2008年06月30日
試合スタッツはこちら。 後半開始。ドイツはラーム→ヤンセン。えー、そこは違うだろ。4-4-2にしてポルディを前線に上げるべきでは?ラームの攻撃力は捨てがたい。 55分、スペインは再びシャビからトーレスにスルーパス。これはギリギリでレーマンが間に合った。後半開始からもチャンスを作り続けるスペイン。 58分、ドイツはヒッツスベルガー→クラニイ。ボランチを削ってFWを投入。4-4-2菱形でバラックがトップ下。 63分、セスク→シャビ・アロンソ。本当はアルベルダあたりを入れたいんだけど。。 66分、スペインはシルバ→カソルラ。シルバは良いチャンスを何度も作った。 68分、スペイン右サイドからのFK、フリーで抜け出したラモスのヘディングはレーマンがファインセーブ!その直後のCK、ショートコーナーからイニエスタのシュートはDFに当たって何とかクリア。ドイツの守備が遅れだした。集中力が切れてきたか? 78分、スペインはトーレス→グイサ。ドイツはクローゼ→マリオ・ゴメス。両チーム交代枠を使い切った。 82分、セナが持ち上がって右のカソルラへ。クロスはファーのグイサが折り返し、セナはわずかに届かず。試合を決める大きなチャンスだった。 グイサはキープできるしサイドのスペースにも流れるし、ポゼッションには最適なFWですな。 スペインはベタ引きの4-4-1-1だが、ドイツは放り込みくらいしか攻め手がない。ここから巻き返す余力は残っていないか・・・ 有名な太鼓を持ったマノーロおじさんが映る。今までで一番幸せだろうねぇ。 90分、放り込みに対しスペインDFが処理を誤ってチャンスになるが、ゴメスがカプデビラを押してしまってFKに。ロスタイムは3分。 試合終了!スペインが44年ぶりのユーロ制覇! スペインにとっては完璧な試合。ドイツはちょっと地力を出せませんでした。
2008年06月30日
両チームスタッツはこちら。 怪我が心配されたバラックは出場。 ドイツの左サイドのラーム&ポドルスキは強力なので、スペインとしては逆に苦手な守備をさせて押し込みたい。 前半3分、ラモスの不用意なバックパスをカットしてクローゼが抜け出すが、プジョルが何とか戻った。 前半22分、スペインが右サイドラモスのセンタリングからトーレスのヘディングはポスト!跳ね返りを詰められず、カプデビラのシュートは枠を外れる。 開始からバックスタンド側での差し手争いが続く。 前半33分、スペインゴール!トーレスがシャビのスルーパスから抜け出してゴールに流し込む。マークに付いていたラームはGKの飛び出しを気にしてか、あっさりトーレスに抜かれてしまう。やっぱり守備は下手! 前半終了。差し手争い自体は互角(どちらも攻撃側優勢)だったが、全体的にボールを支配できるスペインの方が攻撃回数は多く、その分だけラモスはラームより楽だった。 守備の欠陥が出てしまったドイツは、単純に左サイドを使う攻撃は警戒されているので、シュバインシュタイガーやボランチが飛び出していく攻撃が必要と思われる。低い支配率の中で、バラックはあまりボールに絡めず。怪我の影響はどれだけだろうか? スペインにとってはしっかり引いてカウンターで仕留める絶好のシチュエーション。ロシア戦でも見せたように、あの切れ味はやばい。
2008年06月28日
前のエントリーで紹介したFIFAのグループAレビューを和訳してみました。かなり適当な意訳なので、ニュアンスだけ感じ取って下さいな。
"Asian Cup foes meet again"アジア杯のライバルが再戦 グループAはオーストラリアと日本が上位2位を占めるのが妥当だろう。しかし、バーレーンは3次予選で日本を倒しているので、2強に割り込むかもしれない。ウズベキスタンもホームでサウジアラビアを3-0で下しており、ライバルにとっては脅威である。 "The favourites"-本命 日本は98年フランス大会から出場し続けている。中村俊輔は東アジアの代表的選手にまで成長している。 オーストラリアは07年のアジア杯では良い印象を与えられなかったが、3次予選はきっちり突破してきた。欧州での経験がある選手たちが脅威となる。 "The outsiders"-対抗 ウズベキスタンはシャツキフ・ジェパロフ・カパゼのトリオによる攻撃が3次予選で鮮烈な印象を与えた。