グダグダ

2007年09月02日

もうかなり前の話な気がしますが、五輪のアジア最終予選・初戦。

いや、あれは何なのだろう。
なかなか批判の絶えないU-22ですが、ここまでグダグダな試合をするチームでしたっけ?技術が悪いとか、そういう問題以前に。いやむしろ、あの世代にしてはけっこう技術も完成されている選手が多い気がするのに、何故に?
パスをつなぐのは良いのですよ。別に。自分で持っていって欲しいところがないわけではないのですが、パスをつなぎ続けて持っていく戦法でも別に構わないのです。はまってくれているのなら。
しかし、どうも多くの選手が、ボールをもらったらいち早く別の選手に渡したがるような動きをしているのはちょっと・・・。まずそこがグダグダその1。
その2は、サイド攻撃に関して。皆さんおっしゃっていたように、右ばっかりでしたね。水野は確かに動けていました。いささか自由すぎて周りが上手くついていけないところもありましたが(ついていけない方も悪いのですが)。けれど、右ばっかりではさすがに読まれますよ。実際に読まれていましたよ。おかげで水野はやたらとマークされて、負担がかかりすぎていました。
・・・本田!(圭佑のほう)
この試合で、最も動けていなかった気がする人。本田圭佑。FKをあまり蹴っていなかったというのもありましたが、それにしても存在感が異常なほど薄かった。今までの彼を考えたら、本当にどうしたのだろうというくらい。調子も悪かったとは思いますが、それにしても攻撃にあれほど消極的になっているのはどうなのでしょう?守備にちょこちょこと顔を出していただけでは?柏木が家長と交代したときに思いましたよ、もう20分はやく本田と家長を交代させるべきだって。
えー、叩かれまくっているのでだんだん可哀想になってきているのですが、書きますか、平山のこと。
ポストプレー、ね、上手くなって下さい・・・。どうも、平山に皆さんボールを集めているのは分かるのですが、常に高いところを狙うだけの攻撃では相手がカバーしやすくなるわけです。攻撃の方針として平山は常にゴール前でボールを待ちかまえているようでしたが、少しは取りに行きなさいよ・・・と思う場面も何度か。そして何だろう、李が可哀想だった。李のほうが狙いやすいにもかかわらず平山を狙うというのは何故なのか。平山には、常に相手の選手が一人ついていたようです。李は走ってマークをふりほどいていたため、フリーだったのですが。本人もそうですが、周りも少し考えて頂きたかったもので。
周りに考えてほしいといえば、柏木。彼自身は連携がいまいちとはいえ頑張っていましたよ。とにかく走り続けていましたし。目立ったミスもなかったと思います。しかし、ボランチが特に、柏木のことを全く信用していないのは気になるところです。まだ合流して間もないときですし、馴染んでいないのはよく分かるのですが、梶山と本田(拓)があからさまに柏木をすっ飛ばしていたのはどうしてかな、と。特に梶山ですね。慣れてきて改善されることを期待します。個人的には家長と柏木の2枚でトップ下というのを見てみたいのですが。

あと言及するところ・・・ああ、青山のシュートは良かった。彼も欠かせない選手ですね。水本と共に、守備もしっかりとしていますし。伊野波が居ないのはかなり堪えたみたいではありますけれど。



さて、私がU-22で最も好きな選手は家長だったりします。これに関しては理由をいう必要もないかな、と。同じ意見の方も多い気がしますし。
ただ、好きな選手は必ずしも上手い選手とは限らないものです。はい。
その代表として、細貝。この試合でも相当にミスをしていたSBです。でも好きなのですよ。10回に1回はとても良い飛び出しをするのです。酷い確率ですが。一応、今回もなかなか良いチャンスを生み出しましたよ。1回。6回はミスしましたけれど。こちらのペナルティーエリア近くで相手にパスしたときはビックリでした。
けれど、なのです。たまにそんな選手を好きになると、どうしようもないものです。Jの試合にはなかなか出してもらえていないようですし。まあ、浦和にいてはそれも仕方がないことかも知れません。どこかに期限付きででも移って、経験を積んで欲しいな・・・と思っていたりもして。因みに、本業はボランチです。


post by zaubrer

19:11

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