監督からのメッセージ、そしてカムバックヤンツー!!

2006年12月30日

結果的には残念というか、大健闘というか、その入り交じった気持ちが正直なところ。ただ、現実には我が家は元旦朝から飛行機に乗って東京に行きます。元旦に備え、例の応援ツアーではなく、別な格安パックを取ったので、キャンセルせずに単なる東京見物に企画変更しました。というか、想定内の予定でしたが…。チケットもヤフオクで3千円のものが1万そこらもするものに入札参加しましたが、結果的に落札できなかったことは不幸中の幸いでした。

「審判がしっかりしてたら」、「相川があそこで決めてたら」「ベストメンバーでいけてたら」など「たられば」はつきませんが、特にあのオフサイドは本当に悔しいですね。副審からオフサイドの判定とったらあとはどうするというくらい、あの場面はきちんとサッと旗を揚げて欲しかったですね。
J’s Goalのレポートではそのことにはいっさいふれず(ガンバ側の執筆者氏担当か?)です。
http://www.jsgoal.jp/news/00042000/00042739.html
NHKのニュースでも例のゴールシーンは当然割愛(だったような)。くさいものには蓋でしょう。救いは解説の山本さんが「ガンバ、儲けましたね」と何百万人に対してあれはオフサイドだったと示唆したことでした。まぁ、こんなこと言っても、結果は覆るわけでもない、負け犬の何とかです。

そんなことより、札幌に攻めのサッカーの面白さを持ち込み、かなりのレベルまでそれをチームとして体現してくれた柳下監督。私はこれまでの歴代監督のなかで、もっとも尊敬できた人物でした。選手を表面的に家族のように扱う監督よりも、プロとして毅然とダメなものはダメと言い切る、彼の姿勢を私は当たり前のものだと考えていましたが、それをときに「選手への責任転嫁だ」とか「選手が自信を失う」などと非難する声もありました。小学生や中学生のクラブ指導でもあるまいし、よくわかりませんが…。札幌の特異性というか、大した活躍もしていない選手がチヤホヤされる、少し角度をずらして好意的な解釈で言えばどんな選手にも温かいという、その環境で緊張感を失った選手もいたのだろう。そういったことを直言できる人物であったからこそ、ここまでやれたのだとも思うのです。

そんな監督の最後の試合後の会見です。文ではなく、「動画を見る」の最後の方は監督のこれまで3年間のサポーターへの精一杯の感謝の表現でしょう。
http://www.jsgoal.jp/news/00042000/00042722.html
本当にどうもありがとうございました。フロントが代わったら、柳下カムバック運動をしたいと思います。同意していただける人、それまで待とうぜ。


post by ダソヌマソ

13:18

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テレビの前で

2006年12月29日

本当は仕事納めは今日だが、今、私は家のテレビの前にスタンバっている。職場の人は誰も咎めなかった。
放送開始まではまだ時間があるので、仙台戦のDVDを見ている。加賀のボレーが鮮やかすぎる。
そういえば、アウェイのコールリーダー、上半身裸になって、なかなか熱い人物だったが、今日も彼は頑張ってくれるのだろう、きっと。彼の扇動はストレートに私たちの心を揺さぶるようで、非常に好感が持てる。
良い意味でも悪い意味でも結果はどうなるかわからないが、どちらにしても、東京行きの飛行機は押さえてある。チケットはまだない。どうしよう。大丈夫かな。


post by ダソヌマソ

11:05

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国旗の意味

2006年12月25日

もうネタの新鮮味ではかなり旬を過ぎてしまったかもしれないが、いまだに仙台のことを振り返ってみたい。

試合当日の朝、それも9時頃だが、仙台駅前を歩いていると、首に赤黒のマフラーを巻いている一人の青年を見た。このたかだか数十センチ幅の織物にもう表現しようのない熱いものを感じてしまった。別にその相手に声をかけるでもなく、ただ怪しげに数十メートル後からそれをちらちらと目で追うばかりだったので、見つめられている本人にとっては全く見られている自覚はなかったはずで、仮に私に気がついていればさぞかし気味が悪かっただろう。
ここは仙台、ここにいる不特定多数の多くの人と同じアイデンティティを共有できるのは「日本人」であるということくらいで、それは大阪に行っても東京に行っても同じようなものだ。
いわば、仙台にとって自分はよそ者だ。そういった圧倒的にアウェイの状況でその赤黒のアイデンティティは大きな勇気と感動を与えてくれた。あのマフラーは「自分は札幌サポーターで、札幌の試合をはるばる仙台に見に来たぜ!」というメッセージを不特定多数に振りまいていることになる。ただし、その意味を知っているモノに対してのみだが。
私はまだその段階ではそういったグッズを身につけていなかったので、一方的にそのメッセージを受け止めたわけだが、これは異国の地で一人不安な状況にあって、不意に日の丸を見つけて何とも言えない安心感を抱いたときと同じような感動に似ているのだと思う。
まさに赤黒はそれ自体が強烈なメッセージである、ということをそういった状況で図らずも思い知らされたひとときだった。
是非、元旦、東京の雑踏に赤黒のマフラーを不意に見つけてみたいものだ。