3次予選では(5連勝で)突破を決めた後にサウジに敗れただけである。 カタールは3次予選の最終日にアジアチャンピオンのイラクを倒して進出を決めた。3次予選で最もタフなグループを突破した彼らの成績は世界に驚きを与え、もはやどのチームも彼らを甘く見る事はないだろう。 "The players to watch"-注目選手 ケーヒル、エマートン、キューウェル(オーストラリア) 中村俊輔、遠藤保仁(日本) アラー・フバイル(バーレーン) シャツキフ、ジェパロフ(ウズベキスタン) セバスティアン・キンタナ(カタール) "The crunch match"-注目の試合 オーストラリア-日本。両国はクラブや代表レベルで近年ライバル関係となってきた。日本はアジア杯の準々決勝でPK勝ちし、ドイツW杯の敗戦のリベンジをした。オーストラリアがアジア地区に加入した事で、対戦する機会が増えている。 "A look back"-プレーバック 6/22、日本1-0バーレーン。日本は最初の対戦では敗れていたバーレーンを下し、リベンジに成功した。ロスタイムに奇跡的な決勝点が入り、グループの1位通過が決まった。 「岡田武史のチーム」と「2006年W杯出場にあと一歩だったチーム」の戦いはグループAで最も面白い組合せの一つである。 "The stat"-記録 ウズベキスタンは3次予選で最多の15ゴールを挙げている。反対にカタールはたったの5ゴールで勝ち抜いた。 "Did you know?"-知ってますか? オーストラリアとウズベキスタンの対戦は、フル代表では初めての顔合わせとなる。 "The question"-質問 バーレーンは06年のプレーオフでトリニダード・トバゴに敗れた時のトラウマを取り去る事ができるか? (ちなみに、アジアプレーオフではウズベキスタンと対戦しています。吉田主審がPKやり直しで誤審をやってしまった、あの試合。)
2008年06月27日
まずは3次予選の結果はこちら。 でもって、今日行われた抽選の結果、日本はグループAにはいり、オーストラリア・バーレーン・ウズベキスタン・カタールと同組になりました。 私の率直な感想を言えば「死の組キター!」って感じですw 今回の抽選の手順では、まず日本はサウジとの抽選の結果第2ポッド(シード)に入りました。これでイランとは別グループになることが決定。 で、他のポッドの組合せを見ると、↓こんな感じです。 オーストラリア>韓国 バーレーン ≦サウジアラビア ウズベキスタン>北朝鮮 カタール ≫UAE 左がグループAに入った方。太字が強い(と私が思う)方です。去年のアジア杯などもご参照頂ければ幸いでございます。 まず、主力が健在なオーストラリアに対し、近年の韓国代表はさっぱり結果が出ていないのでオーストラリアが優位。 バーレーンとサウジでは、さすがに戦力的にはサウジが優位ですが、3次予選のトラウマが残る日本にとってはバーレーンも十分嫌な相手です。 北朝鮮は3次予選で無失点と好調の様ですが、前回のアジアカップを見るにウズベキスタンの実力は相当のものです。 カタールとUAEの差は言わずもがな。 ということで、日本はかなり嫌なくじを引いてしまいましたね。少し気を抜いても大丈夫な相手、いわゆる安牌が一つもないのは、心理的にもかなりのプレッシャーになりそうです。さすがに日本とオーストラリアが枠抜けの本命ですが、逆に最下位も有り得るぞ~、なんちゃって。 個人的には3次予選で死の組を抜けたオーストラリアとカタールが脅威に感じますね。 逆にグループBは韓国・イラン・サウジの三つ巴で、枠は2.5あるのでだいぶ気楽でしょう。 これを受けて、FIFAのページではこんな記事(英文)が出ていました。日本語訳は、、、しばしお待ちを(汗)
2008年06月23日
