2013年09月25日
厚別の空は、どうしてあんなに青いんだろう。 2013年9月22日(日)。 3連休の中日。 羽田は連休中日というのに朝から旅立つ人々で混雑していた。 人の波を縫って、新千歳空港に到着。 大谷地へのバスの窓から見るナナカマドの実は赤かった。 北海道の短い夏は既に過ぎ、秋が訪れようとしていた。 私にはおなじみの光景だ。 北海道ツーリングのために、夏、短期のアルバイトをしては、 秋に北海道に渡る。 その記憶がよみがえる、今回の厚別行き。 厚別は晴れていた。 私が初めて訪れた時のように。 私は売店でサッポロクラシックビールを買い求めた。 あの日そうしたように。 あのころは道内のプロスポーツはJリーグしかなかった。 この日は、ドームでプロ野球があった。 プレーオフ圏内の6位に入れるかどうかというこの頃の焦燥感。 その一方で「何があっても今さら驚かない」という自負心。 それがあの日…初めて厚別に行った日と違う点だったかもしれない。 ベトナムの英雄、レ・コン・ビンが得点! その後も続く、レ・コン・ビン祭り! ヤフーのキーワード急上昇にその名が上がったと知って、 サポ友だちと笑ったり喜んだり苦笑いしたり。 それにしても、どうして厚別の空はこんなに青いんだろう。 試合中にもかかわらず、携帯カメラのシャッターを何度も切った。 私は北海道もコンサもサポ友だちも大好きだ。 でもきっと、厚別の青空はもっと好きだ。 晴れるかどうか。 勝てるかどうかはわからない。 だけど私は厚別の青空を見たくて、また行くのだと思う…厚別へ。 その下で、勝利の笑顔をたくさん見たくて… コンサ、この日ホームで勝ち点3、ありがとう。
プロフィール
東京の西、山の近くでコンサを応援している主婦「A小」。学生時代に旅行で北海道を訪れ、すっかり魅了される。初めてサッカーを見たのは、94年・W杯アメリカ大会。九州旅行の帰りのフェリーの衛星放送だった。その後コンサ誕生を知り、旅行がてら各地に試合を見に行き始め…。当初はサッカーに興味のない夫を置いて一人で出かけていたが、彼は2007年にわかに「各地のウマイもの」に目覚め、その飽くなき食欲と舌を満足させるべく、妻にくっついて遠征を始める(ただし留守番の猫が心配なので宿泊ナシの日帰り)。個人的にFC東京にはいろんな意味で負けたくない。
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