秋春制一考

2010年01月13日

昨年物議を醸した「Jリーグ秋・春開催」
提唱したのは日本サッカー協会の会長さま。
当然のごとく降雪・寒冷地のチーム・サポは猛反対。
最終的にはJリーグとしても当面見送り

という結論に達したように記憶しております。

が、昨日の常務理事会にて、「秋春制へのシーズン移行に関して
調査を続けていく方向」  

が確認されたそうな。

んー

ふと窓から外を覗いてみても、まさに「真冬」の真っ最中である我ホームタウン札幌。
練習も試合も出来る環境下に無いのは語るに及ばず。

「オマエは賛成か? 反対か?」

と聞かれれば、

「現状では反対」

ただ思うのは、秋春に移行するメリットとデメリット・障害をもっと毅然と
議論すべきではないのかな?  と。

「そんなもん、議論するに値しねえ!」 という方も居られるのでしょう。
たぶん。

ただ「反対~!」  「出来る訳ねえだろ!」だけではこの堂々巡りは
収束しないんじゃないかな?

そんなことをふと思いました。

我に限らず、日々の仕事や日常の暮らしでも一つのことをやろうとする時には
色々な方法がありますが 必ずメリットとデメリットは発生します。
どちらに進もうか? という時には双方を机上に上げて判断すると思います。
この辺を徹底的に議論し、方向性を見出してほしいと思うのであります。

世界に対峙し、日本サッカー界のレベルアップをはかる。
Jリーグの繁栄と、各クラブの底上げをはかる。

目指すものは大きな大きなものなのでしょうが、一過性の事ではなく、
将来的に日本サッカー界にとって最善の指針となるような方向を
見出してほしいと思います。

大いに議論すべし!


post by shin0012

10:55

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

LOBO

Re:秋春制一考

2010-01-13 12:46

真っ当な意見に巡り会ったので(^^;コメントさせていただきます<(_ _)> 個人的には現状のままでは秋春制にメリットを感じられないので原則反対 ですが,一般的な反対の方は 「こんな雪の中でサッカーが出来るか」 という論調である点に私は危惧を覚えています。 というのも(練習場所の問題は一旦脇に置いておく), 「長目のウィンターブレーク+アウェイ連戦」 で話を進められると 「雪の中ではサッカーをしない」 ことになり,強引に寄り切られてしまう可能性が高くなる気がするからで す。 ですからいつまでも「会長がまた馬鹿なことを言っている」的な態度では なく冷静な議論が必要だと私も思います。

しんのすけ

Re:秋春制一考

2010-01-14 08:27

>LOBOさま。 初めまして。コメントありがとうございます。 「日本のサッカーを強化するためにはどうしたらいいのか?」 という大目標へ向けての一つの施策であろうJの秋春開催提唱。 欧州のシーズンに合わせてリーグ戦を行なう事により 移籍・その他でのメリットがあるのでは?  と。 あくまでも、日本サッカー・代表が世界に対峙していくには どうしたら効果的なのか? という事の一環なのだと認識しておりました。 片や、「冬にサッカーが出来る訳が無い」「何を考えているんだ?」 というこなのでしょう。 昨今、日本代表には以前ほど興味がありませんが、代表が強くなることには 皆さん異論は無いと思います。 ただ単に「反対!」ではなく、 目指すものをしっかりと認識し、達成するが為の議論がもっとあっても いいんじゃないかな? (他の方法論も含めて) そんな風に思うのであります。 少しばかり論点がずれているのかな? とも。

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