聖地「厚別」へ行くよん

2010年05月29日

こんばんは、バイトの忙しいのを言い訳に更新をサボってばかりの主婦A小です。
読みに来て下さっている皆様、本当に申し訳ありません。
なんかこの時期は、いつも以上にこんなことを申し上げているような気がします。
要するに時間の使い方が下手なんだなと実感する季節となりました。

室蘭にも行っているのに、その時の遠征日記を書く間もなく、明日、厚別開幕戦の日となりました。
ドームの試合が多くなった今日、厚別開幕もゴールデンウィークから5月下旬になることが多くなった気もしますが、
それでも私が初めて行ったホームゲームは厚別。
SB自由席で、スタジアム販売のビールがサッポロクラシックだったので非常に感激して、片手で持ったプラコップの写真を撮ったことを今は懐かしく思います。
明日は「そうここは我らの厚別~♪」と歌える初日なのです。
行かねば。ねばねば。

ではおやすみなさい…


明日のコンサと、南アフリカ大会を控えた日本代表に向けて…

2010年05月15日

またちょっと間があきました…読みに来て下さっている皆様、気まぐれな更新で本当に申し訳ありません(><)

5月の試合は、何とか取れた「おともでマイル」にて札幌ドームの東京ヴェルディ戦へ(同じ多摩のクラブとの対戦を、札幌まで見に行くのは、あの甲府キッズにとってさらに意味不明でありましょう)。

また、スーパー先得で、お初の北九州空港からギラヴァンツ北九州戦へ。
普通のラーメン屋さんで、普通のラーメンとチャーハンを心ゆくまで堪能しました。
このところ多少肥え気味の私、
買ってきていただいた黒☆Tシャツは残念ながらお披露目ならず(^^;
でも勝ち点3のお土産も得て、まずまずの週末でした。

来月はいよいよワールドカップ南アフリカ大会。
先ほど、過去の日記(これはウェブでなくノートに書いた、昔ながらの(?)日記)を読み返していたらこんなのを書いていて、
なんだかこのごろのサッカーあれこれに関するような気がしたので、
備忘録的意味合いで投稿してみようかなと思いました…
コンサと直接関係ある日記ではないので、読み流していただければ…



「同じ記憶」      2010年02月15日00:55


私はこのところ(というかこの何年来)日本代表の試合を見ない。 
気にはなってるのだけど、なんていうか、楽しくない(すみません)。

今日、チャンネルを回していたら、フジテレビでサッカー放送。 
韓国との試合だったんだね。 
それで興味が湧いて、途中からだったけど見た。 
韓国はライバルだし、彼らとの試合で実力がわかるような気がして。 

んー…(^^; 


途中から見たのと、ハーフタイムでチャンネルを変えたのとで、 
で、途中でまたチャンネル戻して後半の途中から見て、 
要するにつまみ食いみたいにして見ただけなんだけど、 
なんだか以前こういうのを見たような気がした。 
追いつかなきゃいけない展開なんだけど、 
自信なさそうに、みんなでパス回し… 
ははは(^^; 


自信持てないんだよね。 
ボールは持ってるのに。 
チャンスもあって、あとは得点だけ。 
なのに仕掛けられない。仕掛けてもうまく行くか不安そうに… 
(相手にとっては、仕掛けられたときがチャンスになる。) 
(待ちかまえていて、ミスなり何なりで得たボールを一気に運べばいい。) 

自信がないから、 
一気に攻め込まれたときに半端な対応しかできなくて、失点する。 

じゃあどんなふうにしたら自信が持てる? 

良いサッカーすること。手応えを感じること。 
感情的にならないで、ボールを前に運んで、最終的にはDFとGKをうまくだまくらかしてネットにパスすること。 
そういう手応え。 
ミスしても「このやり方で間違ってない、次は決める」という手応え。 

ははは。ホントに懐かしい。 

こういうサッカーは結局最終的な敵は自分なんだろうな。 

オシムだったらどういう教え方したろうか、と思う。 
彼は日本人の弱点をよく知っていたし、同時にそれは長所なんだととらえていたろうな。 
日本人は組織的に(かつ考えながら)サッカーをする長所を持っていると。 
全員が同じ絵を描いて有機的に動き続ける。 
そのために徹底的に走り込み、鍛えきる。 
自信はあとからついてくる。 
「自信」とは何か。 
「俺たちはやるだけやった。つらい練習に耐えた。だからこれで間違いはない」 
そんなことだよね。きっと。 

