有利なことがあるから文句は言わない

2008年03月01日

試合は2-2(PK4-3)で広島の勝ち。けれど、ゼロックスは鹿島が勝った試合だったな・・・。
まあ、寿人のゴールには文句は言いませんが。久保のPKもまともに決まりましたけれど。
もしあれが11人対11人のままなら、鹿島が勝っていた。岩政さんのリスクマネージメント能力を馬鹿にしちゃいけない。相当にクレバーな動きをしますから。

正直岩政さんもハンジェも、退場にするほどのプレーだったとは思っていません。岩政さんの方は、2枚目のイエローが微妙なところで。見ようによっては広島のGKが油断したようにも見えたのですが、後ろ側を撮っていないので良くは分かりません。
ハンジェの退場は鹿島側に厳しくつけた影響もあってのことかも。あのくらいなら2枚目のイエローは出さない審判が多いので。

しかし、岩政さん退場で思いがけずコンサに有利な話が。彼は開幕戦出場停止になるそうで。伊野波が代わりに入る可能性はあるのかな。生え抜きの若手もいるはずですが。いずれにしても、岩政さんがいないのは少しラッキー。2チームしか出ないゼロックスの警告をリーグ戦に持ち越すのもどうかとは思うのですが、まあ、ね。

それにしても、素晴らしいカードの枚数です。イエロー11枚、レッド3枚(J's GOALスコアボードより。大岩さんのはイエロー2枚でレッドなのか、2枚目は1発レッドなのかよく分かりません)。
広島のPK5本目、寿人が失敗した後に曽ヶ端がラインを出ていたといわれてやり直しをして。やり直しでは決めて、結局広島の勝利。私はPKの時に一々GKのラインを見ませんし、リプレイも流れなかったのでどうなのかはまだよく分かりませんが。後でスーパーサッカーででも確認します。
まあ、とにかくそのおかげで、主審に詰め寄った大岩さん、曽ヶ端、中後の3人にも試合後警告が出されまして。鹿島のサポは怒ってフィールド上に乗り込んできまして。大分最後まで荒れ続けた試合でした。
つまり、大岩さんもコンサ戦は出られない訳か。いかな鹿島でも、CB2人とも抜けるのは大変かも知れません。向こうのサポは目の色を変えていることでしょうが、この好機を逃すわけにはいきませんね。

後はもう、本山のゴールが素晴らしかったのと本山のPKが外れてもの凄く驚いたのと。PKはきれいに決まったにしても、マルキーニョスはボールが浮き気味だったとか、内田専属カメラには若干呆れたとか。
槙野のPK、かなり緊張しそうな場面で回りましたが、神経はかなり図太いようですね。森崎浩は十分に頼もしい選手だし、青山も前半の見えにくい所でしっかりと攻撃の芽を摘んでいる場面がありました。1ボランチは若干きつそうですけれど。


何となく感じた、鹿島の弱点。
・野沢がけっこう体力がない。
・新井場という選手、動き出しは早いけれど足下が弱いみたい。安易にシュートを打っては外しますし。

ただ、コンサと対戦した場合はレベルがどれだけ違うのか分かりません。特に小笠原と本山は怖いな(小笠原のこと何も触れていませんが)。


post by zaubrer

15:40

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マンジャーレ

Re:有利なことがあるから文句は言わない

2008-03-02 22:07

この試合は審判に壊された試合でしたね。 鹿島は試合状況に応じた連動性の高い動きで、広島はショートパスを繋いで、それぞれに持ち味を出していました。 岩政の退場は1枚目は少し厳しいな、とは思いましたが2枚目は自滅です。GKの手から離れていないボールを狙うのはファウルです。それもしっかり持っていた所に膝を出したので、イエローは当然だと思いました。実況は、手じゃないという事を岩政がアピールしたと話していましたが、手でも膝でも頭だったとしても同じこと。正直、がっかりしました。あれは軽率。 あの時間帯に、あんな無理なプレーをする必要もない。素早いフィードを防ぎたいなら、GKの目の前をチョロチョロすれば良いし。CBなんだから、あそこは己のポジションに真っ直ぐ戻るべき場面でした。 ハンジェのカードも厳しいモノでしたが、岩政の1枚目がイエローになるなら、退場になっても仕方ないプレーだったと思うことにしています。 PKについては、GKは蹴る直前に大抵は前に動きます。ルール上はやり直しになるので間違いではないのですが…。これも、あそこまで杓子定規である必要はなくて良かったのではと。 大岩・岩政が出られないのは、札幌にとって大きなアドバンテージです。しかし、あそこは中盤を抑えないとCB2枚いなくても危険な存在である事には変わりない。空中戦は制しやすいかもしれないので、中山をぶつけると面白くなるかもしれません。

Zaubrer

Re:有利なことがあるから文句は言わない

2008-03-05 13:04

コメント、ありがとうございます。 岩政さんのことに対しては、私も大分主観が入っているかも知れません。なかなか好きな選手に対しての贔屓目が消えないもので。 ハンジェのカード、あれは岩政さんに厳しい判断を下したから均衡を取ったのではないかという見方をしています。 昔どこかで見たことのあるカーンのPKは、蹴るまで微動だにしなかったような。けれど、それはあの人だから出来るのかも。 実際、かなり大きく動くことさえなければ流す審判が多いみたいですね。家本主審のいけないところは、選手や監督から意見されればされるほど応戦するように厳しいジャッジをしたがるところなので(困った審判は大体そうですが)。 鹿島が最も問題にしたのは、流れの中でのPK判定だったようで。これが以外と放送されなくて、もう一度見る機会が無かったのですけれど。試合終了後に鹿島サポが競技場に乱入したことに対する処罰も含めて、もうそろそろ判断が示されるとか。 開幕戦、伊野波が出るのではないかと危惧しつつ期待しています。彼のチームでのプレーはやはり見てみたいので。 とりあえず、岩政さんが居ないとなると、元気よりも身長の高いフィールドプレイヤーは一人もいないことになりますかね。通常のCB2名が居ないことでこちらが得る一番のメリットは、鹿島のPA内でのシュート回避が難しくなることだと思っています。元気を使うとするなら、セットプレーで必ず入れなければ。

マンジャーレ

Re:有利なことがあるから文句は言わない

2008-03-05 14:26

岩政は自分も好きな選手の1人ですが、それとこれとは切り離せるようになりましたよ(苦笑)。昔はもっと、感情的になってたかも。 流れの中でのPK、リプレイで見た感じだとPKではなかったようにも見えました。ただ、アレは審判の位置によっては倒されたようにも見えるので、微妙だけど仕方ないかな?と。大岩がストヤノフに愚痴ってるような感じで話しかけてたのが、少し面白かったですね(苦笑)。

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