新規開拓のためのコラボレーション

2010年02月07日

{先日スタートした札幌雪祭り。
その期間にぴったりと合わせたような大型低気圧の数々。
20年以上札幌で暮らしてきましたが、普段なら外出しなかったwww

とにかく大通会場を1周してきました。
とても外国人の方々が多く、子連れの方も多かった。
やはり経済効果は大きいんですね。足を運ぶとホントにそう感じました。

雪祭りで得たことは"初音ミク"と"パークエアー"。

初音ミクとはボーカル・アンドロイドというバーチャルアイドル歌手とのこと。
2年前に知りましたが、なかなかの人気で新聞にも記事がありました。
限定フィギュアの購入しようと朝の栄町駅に1000人が行列を作ったとか。
結局はネットでも販売するらしいので必死に並んだ人はかわいそうですが・・・。
クリプトン・フューチャー・メディアという会社が生み出した人気アイドルは、
今までにないグループを雪祭りに絡めることに成功。

パークエアーTOYOTAビッグエアーというスノーボードのストレートジャンプの大会の日本人1次予選のこと。
それが夜の限定された時間ではありましたが雪祭会場の特設ステージにて開催されていました。
ワンメイクジャンプに触れる機会のない層にアピールする絶好の場となりました。

雪祭・バーチャルアイドル・スノーボード
言葉だけなら関係性は全くないような気がしますが、いざ現地を見ると素晴らしいコラボレートだと感じさせられました。
HFCはサッカークラブではありますが、1つの会社としてその他企業の種々の企画を、
良いところがあれば取り込み、アドリブを加えて、良いと思う企画をしなければならない。
そのヒントがここにはあったわけです。少なくとも私はそう思いました。

クリプトン社との共同企画で試合会場でコンサドーレ版限定フィギュアや、
エチケに入れてみたりすればサッカーに興味ない層をグイっと引っ張れる。
対戦相手に集客力の見込めない試合なら効果高いですよね。
クリプトン社が札幌の会社というのがいいですよね。
人気韓国人俳優さんを起用したコンサドーレ版のグッズ開発であったり、
若い人に人気のあるブランドの力を借りて、身分証明書提示で10代の人には、
ニーズのある小物をプレゼントするとか、いろいろある。
全試合をそうするのではなくて、1試合ずつ開拓する層を細分化して、
この試合じゃなければいけないと限定することで、いつかいけばいいやという、
結局行かないパターンを防げるwww
10試合とか20試合とか続けばマンネリ感は半端じゃなく出ますからね。

YOSAKOIや雪祭に代表される札幌の大イベント。
私は良く知りませんが北海道各地で集客のあるイベントは多々あるでしょう。
そこで札幌選手が練習なり試合なりをするとか、試合の映像を大型スクリーンで流す。
普段気にも留めない人たちも珍しさから足を止めてこういうものなのかと、
認知される努力はとても必要なことだと思います。
もちろん練習や試合はトップ選手では難しいことでしょうし、場所の問題もあります。
なのでエスポラーダとのコラボレートでフットサルの試合でもいいでしょう。

実行するかどうかは別の話ですが、全く関係なさそうなところもコラボレートするとメリット大きかったりします。
そんなのありですかと思いますが、そういうコラボレーションて多いですよね。
ギャル社長の農業進出も良い悪いはわかりませんがインパクトは十分ですよね。
今流行の女性雑誌の付録も手法として成功している事例ですよね。
そこから本当の顧客にさせるには本業の魅力の向上が不可欠ですが、
それ判断してもらう人数を増やす努力も絶対に必要。

今年のコンサドーレはどういう企画が生まれるのか楽しみにしています。


この記事に対するコメント一覧

すいとこびっち

Re:新規開拓のためのコラボレーション

2010-02-10 22:03

>全く関係なさそうなところもコラボレートするとメリット大きかったりします。 それ、同感です。 僕も、昨年末、スポンサー間コラボについてブログで書いたり、コンサ隊さんのアイデア募集に、新しい顧客を増やすためのコラボレーションのアイデアをコメントして、HFCに送ってもらいました。 でも、一人じゃ、相手にされないかも知れません。 Ryosukeさんも、是非、HFCにこの記事を送って見てはいかがでしょう。 僕は、とても良いと思います。 ただ、一つだけ・・・この字のサイズは、老眼のおっさんには、ちょっと厳しいです(笑)

コメントする