「TBSの呪い」のせいで、地上波中継だけは相変わらずダルい試合が続きます。これを平日の早朝に見なければいけないというのは、何ともつらいですねw とりあえず起きたけど最後まで持たなかった人も多いのではないでしょうか。 イタリア GK:ブッフォン DF:ザンブロッタ パヌッチ キエッリーニ グロッソ MF:アクィラーニ デ・ロッシ アンブロジーニ ペッロッタ FW:トニ カッサーノ スペイン FW:ビジャ トーレス MF:イニエスタ セナ シャビ シルバ DF:カプデビラ マルチェナ プジョル ラモス GK:カシージャス イタリアの分析 【攻撃】長所:トニの高さ、両サイドバックからの鋭いクロス 短所:キッカー不在(ピルロの出場停止)、人数をかけない 【守備】長所:高さ、集中力、GK、チーム全体の意識 短所:前線からのプレスの放棄 スペインの分析 【攻撃】長所:中盤のパスワーク、両サイドバックの攻め上がり 短所:前線の高さ、ポストプレー 【守備】長所:GK、セナの危機察知能力 短所:高さ、両サイドバックの裏、前掛かりなチーム意識 という感じです。分析風にしてみましたが、如何でしょうか。 試合全体の流れとしては、まず守備を固めるイタリアにスペインがパスワークで攻めるも、シュートまではなかなか行けず。中の高さはイタリアDFが勝っているので、単純にクロスという訳にもいきません。 反対にイタリアはカウンターからトニの高さを生かしてどんどんアーリークロスを上げる狙い。一見してイタリアの長所とスペインの短所がもろにぶつかる展開なのですが、肝心のトニが不調だったのがスペインには幸いしました。 守備はお互いにリトリートするので中盤のプレスはさほどきつくなく、まったりとした試合になりました。後半になると両チームとも選手交代のカードを切ってきますが、ゴールは生まれずにPK戦へ。ドナドーニはトニと心中するつもりだったのでしょうが、せっかく連れてきたボリエッロを見たかったような。。。 PK戦は「聖イケル」ことカシージャスの勝ち。この人の集中力や反応は凄いです。試合中もファインセーブを何本か見せていましたが、まさに神懸かっていますね。
イタリアはピルロとガットゥーゾが出場停止のため中盤の構成が大きく変わっていましたが、それはそれでまとまったチームになっていました。 この試合の先発メンバーはこれ↓。 FW:カッサーノ トニ MF:ペッロッタ アンブロジーニ デ・ロッシ アクィラーニ DF:グロッソ キエッリーニ パヌッチ ザンブロッタ GK:ブッフォン 大会初戦のメンバーはこれ↓。 FW:トニ MF:ディ・ナターレ アンブロジーニ カモラネージ ピルロ ガットゥーゾ DF:ザンブロッタ マテラッツィ バルザリ パヌッチ GK:ブッフォン そして、ドイツW杯決勝のメンバーはこれ↓。 FW:トニ MF:ペッロッタ トッティ カモラネージ ピルロ ガットゥーゾ DF:グロッソ マテラッツィ カンナバーロ ザンブロッタ GK:ブッフォン 3つのチームを並べてみると興味深いのですが、ドイツW杯決勝から2年経った今大会初戦のチームは、なんと7人が同じメンバーです(赤+青)。それに対してスペイン戦のメンバーはわずか2週間後にも関わらず6人が入れ替わっています。ちなみに、この3試合を通じて先発しているのは、トニ・ザンブロッタ・ブッフォンの3人。 果たして2010年のピッチに立っているのはこの中の誰なんでしょうか。負傷や出場停止などで意図した訳ではないのですが、この日のメンバーが初戦よりもよっぽど「南ア向き」になっているのは、頼もしい事項のように思えます。(それにしてもパヌッチはいつまで・・・)
2008年06月20日
・不当減額:ニトリ、3億円 道内の下請けなど71社に--公取委是正勧告 家具販売大手「ニトリ」(本店・札幌市)が下請けの製造業者に支払う代金を不当に減額していたとして、公正取引委員会は17日、下請法違反(下請け代金の減額禁止)で再発防止を求める勧告を出した。減額の総額は約3億3000万円に上る。公取委が同法違反の勧告内容公表を始めた04年以降では、2番目に多額という。ニトリは全額を返還した。 公取委によると、ニトリは06年5月~07年8月、家具製造を委託した71社に対し、コストダウンを目的に「協定販売促進費」と称して代金を減額。代金が一定額を超えたり、前年比の一定割合を超えた場合、代金に一定の率を掛けた額を減額していた。 これは、ひどい。悪質です。はっきり言って、ただの下請けいじめでしかない。 コンサドーレのスポンサーだからこそ敢えて苦言を呈しますが、ニトリには公正な手段で儲けて、きれいなお金で堂々と支援をして頂きたい。 別件ですが、白い恋人も値上げするんですってね。