だって、何が正しいのかは、試合をしてみなきゃわからない。 
勝つことしか、答えはない。 
いつだって、自分達はこれでいいのか、これで勝てるのか。 
そんな迷いの繰り返し。 
だからこそ、その結果を得るために、 
一生懸命その時をやりきるしかないんじゃないか。 
そのために、練習があるんじゃないか。 
練習で俺たちはやりきった。あとはその成果を一生懸命出すだけ。 
その答えが「勝利」「手応え」、そうやって「自信」は深まっていく。 

コンサ好きな私にとっては、天皇杯準決勝進出がまさにそれだった。 
私だけじゃない、選手と、おそらく応援し続けたコンサ関係の人全員が、 
自信を持って、あのサッカー(と応援)に取り組んでいたと思う。 
そんな日は必ず来る。 
ただし、一心不乱に、迷いを持ってもひたすらに。 
走りきった者だけが持てる、「やりきった」という自信。 
その後は実行するだけだ。練習したことの全てを。 

いつか必ず今やっていることの結果が出る。 
それが勝利なのか、敗北なのか。 
勝利であってほしいと思う。 
だったらまず、やりきったと言えるだけ練習を積み重ね、 
その日が来たら迷うことなく前へ進め。 
結果と評価はあとからついてくる。 

いまこそ、代表選手とチームに声援を送るときだというのを、 
多くのコンササポは知っているはず。 

がんばれ、日本代表。 
時間がないかもしれないが、迷ったままその日を迎えることだけはしないでほしい。 
その日までやりきったことへの確信を持てるはずだから。 
それを自信というのだと思うから。


post by A小さん

18:09

サッカー雑感 コメント(3)

甲府キッズの思い出(第9節・vs甲府・'10.4.29・小瀬)

2010年05月02日

ご無沙汰してしまいまして申し訳ありません。
先月下旬からいつもの2ヶ月バイトが始まりました。
遠征費の足しになるよう、がんばります。

その遠征、今季は亭主の希望でホーム戦を中心に出かけています。
しかし甲府戦は2番目に近いアウェーなので(ちなみに一番近いのは味スタ)、
バイトの休日出勤がなければ行こうかな~と思っていたところ、
タイミング良く地元サポ仲間のSさんから、夜メールが。
文字通り、便乗させていただくことになりました(*^^*)
(Sさん、ありがとうございます)




甲府へはゆっくり出かけました。
キックオフ時間が15時からと遅めなのと、中央道さえすいていれば、ホントに甲府って近いもので…
飛び石連休の29日は、やはりゆっくり目の出発で正解。
10時半頃に八王子ICから中央道に乗って、コーヒーブレイクもとって、
12時には小瀬スポーツ公園に着きました。

途中、激しい雨が降ったりやんだり…天気予報が当たってる(><)
寒冷前線が通過中の感じ…
いや~小瀬はどうなってるんだろう。
心配でしたが、甲府南ICを出る頃、雨上がりの良いお天気に。
ホッとしました。

お腹も空いたので、甲府に行ったらほうとう、ということで、
「小作」の本店へ。
ここは昔バスツアーに参加したとき、試合後の宴会で行ったことがある店。
でもほうとうは初めて。

スタンダードに「かぼちゃほうとう」1100円を食べましたが…
盛りの良さにお腹いっぱい(><)
かぼちゃや人参が、ごろんごろんと大ぶりに切ってあってびっくり。
これは何かに似ている…そうだ、スープカレーだ。
カレーの部分が味噌汁になって、太麺が入ってるかんじ。
でも野菜中心なので(というか動物性タンパク質が全く入ってない)
お腹はいっぱいだけど意外ともたれない。
これから応援するのにピッタリの腹ごしらえができました(^^)
その他旬のメニューで「天然タラの芽の天ぷら」もおいしかったです(*^^*)
(Sさん、お味見させていただきありがとうございました)

20100502-00.jpg
「小作」本店のカボチャほうとう1100円。優しい味噌味がクセになりそう

小瀬に戻り、駐車場を探すと、すでに正門側は満車。
裏側の、昔バスツアーでバスを駐車したところへ行くと…
空いてました(^^)v しかも関東後援会のバスもいました。
昔は7台で来たこともあったな…
感慨にふける間もなく、スタジアムへ。
アウェー側の入口がすぐでした!これからもここにとめるに限るね(^^)
(しかしこのタイミングでよかった。すぐ満車になりました^^;)

