2008年05月15日
チャンピオンズリーグの決勝の前に、UEFAカップが行われました。
バイエルンがこのコンペティションに参加していること自体が異例だったのですが、
そのバイエルンを素晴らしいパスサッカーで4-0で下して、ロシアのゼニトというクラブが決勝へ進出。
一方のレンジャーズは圧倒的にフィオレンティーナにゲームを支配されていましたが、
堅実な守備でPK戦に持ち込み、粘りに粘っての勝利を拾いました。
決戦の地はマンチェスターシティのホームスタジアムである、シティオブマンチェスターです。
ゼニト 2 - 0 レンジャーズ
ゼニト 72'デニソフ 90'+4 ズリアノフ
スターティングメンバー
ゼニト(ロシア)
GK ビアチェスラフ・マラフェエフ
DF イビツァ・クリジャナツ
ラデク・シールル
ロマン・シロコフ
アレクサンドル・アニュコフ
MF コンスタンチン・ズリアノフ
ビクトル・ファイズリン(90'+3 キム・ドンジン)
イーゴリ・デニソフ
アナトリー・ティモシュク
FW ファティ・テッケ
アンドレイ・アルシャービン
レンジャーズ(スコットランド)
GK ニール・アレクサンダー
DF デイビッド・ウィア
サシャ・パパツ(77' ナチョ・ノボ)
カーク・ブロードフット
カルロス・クエジャル
MF ブラヒム・アムダニ(80' リー・マカロック)
ケヴィン・トムソン
スティーブン・ウィテカー(82' クリス・ボイド)
スティーブン・デイビス
FW バリー・ファーガソン
ジャン・クロード・ダルシェビル
プレイヤーの位置は違うかもしれません。
ゲームレポートはコチラ
とても面白い試合でした。
レンジャーズはフィオレンティーナ戦と違い、比較的攻めることができていました。
手数をかけない攻撃は時折ゴールを予感させました。
しかし、トータルで見た場合、ゼニトがテッケとアルシャービンのドリブルとパスが良い雰囲気を作っていました。
ユニフォームにも付いているガスプロムがスポンサーなので、リッチなクラブではありますが、
こんなにいいサッカーができるんだなぁと考えさせられましたw
レンジャーズはコンサドーレと似たタイプの戦い方をしていました。
もちろん技術水準はずいぶん違いますが、ファーガソンを中心に手数をかけないで、
失点シーンも1人が釣り出され、そのスペースをアルシャービンのパスで切り裂かれました。
この試合ではゴールを匂わせるシーンは2度ほど作れていましたが、内容からすると順当なものでしょう。
ゼニトには大会得点王のボグレブニャクが出場停止で、
準決勝に出場し好印象を残していたドミンゲスもサブでしたが、
アルシャービン・テッケ・ファイズリンと基点を作れるプレイヤーが複数おり、
安定したパス回しは本当に見ていて羨ましいものでした。
ユーロの開幕2試合にはアルシャービンは出場停止だそうですが、ぜひ名前だけは覚えていていただきたい、
そう言わせるほどのプレーを披露していました。
次はチャンピオンズリーグファイナル。開催地はロシアということで、チェルシーが優勝して、
UEFA主催のトーナメントが今年はロシアの年になるかもしれないですね。
プロフィール
Name:Ryosuke Birth:1988.2.21 コンサドーレ札幌と海外各国の試合を自分が好き勝手に思ったことを綴っていくと思います。 久しぶりに復活しました。 コメント気軽に下さい。多様な考え方があるので、とても参考になります。 リンク・トラックバッグも御自由にどうぞ♪
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