学院生のエイドリアン・フレッチさん。
 研究では、不眠や常に悲しんでいる人など、憂うつな気持ちに陥りがちな3066人を対象に、結婚前と結婚後で調査を行った結果、結婚後にこうした症状が大きく軽減されていることがわかった。
 結婚が憂うつな人には特に効果があるとわかり、フレッチさんは「予想と反する結果となった」と驚く。ウィリアムズ助教授は「憂うつな人は、特に、結婚によってもたらされる親密な関係や社会的支援への必要性が強いのかもしれない」と分析している。


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18:52

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日本代表vsイエメン戦プレビュー

2006年08月15日

センターバックが2人しか選ばれないという、なかなか今回もやってくれますなという感じのオシムジャパンですが、簡単に予想フォーメーションなどを。

GK 川口
DF ハユマ 田中 坪井 駒野
MF 大悟 長谷部 阿部
FW 田中 巻 アレックス

基本的にはトリニダード・トバゴ戦と同様のコンセプトで戦うと思いますが、守備陣は変えようがないので、こんなもんでしょうか。
逆に攻撃陣はオプションが色々増えましたね。大悟の代わりに鈴木かも。後は、流れを変えられる羽生、佐藤兄弟の使いどころと、新代表における遠藤のポジションが興味深いです。


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00:14

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将棋世界9月号レビュー

2006年08月14日

最近、付録の詰将棋集につられて衝動買いするパターンが続いていますが、肝心の内容もなかなか(いい意味で)濃いです。
まあ、今回は詰将棋中心に書きます。(若干ネタバレ気味です)

まずは付録の勝浦先生作品集。全局盤面七色図式!というのは私なんぞには発想もできない驚愕(きょうがく)の構想ですね。しかも内容も好手筋でまとまっていて、失礼ながらこれほどの作家とは思っておりませんでした。なかなかサクサク解けましたが、38番だけミスりました><
巻頭詰将棋の内藤先生作は対して期待していなかったのですが、これがなかなかの作。ただ、収束の合駒のキズ?が残念ですが、それがなければ完璧でした。
一方、サロンは特段目を引く作品はありませんでした。粒ぞろいではありますが、評価しづらいです。ということで、ちょっと甘め。

1番 B 易しいが、主眼がはっきりしていて解後感のいい一局。
2番 B まあまあ。この簡素な形に価値がある。
3番 B まとめ方は上手い。だが、作者にしては手抜きと言われても仕方ないだろう。
4番 A とりあえずAにしましたが・・・解答者より作家受けしそうな作。
5番 A 一見ごちゃごちゃしていますが、収束形が見えているのでまあなんとか。
6番 A 2手目の変化が読まされる。それだけといえば、それだけの作。
7番 C 3番と同じく、こんな軽い作は作者のイメージではない。ただ、合駒限定はさすが。
8番 A 上手い構想。収束もちゃんと決まっている。4番と似た感じ。


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23:37

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日本代表vsトリニダード・トバゴ代表

2006年08月10日

記念すべきオシムジャパンの初戦ということで、とりあえずあまり期待せずに見ました。
が、こんなに楽しめた代表戦はいつ以来だったでしょうか?コンフェデのギリシャ戦?それとも4年ぶりか?
内容は、練習3日しただけの割には、みんなよく頑張ってワンタッチパスやフリーランニングをしていました。その辺のプレーの選択は、明らかにオシム効果wでしょう。1点目のフリーキックにつながったのはトゥーリオのオーバーラップだったし、2点目はこれ以上ない形の「2列目からの走り込み」でした。サントスの2得点はいずれも素晴らしいシュートでしたが、それ以外はあまり目立たなかった感じがしました。(みんな似た格好してるから、誰が誰だかわからん・・・)それにしても、あの得点能力をもった選手をサイドバックで使い続けたのはどこのどいつでしょうか?w
2点取ってからは運動量も落ちて少し流す感じになりましたが、やりたい方向がはっきり見えたので初戦としては上出来でしょう。これにさらに色々な選手が加わるのが楽しみです。スポナビに書いてありましたが、オシムが代表で走るサッカーをする事で意図的にJのクラブに対してメッセージを送っているのだとしたら、この人はなんという人なのでしょうか。オシム監督にはクラマー氏と並ぶ、日本サッカーの歴史に残る指導者として記憶される予感がします。ジーコの「失われた4年」を取り戻し、輝かしい4年間が生まれることを期待します。