再入場が可能だったので、席を確保してから出店を冷やかしに行きました。
お腹いっぱいなので、買い物は飲み物のつもりだったのですが、
心惹かれる出店についフラフラと…

甲州とりもつ。

そういえばお昼は「かぼちゃほうとう」に「タラの芽の天ぷら」でとってもベジタブル。
じゃあここで、動物性タンパク質を補給しておこう…
という栄養学的興味から(ほんとかね)、1パック買い求めてみました。

とっても柔らかくて、優しい甘みの甘辛タレ味。
おいし~~~(^▽^)
これで売店のビールがサッポロなら言うことないのにな~。
甲府らしく赤ワインを買い求め、ちびりちびりと。
そうこうしているうちに試合が始まりました。

(試合中の話は割愛)

ハーフタイム、前半に2失点の失意の中、
おかわりの赤ワインを買い求めに売店に行き、列に並んでいると。
私の横に、6才くらいの男の子がやってきました。
何気なく目が合うと、彼は話しかけてきました。
「こんさどーれのさぽーたーのひとですか?」

その時の私の格好は赤黒のレプリカユニにタオルマフラー。
コンササポなのは一目瞭然なのですが、
礼儀正しい男の子だなぁと思ったので、笑顔で
「そうですよ」と答えると、彼は答えを聞き終わるのももどかしそうに尋ねてきました。
「さっぽろからここまで、どれくらいじかんがかかったんですか」

この質問はアウェーに行くとよく聞かれるんですが、
残念、私は東京在住、しかも甲府は比較的近場なので、
子供の夢を壊すようで悪いなぁ…と申し訳なく思いつつ、
「あ~私は東京に住んでるから、高速道路で2時間くらいで来たのよ」と言うと、彼はこう切り返してきました。

「東京に住んでるのにこんさどーれのおうえんをしてるんですか」

うっ。そうきたか。そう来るとは思わなかった。
不意をつかれたおばさんコンササポ、一瞬答えに詰まって
「ん~そうだよねぇ、どうしてだろうね~」
と言葉を濁すと、彼はたたみかけるように
「えふしー東京とか、べるでぃとかあるのに…」
むむ。チビッコのわりにちゃんと名前を知ってるんだな。大したもんだ。
ちょっと答えに困って周囲を見るともなしに見回すと。
少し離れたところに立っている、若い優しげな女性と目が合った。
彼女は困ったような笑顔で会釈して、小声で「すみません…」
おぉ、彼のお母さんか~。
なんとなくほほえましくなって
「そうね~なんでだかコンサドーレが好きで、コンサじゃないとだめなんだよ~」
と思わず本心を打ち明けると。
「でも2たい0でまけてますねぇ」
だって。

こンのガキャ~、笑って聞いていれば言いたい放題いいやがって…
と思わず額に怒りマークが浮かびましたが、
お母さんがそばで見守っているので(ここでお母さん、またもや小声で「すみません…」)

「そうね~でもサッカーは90分のスポーツだからね。後半はバンバン攻撃して点取って、そうだ、君なんか泣いちゃうかもしれないよ~~」
とちょっとイジワルしたら、
彼はちょっと身をくねらせて(ほら、子供が困ったときに良くそうするでしょ?)
「でもおうえんはすごいですよね」
と話題を変えた。
険悪なムード(?)を察し、こちらをヨイショして関係修復を図ったわけだ。
むむ~おぬし、なかなかやるな。

そうといわれて悪い気はしない、単純なおばさんコンササポ。
笑顔を取り戻し、
「そう?応援、すごいかな~?」
そしたら彼も笑顔になって
「うん、ほかのちーむよりきょうはすごいとおもう」だって。
なんだ~いい子じゃん。かわいいな~
と思ったその時。彼は言葉を続けた。

「でもおうえんでかてるわけじゃないよね」

…参りました。
君はすごい。おばさん、言葉を失った。
すると彼はなおも続けて
「さぽーたーがさっかーやるわけじゃないから…」

ここまでお読みの皆様、これ、本当の話なんですよ。
私が脳内で変換しているんじゃないんです。
彼は本当にこう言ったんですよ。
いったいどこからそんな言葉を憶えてくるんだ君は??