こういった形での単純値上げをした企業は散々な売れ行きになっているというのが某ソースからの情報ですが、大丈夫かな? ・水本がG大阪を退団 Jリーグ1部(J1)G大阪は19日、北京五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表で主将を務めるDF水本裕貴(22)が退団すると発表した。水本は出場機会を求めて移籍を希望、本人交渉を含めたクラブ間の交渉をしている。 これは水本やっちまったな、と。移籍先は京都が有力なようですが、中澤総太にポジション取られる選手が他のクラブ行ってもレギュラーになれるのか?と。京都は増嶋もだいぶフィットしてきましたし、手島・角田・シジクレイは鉄板ですし。。 なお、本件についての詳細な解説が↓にありますので、ご参考頂ければと。 「水本の移籍を色々な方向から考えてみた」byガンバ大阪症候群さん ・カタール、W杯予選の勝ち点はく奪か…エメルソンの国籍問題で アジア3次予選1組3位につけるカタールに勝ち点はく奪の可能性が15日、浮上した。同国籍を取得した元浦和レッズFWエメルソン(29)が代表入り条件を満たしていない可能性があるため。 カタール関係者によると、イラク協会はエメルソンがブラジルで世代別の代表歴があることや、カタールでの居住年数の短さなどを指摘。国際連盟(FIFA)に裁定を委ねたという。 カタールは1組でイラクと勝ち点7で並び、22日の最終戦は敵地のドバイでイラクと直接対決、勝てば最終予選進出が決まるはずだった。関係者によると、すでにエメルソンはカタール代表を外されることが有力で、最悪の場合、エメルソンが出場した3月26日のカタール-イラク戦(カタールの2-0勝利)の勝ち点をはく奪される可能性がある。そうなれば、カタールは自動的に予選敗退が決まる模様だ。 これまたパンチ力のあるニュースですねぇ。。まあでも、良く読むとイラク協会側からの申し立てがあったようなので、FIFAが問題とするかどうかはこれからの裁定を待つしかないようです。 ただ、すでにエメはカタール代表からは外れる見通しらしいので、カタール側も後ろめたい事を自覚している雰囲気があるような。。。
2008年06月15日
各グループリーグの2戦目を終えての順位表はこちら。 グループAはポルトガルが2連勝でグループ1位通過を決めました。高い前評判通りの戦いで、2戦で5得点1失点の数字が示している通り攻守にバランスの良いサッカーが出来ています。デコはさすがだなあ、という感じのプレーぶり。 2位争いは第3戦でチェコとトルコの直接対決があります。引き分けだとどうするんでしょうかね?くじ引き? 私が推していたスイスは2連敗で敗退が決まってしまいました。初戦のチェコ戦でエースのフライが負傷退場してしまったのが痛かったかな。。 グループBは2戦目でドイツを下したクロアチアが1位通過決定。ドイツも次のオーストリア戦で引き分け以上で2位通過なので、ほぼ確定か。 クロアチア-ドイツ戦はクロアチアの完勝だったようで、ここにきてクロアチア株急上昇だそうですね。反対にドイツは評価を下げて、下でも書きますが当たりも厳しくなってしまいました。左サイドのポドルスキはやりすぎなような気がするので、普通にFWにしてあげた方がいいと思うのですが。。 グループCはTBSがエコヒイキして中継を取った報いかどうかわかりませんが、なんとも低調なゲームが続きます。それが唯一地上波で見られるというのは皮肉な物です。。 イタリア・フランスを下したオランダが首位通過。最終戦でフランス-イタリア戦がありますが、勝ち点2のルーマニアが自力なため、微妙な立場の両チームです。 各チームの状態は、フランスは攻撃の人材不足、イタリアはおそらくチーム構築に失敗しており、ルーマニアは守って速攻を狙うもムトゥ頼みには限界があり、逆に守備ではムトゥの左サイドが穴になっています。 オランダは今大会4-2-3-1を使っていますが、これはトップ下のファンデルファールト用の布陣と見て良いでしょう。フランス戦のように、ベンチに切り札としてロッベンとファンペルシが控えているのも頼もしいです。 グループDはスペインが2連勝で1位通過。ロシア戦はビジャがハットトリックで完勝。スウェーデン戦はトーレスのファインゴールと終了間際のビジャのゴールで劇的な勝利でしたが、内容的にはゲームを支配しており、「これがスペインか?」