2008年05月22日
イングランド勢の対決となったチャンピオンズリーグ決勝。決戦の地はロシアのモスクワです。
UEFAカップではロシアのゼニトが優勝し、ロシア人のアブラモヴィッチがオーナーのチェルシーが勝ち、ロシアの年にするのか、
イングランドプレミアリーグを制して、このコンペティションも制覇し2冠でシーズンを終了するのか、
とにかくイングランドの異常な放映権料のおかげで、プレミアが世界で最も良い選手たちが集まるリーグになり、
それを象徴するような対戦になりましたね。
Manchester United - Chelsea FC
'26 ロナウド 45'ランパード
スターティングメンバー
マンチェスター
GKエドウィン・ファン・デル・サール
DFパトリス・エヴラ
リオ・ファーディナンド
ウェズ・ブラウン(120'+ アンデルソン)
ネマニャ・ヴィディッチ
MFオーウェン・ハーグリーブス
クリスティアーノ・ロナウド
マイケル・キャリック
ポール・スコールズ(87' ライアン・ギグス)
FWウェイン・ルーニー(101' ナニ)
カルロス・テヴェス
チェルシー
GKペトル・チェフ
DFアシュリー・コール
マイケル・エッシェン
リカルド・カルバーリョ
ジョン・テリー
MFクロード・マケレレ(120' ベレッチ)
フランク・ランパード
ジョー・コール(99' ニコラ・アネルカ)
ミヒャエル・バラック
フローラン・マルダ(92' サロモン・カルー)
FWディディエ・ドログバ(Sent off 116')
試合内容と試合詳細
試合途中からの激しい雨もあり、文字通りの死闘といった印象でした。
テクニックとかの前に、気持ちを感じる試合内容で最後はマンチェスター・ユナイテッドに勝利が転がりました。
チームの重心は別として、両チームともにポゼッションを意識し、
パスを回して組み立て主導権を握ろうというように感じました。
前半にスローインからブラウンがクリスティアーノ・ロナウドに正確なボールを送り、ヘディングで先制。
その後チェルシーが攻勢。バラックがパスを散らし、ランパードが積極的な押し上げで、マンチェスターの中盤を制圧。
ただその中でも35分と43分にカウンターから最後は共にテヴェスが決定的なシーンを迎えていました。
しかし前半ロスタイムにエッシェンのミドルシュートがディフェンス2人に当たり、ルーズボールをランパードが押し込み同点。
後半もチェルシーが主導権を握っているように感じました。
延長戦に入ってからはお互いに決定機を迎えていましたが、ゴールポストやミスでチャンスを生かせず、
運動量の多さから、目に見えて動きが落ちたので、PKはこの時点ではっきりしてきました。
そして、小競り合いからイエロー2枚とレッド1枚でゲームの動きもダウン。
最後はPK戦でクリスティアーノ・ロナウドが3番手で外し、テリーが5番手で軸足が滑り、ボールはポストに阻まれました。
ラストは途中出場のアネルカが外してゲームエンド。
総括としては両者が主導権を握ろうと前半からハイペースな展開になり、先制点が生まれるまで、
チェルシーは押し込められていましたが、そこからの内容は圧倒的にチェルシーな印象。
その中でバラックとランパードのタイプの違う両選手がいかに素晴らしい選手かということが、よくわかる内容でした。
マンチェスターは中盤センターの数的不利から押し込まれることが多かったですが、
クリスティアーノ・ロナウドとルーニーにテヴェスが上手くボールに絡み、チャンスメイクしていました。
ルーニーは純粋なセンターフォワードではなく、セカンドトップのようなプレイヤーだと確認できました。
個人的にはこれだけ資金を出してきたアブラモヴィッチにロシアで戴冠してもいいのではないかと、
そう考えていましたが、現実はそう甘くはないようですねw
これで欧州のサッカーはフィナーレを迎え、次回は欧州選手権が訪れるわけですね。
今度はEUROでエキサイティングなゲームを展開して欲しいです☆
プロフィール
Name:Ryosuke Birth:1988.2.21 コンサドーレ札幌と海外各国の試合を自分が好き勝手に思ったことを綴っていくと思います。 久しぶりに復活しました。 コメント気軽に下さい。多様な考え方があるので、とても参考になります。 リンク・トラックバッグも御自由にどうぞ♪
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