今度こそ言葉を失ったおばさんは、子供相手にケンカもまずいとさすがに思い、
「そうだよね~応援したら勝てるといいのにね~サッカーってむずかしいよね」
とワケのわからない理屈でむりやりまとめ、順番が来たのでワインを買い、
そばに立って一部始終を見守っていたお母さんに「それじゃ」と会釈して席に戻りましたとさ。

戻るとすぐ後半開始。

そりゃあ目一杯応援しましたとも。
コーヒールンバだって今日はやっちゃうよ(いつもは体力なくて跳ねられない^^;)。
サッカーがダメなら、せめて応援だけでもきっちりやって、
甲府の観客に(子供にもだ!)なめられないようにせにゃ!!

おかげで翌日のバイトは筋肉痛で、
椅子から立ち上がるのも大変でしたが…

それにしてもヴァンフォーレ甲府は…
私が心配して見守っていたあの頃の甲府とはもう違うんだと思い知らされました。
存続の危機からJ1昇格(しかも入れ替え戦を2戦とも制して)、
ちゃんとJ1残留もして再びJ2に来たけれど、
その去年は最後まで昇格争いをして…
観客も増えて、今はもう立派になって。
完全に私たちのライバル、というか、ウチが追っかけなきゃいけない立場になってるんだ。
そんなことを久し振りの小瀬でつくづくと考えました。

帰り道、駐車場に多摩ナンバーの車を見かけました。
多摩から来る人がいるんだ…と何気なくリアウィンドーを見ると。
FC東京のミニフラッグがズラリと並んでいました。その数およそ10本。
見た瞬間、胸がズキッとしました。
一発でわかった。
この車の人は…フジさんと祐介を見に来たんだな。
今日の試合、どんな気持ちで見たのかな…

帰りはスタジアム周辺が激混みだったけど、
高速道路は祝日とは思えないほど順調で、流れに乗ってどんどん進み、談合坂PAで休憩。
神戸屋の焼きたてパンを購入、スタバのコーヒーで一服。
そこへちょうど着いた後援会バスツアーの一行と行き会いました。
選手バスもいるんだよと聞き、それじゃちょっとお見送りでも、とSさんと話したその時。
Sさんが私の頭越しに視線を上げて「あ、あれ…」

私の後ろをゴンさんが通った…

きゃ~~~っ、生涯初の(スタジアム以外での)生ゴンさんだっっ!!
しかも、生涯でもっとも近い距離~~~!!(およそ5m)
ゴンさんは誰かに握手を求められ、握手しつつ足早にバスの方へ。
思っていたよりスリムでびっくりした…

それより驚いたのは、ゴンさんのあとを一般の人が数人、追っていったこと。
さすが全国区のゴンさん、一般の人にもよく知られてるんだな~。
私もつい釣られて選手バスまで…
バス周辺には数人の女性がいて、控えめに(?)キャッキャと騒いでいます。
選手バスを見送ると彼女らも後援会バスの方へ歩き出しました。

ん?彼女たちは後援会バスの利用者?
私がしばらく参加しないうちに、女性の利用率が高くなったんだなぁ…
と思いきや、となりのマイクロバスに乗り込んでいきます。
んん?今回はバス2台のツアーなのか?
と思いきや…
マイクロバスの方には「GON GOAL うんぬん」と書かれた札が。

このバスの方々はいったい…?

好奇心をどうしても抑えられず、乗ろうとしていた一人の女性に声をかけました。
「あの、こちらのみなさんは…?」
すると彼女とそのご友人は誇らしげに
「私たちはゴンちゃんの応援で来ました。コンサの試合の時だけ、コンサファンになります」
そういって上着の前を広げて見せてくれたのは、Consadole のロゴ入りTシャツ!
そうか!ゴンさんにはそういう応援団がいるのか。さすが全国区!
「ゴンちゃんを、よろしくお願いします!」と元気いっぱい挨拶すると、彼女たちは颯爽とバスに乗り込み、去っていきました…


密度の濃い、久し振りのアウェー遠征でしたとさ。

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談合坂の神戸屋で買った「富士山メロンパン」260円。普段はあまり興味ないんだけど、多摩ナンバーのFC東京サポ車のことを思い出してつい。



post by A小さん

12:48

赤黒道中日記 コメント(8)