と思うほど安定していました。試合毎に1失点は計算できるDF陣がネックですが、ユーロ制覇に向けてかなり視界良好な感じです。 2位争いは最終戦でスウェーデンとロシアが直接対決。得失点差があるので、引き分けならスウェーデンが通過となりますが、ロシアはエースのアルシャビンが出場停止から帰ってくるのが好材料です。 決勝トーナメントは準決勝までグループA・BとC・Dが分けられる変則的な日程になっています。 まず、A1位はポルトガル確定、対するB2位はドイツか。ここは大一番ですね。 B1位のクロアチアとはチェコorトルコ。ここはどちらがきてもクロアチア有利でしょうか。 C1位のオランダと当たるのはスウェーデンorロシア。個人的にはロシアを見たいなあ。 D1位のスペインと、C2位はルーマニア、フランス、イタリアの3チームにチャンスがあります。が、上にも書いた通りどこがきてもスペインの方が上位と見ます。 今夜からはいよいよグループ最終戦です。なかなか寝れませんなー・・
2008年06月06日
いよいよ、土曜日からEURO2008が始まります。前回のEURO2004は誰もが予想しなかったギリシャの優勝に終わりましたが、今回は果たしてどうなるのか? さくっと個人的な優勝予想を書いてみたいと思います。 ◎:ドイツ ○:ポルトガル ▲:フランス △:スペイン 私が本命に挙げたドイツは、何と言っても柱のバラックが好調なのが好材料。チェルシーでは序盤こそ怪我などで出遅れたものの、終盤の活躍ぶりは彼の名声をより高める事となりました。FWにはブンデスリーガで好調だったゴメスとクローゼ。GKのレーマンやDF陣にも不安はなし。 大本命というには少しアレですが、他チームの状況を考えると優勝に一番近い所にいると見てよいかと。 対抗のポルトガルは、デコの状態が気になります。今季大失敗だったバルサにあって自身もあまり良いプレーが出来ていなかったようですし、シーズン中のもやもやをユーロに持ち込んでしまうと不味いですね。 ロナウドの大爆発は心強い限りですが、相変わらず頼れるセンターFWがいないのは気がかりです。 前回の地元開催では準優勝、2006年のドイツW杯では4位と、名将スコラリ監督のもとで結果は出しているだけに、優勝「候補」からは外せないチームですね。 フランスはまだFWベンゼマを見ていないので、この評価に留めました。個人的にはGKバルテズの代表引退も気になる所で、クペではいまいち不安感がありますね。。ビエラの離脱もマイナス要因ですが、代役がフラミニですから、かえってプラス要因になる可能性もあります。 いずれにしても、ベンゼマやリベリ、ナスリなどの若手が活躍する大会になれば期待大、そうでなければ優勝は厳しいでしょう。 スペインはまるで駄目だと思っていたのですが、BS-1で放送されていたアメリカ戦の後半を見て、少し考えを改めました。 アメリカ戦では前半は「ああ、またいつものスペインか。」という感じだったものの、後半にセナを入れてシャビをトップ下に上げると攻撃が見事に復活していました。トップ下のシャビは、決勝ゴールも含めて、圧倒的な存在感を見せつけていました。久々に神!を見た気分です。 ひょっとしたらひょっとするかも、、と言いたい所ですが、ポゼッションの1トップなのにカウンター型のFWしかいないのはどうした事でしょう?シャビをトップ下で使うなら、ラウルとのコンビが見たかったよ、爺ちゃん。。 他のチームでは、イタリアはW杯を優勝したメンバーから変わっていないのがどうか?新戦力がいないという事はプラス材料が少なく、チーム年齢が2歳上がった事の体力的な問題が出てきそうです。また、カンナバーロの離脱は痛い。。 オランダはそこそこの好チームにはまとまっていそうですが、ベスト4以上の壁を越える「何か」が足りない感じ。 個人的に注目して応援する事にしているのはスイスです。 ドイツW杯でも組織的な堅いサッカーを展開していましたが、チーム作りのピークは間違いなくこの自国開催のユーロに合わせてきているはず。スター選手はいないものの、玄人好みの好選手がそろっています。 私の一押しはバルネッタとフェルナンデス。後、マニャンの左足のFKにも要注目。
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