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22:49

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U-21 中国戦

2006年08月09日

オリンピックを目指すU-21代表の初戦は中国戦。中国は北京に向けてオリンピック代表を相当強化しているという事ですし、日本は集合して日が浅いこともあり、かなりの苦戦を予想していました。
前半は予想通り中国のペース。しかし、日本もそれほどフィジカルで負けることなく、しっかり守ります。サイドの守備は一回伊野波が軽いマークを振り切られての決定的なピンチがありましたが、それ以外はほぼ完璧。中国はなかなか日本守備陣を突破できていませんでしたが、それでもミドルシュートで打開を狙ってきました。ミドルの精度はなかなかのもので、もう少し体を寄せていかないと後半は厳しいかな、という感じでした。日本の攻撃は敵陣でボールを奪ってからの速い攻めで、2回ほどチャンスを作っていました。しかし、人数不足は否めず、特に11番の本田が守備に追われてほとんど攻撃出来なかった点が問題かな、という感じでした。
後半に入り反町監督の指示があったのか、日本は攻撃に人数をかけて、積極的に攻め始めます。そして、すぐに右サイドをえぐった枝村のクロスから逆サイドの11本田がどんぴしゃのヘッドで日本が先制。本人によるとヘッドでの得点はあまりないそうですが、さすがの鋭い得点感覚を感じました。前半は押していながらリードを許した中国は攻撃的な選手を次々に投入。すぐに交代した23番が右からのクロスをフリーで合わせる決定的なチャンスを作り出します。マークすべき中村がまったく付いていなかったのがちょっと・・・と思っていたら、すぐにまた23番がフリーでボールを受けて豪快なシュートを決めて同点!かと思ったらオフサイドかなにかでこれは認められませんでした。その後すぐに増田がPA右サイドでボールを受けるビックチャンス。相手のチェックが遅れた為、落ち着いて豪快なシュートをニア上に決めました。これで2-0。以下は無難に守りきってこのまま日本が勝利しました。
全体を振り返ると、簡単な相手ではなかっただけに初戦にしては上出来だったといえるでしょう。特に西川、伊野波を中心にした守備は素晴らしかったです。攻撃にはやや不満が残りますが、このメンバーなら仕方がない面もあるでしょう。平山や森本、山本など、まだタレントは多くいるので、今後はうまく彼らのとの融合を図ってほしいです。


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20:14

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将棋は魅力的なコンテンツとなれるか?

2006年08月07日

将棋世界今月号から、「元奨」の連載が始まった。初回は17才三段で奨励会を自ら去った立石氏。
当時、将棋界に走った衝撃はものすごかったと思う。有望な若手がその世界から去るということは、将棋界自体の価値に関わる問題だからだ。あれから14年もの月日がたち、その後彼がどうなったのか気にしていた人も多かったと思う。私にとってもようやく書いてくれたかという気持ちだ。
個人の価値観はそれぞれ違うので、将棋の道を選んでも、医者の道を選んでも、第三者にはその決断を受け入れることしか出来ない。ただ、なぜその人がその道を選んだのかという判断基準は大いに耳を傾けるべきである。彼にとっては、将棋の道を究めることよりも、医者となって人の命を救いたいということの方が重要だということだ。
私も以前憧れという意味で将棋のプロを目指していた時期もあった。しかし、高校の頃からだろうか?自分の才能がわかったからかもしれないが、どうも棋士になりたいと思う気持ちがなくなっていった。それはまさに立石氏が感じていたこと(ただ将棋を指してて、世の中の役にたつのか?)と同じ思いが強くなってきたからだ。
現在、私は会社勤めをしているが、少しは世の中の役に立っていると思うし、棋士とどちらか選べるとしても今の仕事を選ぶと思う。そのくらいは自分の職業に誇りを持っている。
果たして今の少年たちにとって、棋士はなりたい魅力的な職業になっているだろうか?職業に対する憧れというのは、そのままその職業が社会に対して持っている価値を意味する(はずだ)。立石氏が去って14年の間に棋士たちは将棋を魅力的な世界に変えようと努力してきたのだろうか?私個人の見解は後ほど記そうと思う。


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21:57

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将世8月号 サロンレビュー

2006年08月01日

1番 C 王手をかければ詰む。作為もあまり面白くない。
2番 C これも同上。
3番 B 簡単だが、この統一された手順を作るのは大変だったはず。
4番 B ベテランが適当にこねくり回した割には、まあまあの出来。
5番 B 今月の優秀作だが、狙いが見え見え。手順は良くまとまっている。
6番 A 結構悩んだ。この作者にしては出色の出来。
7番 A 形のいい実戦形。色々読まされる。
8番 B 合駒を考えるだけ。新味なし。 


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20:36

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