サッカーの最先端

2008年06月30日

スペインが44年ぶりの優勝で幕を閉じた欧州選手権。
次回はポーランドとウクライナの共催で2012年に行われますが、
現在の流行は4-2-3-1もしくは4-3-3といったところでしょうか。
そして比重は明らかにオフェンシブですね。実際には全員攻撃・全員守備。
今大会躍進したロシアとトルコとクロアチア。
押し込まれて守備に時間を費やす場面はもちろん見られますが、
タレントを見るとオフェンシブなプレーヤーが多く、どうやって守るかということ以前に、
どうやって点を取るかということのほうに比重が置かれているように感じました。
もちろん守備を考えていないということではないですけどね。
クロアチアもクラニツァール、ラキティッチ、モドリッチ、スルナを同時起用していましたし、
トルコはもともとディフェンスに難のあるチームで、ロシアはサイドバックもリスクを犯して
どんどんオーバーラップをしていくなど、攻撃というキーワードが当てはまる気がします。
テクニカルなプレイヤーが増えたことで、1人では止められなくなってきており、
2人でも厳しい場合がありますから、中盤はスペースを与えられないですから、
4-5-1は至極当然な成り行きなんでしょうね。

今後は日本で言うところのボランチではなくアンカー。トリンコとか色々ありますが、
守備専業のディフェンシブハーフが消えていくのかなと感じています。
ガットゥーゾが代表格だと思いますが、スキルは向上していますが、
結局パスをつなぐ局面での貢献は正直疑問ですし、阿部勇樹ならいいけれど、
鈴木啓太はダウト。
そういう感じになっていく気がしました。


post by Ryosuke

18:00

EURO08 コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする