2008年04月22日
現地からの半端な日記を投稿したまま、しばらくほったらかしてしまってすみません。 間があいてしまいましたが、私の老後の楽しみのため、一応まとめておこうと思います。 おつきあい下されば幸いです。 ということで、まずは第6節・ジュビロ磐田戦。
この試合は亭主と一緒だったので、日帰り。 このところ亭主は、私のサッカー遠征にかこつけて全国うまいもの巡りをもくろんでいるようで、今回私の札幌行きを知るや 「札幌か~回転寿司が食べたい」 と思ったかどうかは知らぬが同行することになった。 おかげで1泊してゆっくりしようと思ってたのに日帰りだ…でも自宅と羽田の往復は車だから楽だけど(^^; 亭主の目的は回転寿司だが、私の目的はコンサ、ジュビロ磐田戦である。 私はどうしてもこの試合はホーム・札幌で見たかった。 ジュビロのコーチになったヤンツーさんを、ドームでお迎えしたかったのです。 いつもの便で9時頃新千歳に着くと、亭主は言った。 「真駒内行きのバスに乗れば、福住の『なごやか亭』の近くで降りられるよ」 …たしかにまっすぐドームに行くには時間が早かった。 妻が「ヤンツーさんをドームにお迎えするのだ」と目つきが少々あやしくなっている傍らで、 亭主は「試合前に回転寿司で腹ごしらえ」と冷静に計画していたのだ。 あなどりがたし、我が亭主。 ところがそれでも『なごやか亭』の開店時間には少々早かった。 それを私が指摘すると、彼はフフンと鼻で笑って言った。 「福住の『六花亭』でコーヒー飲んで待とう。ケーキでも食べながら」 なんと!ヤツの脳内ではドームへ行くまでのスケジュールが完成していたのである。 抜け目のないヤツ。 でもまぁ私もそれには同意だったので、いそいそと。 真駒内行きのバスは私たちを入れて5人ほどしか乗っていなかった。 前日までの気疲れで(余談だが、外猫の食欲廃絶のため獣医さんに連れて行くか悩んで、睡眠不足)熟睡。 亭主に起こされてバスを降りると、外は雨が降ったりやんだり。 六花亭はバス停のすぐ近くなので傘を差すこともなくいそいそと。 そしてこうなったわけ。 おいしかったです(^^) そしてゆっくりお茶しながらなごやか亭の開店時間を見計らって六花亭を出る。なごやか亭まで徒歩5分。 このコース、クセになりそう(*^^*) お寿司の画像を撮るのを忘れてがっついてしまった。 ニシンとか桜鱒とか、春らしいネタが本当においしかった。 お腹一杯食べて、試合中のおつまみにと少しお持ち帰りもして全部で4000円程度というのも魅力。 亭主の野望につきあったのだからこちらの目的にもつきあってもらわないと。 腹ごなしに歩いてドームへ。 ところで今回はついに亭主にあるものを着せてきた。 コンサのエンブレム付きの赤い上着である。 これは先日の味スタで安く仕入れたばかり(在庫処分のためか破格の値段)。 私が着たくて買ったのに、サイズが大きすぎて体に合わず、試しに亭主に着せてみたらこれがまぁぴったんこ。 悔しかったが気候も合うので今回着せてきたのだ。 ついに亭主も赤黒に。でも中身はただの人。 さて、いよいよヤンツーさんをお迎え。 他にもヨーヘイとかカガケンとか、それとなぜかゴン中山とか… ヨーヘイは来てなくて残念だったけど、カガケン…肩幅ががっちりして、なんか体が大きくなったような。 ヤンツーさんは逆に痩せたような。 試合は初めてジュビロ磐田に勝利。 2001年5月のヤマハスタジアム(当時はジュビロスタジアム)、延長Vゴール負けを思い出す。 和波の美しいゴール、後半ロスタイムの服部の憎たらしいロングフィードと高原…ヨーヘイの姿。 そして試合中にもかかわらず、コンササポの目の前でヒマそうにしゃがんでいたヴァンズワム。 あぁもうそんなことが走馬燈のように… でもでも、同時に「どうしたジュビロ!」と心配になって… もちろんよそ様の心配してる場合ではないんだけど。 赤黒いタオルマフラーを振り回し、大喜びの波がおさまってやっと「そうだヤンツーさん!」とベンチに双眼鏡を向けたけど、すでにもぬけの殻。 さぁ大忙し。ここからがまた一仕事。 亭主とは空港で落ち合うことにして、ひとっ走り。 実は私にはもう一つの目的がありました。 そのことはここには書かないけれど、私なりのオトシマエだったのです。 幸い同志の方の絶大なる協力の下、想像以上にうまく事が運び、無事目的も達成。 ご協力下さった方、生暖かく見守って下さった方。 ありがとうございました。 ミッション完了の脱力感に浸りつつ、ビールを飲んでいると亭主から空港到着のメールが。 ドームからは別行動となった亭主は、試合後のもう一つのお楽しみ。 お気に入りの『チキンペッカー』にお土産を買いに行ったのでした。 無事落ち合うと、ラウンジのコーヒーでバーガーをぱくぱく。 タツタチキンバーガー、おいしかった… ところで衝撃の事実が判明した。 亭主のリュックが異常に重そうだと思ったら。 開けて見せてくれたのはなんと! ぎっしり詰まった大量の缶クラシック(500ml)!! 聞けば 「瓶クラシックを探して新さっぽろの酒屋巡りしてたら、缶クラシックが異常に安かった。箱買いしようとしたらお店の人が、もうバラしてしまって箱はないが、一箱分買ったら箱と同じ代金で良い、と言うからつい…」 …orz ウチのリュックはすごい。24本のロング缶を収納するのが可能だとは。 まぁ羽田に着けばあとは車だし…という判断なのはよくわかった。 本人も「これからはリュックでも運べるから2箱いける!」と張り切ってはいたが… 買い出しツアーじゃないって… さて、遅い飛行機で羽田に着き、首都高速情報を見ると土曜日のお約束・工事渋滞が始まっていた(泣)。 しかたがないのでいつもと反対回りのルートで新宿を通過。 急がば回れでこれが大正解。 いつもと同じ時間に無事帰宅。 そして録画しておいたジュビロ戦をもう一回見ながら、 空輸してきたばかりの缶クラシック(しかも車の冷蔵庫で冷やした)で祝杯。 良いホーム遠征になりました(^^)
2008年04月12日
まずは前菜にケーキなぞ… 外は風が強くて、雲が流れるのか晴れたり降ったり。 ドームのありがたみを感じる。 六花亭福住店でフレッシュなケーキをいただきました。
(ここから13日(日)に記す) ケーキの後は腹ごなしに少し歩いて、「なごやか亭」にて昼食を。 食べてばかりで写真撮るの忘れた… 旬のネタ「春ニシン」と「桜鱒」が本当に美味でした。 持ち帰りにしてドームでまたお寿司。 画像なくてごめんなさい。
2008年04月07日
またやらかしそうになった。 1時間、間違えていたのだ。 今回は、キックオフの時間ではない。 時計を見間違えていたのだ。 いや、正確には「NHK画面の時計を見ていたのに出かける時間だと気づかなかった」と言うべきである。 情けない。ボケたかな私… 仔細は以下に。
この日私はだらだらしていた。 なぜなら調布は近いからである。 家のドアからスタジアムのアウェー席まで、1時間で着いてしまうのである。 いつものように始発のJRに乗って2時間以上かけて羽田に行くとか、 バスツアーの集合場所に時間の余裕を持って出かけるとかではなかったのだ。 まぁ平たく言えば油断していた。 出かける準備もせず、NHKの連続ドラマをだら見していた。 レギュラー出演のヤスケン(安田顕)を一目見ようと待っていたのだ。 しかし台所に立ったスキにヤスケンのシーンはほんの少しで終わってしまい、ドラマも終わってしまった。 さ~て、顔でも洗って着替えるか… と思ったのと亭主が口を開いたのとが一緒。 亭「今日、キックオフ2時でしょ?」 私「そうだよ(それがどうしたのと言わんばかり)」 亭「もう1時過ぎたけどいいの?」 私「え…?(時計を見る)」 あ~~~~~っっっ!!! なんと!乗ろうと思っていた電車はとっくに行ってしまっている時間! パニックに陥った私は「もう今日やめちゃおうかな」と一瞬やる気のないことを思ったが、今日はホームから来るサポ友達に渡すものがあったことを思い出し、とりあえず着替えをすませた。 しかし何時の電車に乗れるだろうか。 最悪の場合は1時間遅れの後半キックオフからか… とそこへ救いの声が。 「車で行くか~」 おお~カミサマ・ホトケサマ・ダンナサマ!! そうだその手がありました!! ウチの最寄りICである八王子からスタジアム最寄りの調布ICまで、 道路がすいていれば30分とかからない! …はず(^^; 少々歯切れが悪いのは、 1、スタート地点の八王子ICへは、聞きしにまさる渋滞の名所(?)・国道16号線を行くしかなく、しかも多摩川を渡らなくてはならない(「渋滞しない橋はない」 by A小)。 2、さらにゴール地点・調布IC付近というのは、これまたどういうわけだか渋滞する名所なのである。 しかし今は可能性に賭けるしかない。 とにかく1分でも早く出発しなければ。 途中、どこかが渋滞している情報をキャッチしたら予定変更して京王線のどこかの駅に降ろしてもらうことにして… 幸い渋滞の名所は一箇所も渋滞しておらず、13時20分頃にウチの駐車場を出発したにもかかわらず、13時45分頃にスタジアム正面の歩道橋に着いた! 赤信号を幸い、脱兎のごとく車を降りて歩道橋をこけつまろびつ駆け上がり、アウェー側ゴール裏席に着いたのは13時50分頃。 サポ友達にも会えて用事も済み、無事にタオルマフラーを掲げて選手を迎えることができた… あぁホッとした。ありがとう、夫よ。 そして思った。 やっぱり調布って近いんだなあ…(←懲りてなさそう) でも高くついたよ…高速代往復1200円だってさ~ガソリンが安くなってて助かった(^^; 試合については… 1週間に3試合、選手の体も重そうに見えた(特に失点シーン)。 私も、せっかくキックオフに間に合ったのに応援の声がなんとなく立ち上がり鈍かったのは、連戦の疲れか…(年には勝てん) 相手もそれほど怖くなかったのに、負けてしまって本当に残念だった。 こういう試合をモノにするちょっとの集中力・技術力、そして組織力。 個人技のあるチームならさらに選択肢が広がるけど、ウチみたいなチームだと全員でずっと集中してファイトしなくては、足下すくわれる。 それをなしえたチームがJ1に残っていけるんだな。 翌日、J2の試合をスカパーで見ながら、試合数が多いので力ずくで勝ち点を稼いでいくJ2と、試合数は多くないせいで、技術を必要とされ、集中力の欠如からのミスをしたほうが負けて蹴落とされていくJ1。 その違いをしみじみ感じた。 試合後は「ひつじくも(JR北海道の営業)」でジンギスカン。 その後はアウェー在が長かったホームサポさんとウチの地元で軽く飲んでお開き。 でも帰宅後は亭主と盛大にチクショー会。 録画しておいた「ロス:タイム:ライフ」第9節を見つつ。 大泉洋がよかったわ(^^)
2008年04月01日
ご無沙汰しております、A小でござんす。 いつも足を運んで下さる皆様、どうもありがとうございます。 それなのに一番上の日記タイトルが変わりばえせず、本当に申し訳ありませんでした。 これからはもう少しこまめな更新を心がけたいと思っております。 思っておりますが… 今季最初の遠征日記が第3節ってどうよ。 我ながらやんなっちゃいます。(- -; 本当はプレシーズンマッチの熊本戦、第1節鹿島戦、ナビスコ杯予選第1戦柏戦、ナビスコ杯予選第2戦川崎戦と、ちゃんと遠征していたのに… しかもどれも書くことはちゃんとあったのに…今後の遠征の教訓とかもあったのに… そして少しは書いた日記もあったのに公開のチャンスを逃しつつ今日に至っております。書きためたもの、どうしよう(^^; まぁいつか日の目を見ることもありましょう。 で、もう4月だというのに取り急ぎ書いておきたいことは、やっぱこれ。 2008J1初勝利。
日立台…柏レイソルと同じ土俵にいられて何がうれしいって、ここでコンサを応援できること。 しかし我が家からは2時間以上かかる。同じ南関東でなんでこんなに遠いのってくらい遠い。 でも日立台には行く。絶対行く。 それくらい魅力的なスタジアム。 だって~ピッチがものすごく近いんだもの! このくらい。 これではよくわかりませんね、はい、すみません ここに読みに来て下さっている方はたいてい一度は日立台に行ったことがあるでしょうから、細かい説明は省略させていただきますが(こら)、 初めて日立台のゴール裏席に身を置いたときの感動は忘れません。 ピッチに立つ選手とあまりに近い。照れちゃうくらい近い。 その試合は確か2001年だったと思いますが、試合後半、コンサのコーナーキック時、柏GK南雄太がスパイクの底をゴールポストにガンガン蹴りつけながら味方選手の注意を引き、指示を出していた… つまり、すぐ後ろでコンササポがワーワー言ってうるさいので、声だけでは指示が通らず、キンキンいう金属音で味方の注意を引いてから指示を出していたってこと。 それくらい近い。選手と席が。 なので今節、キックオフ直前に柏ゴール裏のほうに高木が行ってしまったときの心細さったらありませんでした。 病み上がりで今季2戦目の高木が、やんちゃな柏サポに何かされやしないかと(爆) まぁ日本ですから、そんなのは取り越し苦労ってもんですが(^^; 試合前練習あたりから降りだした雨は、お彼岸も過ぎたというのに冷たくて、でもお花見チラシ寿司(by かんりさん)のおかげで、何年ぶりかで飛び跳ねてみようかなと思うほどのパワー。 でも5回くらい跳ねるともう体力なくて…(^^; おかげで今も足が筋肉痛。 西嶋のヘディングゴールで追いついて! 大伍の股抜きゴールで逆転!