EURO 2008 Group A 1st スイス‐チェコ

2008年06月08日

スイス・オーストリア共催のヨーロッパ選手権が今日から始まりました。
オープニングマッチがこのカードです。

スイス 0 - 1 チェコ
             71' スヴェルコシュ

スターティングメンバー

スイス 4-4-2
GK 1ディエゴ・ベナーリオ(ヴォルフスブルク:GER)
DF 3ルドヴィク・マニャン(シュトゥットガルト:GER)
     4フィリップ・センデロス(アーセナル:ENG)
     5シュテファン・リヒトシュタイナー(リール:FRA)
    (75'  22ヨハン・フォンランテン(ザルツブルク:AUT))
    20パトリック・ミュラー(リヨン:FRA)
MF 8ギョクハン・インラー(ウディネーゼ:ITA)
    15ゲルソン・フェルナンデス(マンチェスターC:ENG)
    16トランキロ・バルネッタ(レヴァークーゼン:GER)
    19ヴァロン・ベーラミ(ラツィオ:ITA)
    (84'  12エレン・デルディヨク(バーゼル))
FW 9アレクサンドル・フレイ(ドルトムント:GER)
    (45' 10ハカン・ヤキン(ヤングボーイズ))
    11マルコ・シュトレラー(バーゼル)

チェコ 4-5-1
GK 1ペトル・ツェフ(チェルシー:ENG)
DF 2ズデネク・グリゲラ(ユヴェントス:ITA)
     6マレク・ヤンクロフスキ(ミラン:ITA)
    21トマシュ・ウイファルシ(フィオレンティーナ:ITA→アトレティコ・マドリー:ESP)
    22ダヴィド・ロゼフナル(ラツィオ:ITA)
MF 3ヤン・ポラク(アンデルレヒト:BEL)
     4トマシュ・ガラセク(ニュルンベルク:GER)
     7リボル・シオンコ(コペンハーゲン:DEN)
    (83'  11スタニスラフ・ヴラチェク(アンデルレヒト:BEL))
    14ダヴィド・ヤロリム(ハンブルガーSV:GER)
    (87' 5ラドスラフ・コヴァッチ(スパルタク・モスクワ:RUS))
    20ヤロスラフ・プラシル(オサスナ:ESP)
FW 9ヤン・コラー(ニュルンベルク:GER)
    (56'  10ヴァツラフ・スヴェルコシュ(バニク・オストラヴァ))

始まる前に鳥肌立ちました。あまりにも楽しみにしていたからでしょうか。

前半はチェコがボールをキープするものの、パスコースを前線に作れずに、
仕方なく回しているパスがディフェンスに引っかかり、スイスが素早い攻撃を展開。
スイスがベラミ、バルネッタ、フレイが絡み、印象としてはスイス有利という印象を感じました。
しかし後半終了間際にフレイが靱帯を負傷し、事の重大さを知っていたのか、
涙を流しながらの負傷退場し、彼のEURO2008が終了しました。
かなり良いプレーをしていたのでスイスにとってはかなりの痛手でした。

後半に入ってフレイの変わりにヤキンが入り、ワントップになったため
中盤が厚くなったせいか、完全にスイスペースとなり、サイドからのクロスや
仕掛けをたくさん見受けられましたが、先制点はチェコでした。
ガラセクのパス(狙っていないと思います)がスイスのディフェンスラインの
押し上げるためにできたギャップでオフサイドがなくほぼフリーで、
スヴェルコシュが代表初ゴールをEURO2008開幕ゴールとなりました。

その後はスイスが点を取りに行きましたが、右クロスをヤキンがフリーでヘディングを外し、
バルネッタのシュートをフォンランテンがバーに当てるなど、仕上げの精度を欠き、
試合を優勢に進めていたであろうスイスが敗戦。

ただチェコも攻め手を欠いているので、両者とも厳しい状況だということが理解できます。
スイスの中盤は素晴らしかったです。最大の強みがこのセクションでしょう。
あとは新鋭ディルディヨクがフレイの穴を埋めていけるかどうか。

やっと開幕したEUROでサッカー漬けの毎日を送りましょう☆


post by Ryosuke

13:00

EURO08 コメント(4)

この記事に対するコメント一覧

涼ちゃ

Re:EURO 2008 Group A 1st スイス‐チェコ

2008-06-08 13:07

初めまして 俺は眠さに負けて、前半途中までしか見れなかったですが、ヨーロッパのサッカーは詳しくないですが、スイスだが、チェコだったか忘れたが、意外とコンサみたく前線にポーンとボールを放り込む形が多かったような気がしますが… 気のせいですかね?

Ryosuke

Re:EURO 2008 Group A 1st スイス‐チェコ

2008-06-08 22:44

涼ちゃ さん コメントありがとうございます☆ スイスはプレッシングからの手数をかけないスピーディな攻撃が主体なので、 そういう意味では似た部分が多いと思います。 チェコは解説でもおっしゃっていた通り、スイスの中盤のプレスを交わすために、 前線にコラーという絶対的な存在がいたので、リスクを犯さないという そういった趣旨があったと思います。 さらにロシツキが不在なために繋いでも崩しきれないというのもあったと思います。 今の欧州のトレンドはコンサドーレと似たようなもの。 私はそのように思っています。 選手個々の力量と攻守の重心については差がありますが、 一部の強豪国を除けば、ハードワークとスピーディなオフェンス。 こういう1発勝負の大会では初戦からリスクを恐れずというよりは、 手堅く計算の立てやすい方法を選んでしまうのはしょうがないことだと思います。 ですからオランダやスペインのような圧倒的なポゼッションを 前面に押し出していくチームがトップに立つ機会が少ないのかなと感じます。

涼ちゃ

Re:EURO 2008 Group A 1st スイス‐チェコ

2008-06-09 00:12

答えていただいて、ありがとうございます。 確かにスピード、ハードワーク、守備は凄いですね。 他の国の対戦も見れたら見たいと思います。

Ryosuke

Re:EURO 2008 Group A 1st スイス‐チェコ

2008-06-10 12:43

正確なパスとそのパススピードにトラップ、 そしてフィジカルコンタクト、球際の争いは見ごたえ充分。 サッカーの醍醐味を堪能できるんじゃないかなと感じてます。 ぜひ楽しんでみてください☆

コメントする