悪いことではあるけれど

2008年01月22日

昨年のシーズン中に、とあることで磐田から解雇された人物、覚えていらっしゃるでしょうか?

菊地直哉という人。解雇の理由となった事件は一部全国ネットのニュースでも取り上げられており、サッカーファンとして衝撃を受けた方も多いかもしれません。
個人的には、アテネ五輪の時から応援していた選手でもあります。あのメンバーの中では、大久保と阿部の次くらいに好きだった選手です。そのためショックもかなりのものでした。

昨年の9月頃にドイツ1部のチームで練習参加しているという話を聞き、うれしいのと同時にとても苦い気分を味わいました。JFAから出された処分は、1年間の選手登録停止。相当に思い処罰ではあります。しかし、これはあくまで日本国内のみのこと。海外では縛られることがありません。だからこそ、ドイツで再起を目指したのでしょう。
しかし犯罪の内容が内容なだけに、彼が4ヶ月もしないうちにドイツで選手として再出発しようとしていたことには、怒りのようなものも覚えます。いずれ戻ってきて欲しい気持ちはありましたが、せめてJFAの処分が残っている期間は罪を償うことに充てて欲しかった。償うと言っても被害者との示談は成立しましたが、サッカー選手という仕事上、償う相手はたくさんいたはず。

結局その話は本人のチーム加入までには至らず、またしばらく活動が不明になっていました。そして本日、こんな話を発見。
ドイツ2部で再出発がほぼ内定ですか。別のニュースによると彼が過去に起こしたことについてもドイツでは報じられているとのこと。

応援は、すると思います。選手としてはとても好きですから。けれど、やはりとても複雑なものが。
新居の起こしたことは、私個人としてはもういいと思っています。なんだかんだで結局札幌をやたらと気にしているという話も聞きますし(サガン鳥栖時代のプロフィールには苦笑してしまいました)。
菊地の場合は、起こした犯罪のタイプが・・・ね。そういったことも思ってしまいますので。いつか、彼の口から謝罪の言葉を聞けることを期待します。


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