Serie A 33a Giornata Inter - Fiorentina

2008年04月14日

ローマとの勝ち点4差で首位のインテルと
チャンピオンズリーグ出場権のかかる4位を確保するためにミランとの勝ち点をさらに広げたいフィオレンティーナの一戦でした。

Inter 2 - 0 Fiorentina
インテル 55'カンビアッソ 62'バロテッリ
フィオレンティーナ 

スターティングメンバー

インテル4-4-2
GKジュリオ・セザール
DFマックスウェル
  マイコン
  ニコラス・ブルディッソ
  マルコ・マテラッツィ('72クリスティアン・キヴ)
MFサネッティ
  デヤン・スタンコヴィッチ('87 ルイス・フィーゴ)
  パトリック・ヴィエラ
 エステバン・カンビアッソ
FWフリオ・クルス
 マリオ・バロテッリ('76セーザル)

フィオレンティーナ4-3-3
GKセバスティアン・フレイ
DFアレッサンドロ・ガンベリーニ
  マッシモ・ゴッビ
 マルティン・ヨルゲンセン
 トマシュ・ウイファルシ
MFファビオ・リヴェラーニ('78パブロ・オズヴァルド)
  リッカルド・モントリーヴォ('70マヌエル・パスカル)
 ズドラフコフ・クズマノヴィッチ
  マリオ・サンターナ
FWアドリアン・ムトゥ
  ジャンパオロ・パッツィーニ('56クリスティアン・ヴィエリ)

インテルは前半途中からペースを握り、後半に入ってからはさらに攻勢を強めました。
左からスタンコヴィッチとマックスウェルが、右からはマイコンが突破を仕掛け、
1点目はルーズボールを拾ったヴィエラがドリブルで1人抜きグラウンダーのパスからカンビアッソがゴール。
2点目はゴールを狙いオフェンシブになっていたフィオレンティーナDFラインの裏にスルーパスを通し、バロテッリが追加点。

GKがフレイでなければあと3点くらいゴールが生まれたかもしれません。

怪我や累積で出場できない選手がいても、しっかりボールを回し、
組織的にできていると感じました。
地味でしたがヴィエラが目に留まりました。
攻守に黒子役に徹しながら、チームを支えていました。

バロテッリが長時間プレーしているのは初めて私は見ましたが、
黒人だからっていうイメージがあって、テクニックはそうでもないだろうと思ってましたが、
実際はドリブルは上手でしたし、強靭なフィジカルも持ち合わせ、プレースキックも担当していました。
将来おもしろそうでした。

フィオレンティーナは序盤こそムトゥやクズマノヴィッチのドリブル突破からチャンスを迎えましたが、
徐々に失速し、数回の決定機を作るのが精一杯で、
インテルに圧倒されたと言っていいような展開でした。
ロスタイムにヴィエリが決定的なシーンを迎えたくらいですね…。

リヴェラーニが小気味良くパスを散らし、ムトゥとサンターナが崩しを担ってました。
ですが、今回はそれだけです。
フィオレンティーナの良さはでなかったです。

序盤にフレイが大腿部を蹴られ負傷しましたが、交代せずにフル出場。
前半は本当にジャンプしてキャッチしても着地で足をかばうために、
わざと転がってました。相当つらそうでした。
ただ彼が決定的なシーンを防ぎ続けたことで前半はスコアレスで終われたので、
ただただ凄いと思わせられました。

まだスクデットを目指すには差があるんだなと感じさせる試合でした。





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