(実はよく見えてなかった) なんだかもうしぶとくふてぶてしく虎視眈々と勝ち点3をねらうねばり強さにおかーさん(=私)メロメロ。 そうなんです、先制されてもガックリする様子もみせず、90分を戦い抜く気持ちが見えるので、雨が降ろうが風が吹こうが、こちらももう黙ってなんていられなくて。応援に熱が入っちゃう。 90分ずっと声出せてときどき跳ねもして(これなんかホントにもう何年ぶりってくらい珍しい)、そして勝利を選手と分かち合えた。 楽しかった~~~!(^0^) 日立台で選手と一緒に戦えるってなんて幸せ(柏のサポと選手って幸せだよね)。 そういやそんなこと思ったのは西が丘のヴェルディ戦以来だったかも。 (サッカー専用スタジアムが好きなだけか) とにかく、今年のウチの選手には派手さはないかもしれないけど、なんていうかこう、しぶとさがある。精神的な強さを感じる。 淡々と仕事をこなしつつ、勝利への執念が見えるというか。 J1の良い効果なんだろうなぁと思う。 良い緊張感を保ってる。 失うものは何もない、晴れやかな緊張感というか。 そしてその緊張感をうまく保ってくれてるのがクライトンなのかなあ、なんて思う(^^) クライトンが来札して、新千歳空港に着いたときの写真を初めてネットで見たとき、ホントの話、PCの前で「うっ」と言っちゃったんですよ。 それくらい怖かった。 なぜか「海賊」を思い浮かべた…(『パイレーツ・オブ・カリビアン』のイメージ) その怖さはでも、試合を追うごとに信頼感になっていきました。 彼はホットなジェスチャーが多いし、実際それがためイエローももうもらってるけど、でもパスやキックは優しく見える。 そしておもしろいな~と思うのは、自分がペナルティエリアにボールを持って入っても、自分ではシュートを打たない気がする。 そういうデータが手元にないので打ってるのかもしれないけど…印象としては、打たないでまわりの選手にパスする。 まるで「俺がオトリになるからお前ら走れ!」というかのように。 こないだ室蘭でのナビスコ杯川崎戦では、 「俺に球をよこせ!キープしてやるから!」と言わんばかりに球をほしがっていた。 なんて頼りがいのある選手なんだと思う。 たとえて言うなら、こんな感じ。 マンガの話で恐縮だけど、私の数少ないお気に入りに『動物のお医者さん』というマンガがありまして。 一言で説明するのはなかなか難しいので検索していただくとして(無断でリンクして申し訳ないのですがこちらに簡潔かつわかりやすい案内がありました)、その登場人物(犬)にハスキー犬のシーザーというのがいるんです。 主人公の飼い犬チョビが犬ぞりレースに出る話で、その仲間の犬達のうちの1頭なんですが、他の犬に比べてなんかこう勢いがあるのです。 「オレはやるぜ オレはやるぜ」というふうな。 だからシーザーにつられて他の仲間の犬たちも 「そうかやるのか」「やるならやらねば」 というふうにつられてよく走るので、シーザーが犬ぞりレースのリーダーになる… というお話。 どうでしょう…なんとなく今のコンサに似てないでもない気がしませんか? たとえが少々おふざけに過ぎますが、なんとなくそんなかんじ。 つまり言いたかったことは、 失うものは何もない清々しい緊張感の中で、とにかく前向きに自信に満ちあふれた選手に導かれ、私たちのチームはしぶとく勝ち点を取りに行くことにしているようで、そういう選手を応援するのは本当に楽しくてしょうがないってことでしょうか。 なんだ~書いちゃうとこんなもんか。自己嫌悪… 拙い文章に最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。 次はたぶん川崎戦のことになるかと思います(次回予告なんかしちゃっていいのか…)。
プロフィール
東京の西、山の近くでコンサを応援している主婦「A小」。学生時代に旅行で北海道を訪れ、すっかり魅了される。初めてサッカーを見たのは、94年・W杯アメリカ大会。九州旅行の帰りのフェリーの衛星放送だった。その後コンサ誕生を知り、旅行がてら各地に試合を見に行き始め…。当初はサッカーに興味のない夫を置いて一人で出かけていたが、彼は2007年にわかに「各地のウマイもの」に目覚め、その飽くなき食欲と舌を満足させるべく、妻にくっついて遠征を始める(ただし留守番の猫が心配なので宿泊ナシの日帰り)。個人的にFC東京にはいろんな意味で負けたくない。
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