post by ダソヌマソ

22:21

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金はグランドに落ちている、はず…

2006年12月19日

本当は期待でいっぱいの気持ちでいなければならないはずなのに、もやもやした感じと、(縁起でもないが)敗戦=今チームの終焉という事実への恐れがどこかにくすぶってしまい、土曜日を迎えたいような怖いような気分である。

ブログ万歳と絶賛していたはずのシャッチョーさんはいまだに何の声明も出さず…。百歩譲って、この時期、脂っこいことがいうのイヤなら、いろいろあるがとにかく選手や監督の頑張りに期待したい、皆さんの応援もよろしくお願いします、位のことでも言えないものか?

スキースクールでいくら収益が上がりチーム運営の一助になるのかはよくわからないが、やれ食育だとかなんとか崇高な思想実践の前に、チーム運営をどこに導こうとしているのかいつになったら教えてくれるのか。

外から見てこんなにぶつけようのない不満をくすぶらせてしまうのだから、当事者中の当事者の監督、選手たちの心境はどんなものかと察するところだが、今はとにかく邪念を捨てて試合に全力でぶつかって欲しいと願うばかりである。(やっぱり、次勝てばキャッシュゲットなんですね。その意味からも絶対に負けちゃ駄目だ。自分たちの給料は自分たちで勝ち取ろう。グランドに金は落ちている。)

私はいままでフロントを含めたチームに対してある程度の敬意と感謝の気持ちを抱いてきたつもりだし、何もわからん部外者があれこれ想像だけで非難することを好ましいこととは思っていなかったが、今回のフロントの説明のなき方針変更、迷走とも思える行動を黙って見過ごすことができない。


post by hide4488

22:30

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中期経営計画??????????

2006年12月16日

HFCにとっては、天皇杯勝ち残りという状況は降ってわいたような天からの恵みのようなものかもしれない。
我々としては今は選手には一つでも多く勝ち残って正月を迎えてほしい、それだけに集中したい、そうあるべきであるという気持ちをうまくもてあそばれているようなそんな気持ちになる。柳下監督も来年の自分の生活の糧を探すよりも、勝ち残っている限りはチームの勝利を第一に考えるというような趣旨の発言をされていた。それがセレッソの監督就任が別な人物に決まりそうだというニュースとどう関係していたかはよくわからないが、とにかく今は来週の甲府戦の勝利を目指すということがチームにとっての至上命題なはずだ。
そんななか、新聞報道しかソースがないが、「J2コンサドーレ札幌は」「中期経営計画を発表した」と書いているのだから、これは事実として考えるべきなのだろう。推測や類推の類の記事ではないのだろう。
なぜ、今、こんなものがでてくるのか。項目だけ見てもなにも目新しいものはない。
それよりもまず、今年の営業上の失敗を総括する方が専決事項なはずだ。戦績が上がり、優勝争いに絡めば見に来る人も増えて収益も上がるだろうという素人でも考えるような戦略を今シーズンに採る戦略としてまともにフロントは考えていたのだろう。
営業部のブログに「今年は今季06シーズンは『J1昇格を本気で狙う』というセールストークのもとに広告料収入をアップしてきた経緯があるだけに、」とあったが、収入を上げる上でそういうことはあり得るとは思うが、5段階計画という大義名分を受け入れ、これまでの苦渋をともにしてきたサポーターにとって、簡単にこれをないがしろにするような戦略を勝手に採っておきながら、その失敗のツケを監督更迭や選手の年俸に反映することだけでチャラにするようなことで良いのかということを、本来であれば議論されるべきであるのだが、そのようなことが言えるタイミングではない。結果的に厚別やドームの満員作戦がうまくいったのか、いかなかったのか、なぜこんな赤字決算になったのか、そのあたりの清算が済まないうちにこのような計画を打ち出すことにどれほどの意味があるのか。
おそらくどこかの役所がこのような計画をだせば、北海道を代表する大新聞などは「反省はどこに?乱発される無内容な計画」などと書き立てることだろう。監督や選手に対する負け試合の結果への厳しい記事は目にしたが、なぜだかこのことについての論及は見あたらない。なぜだろう。やっぱ気まずいから?もっとも私は大新聞の契約購読者ではないのでネットの範囲でしか見ていないので紙面にはあるのかもしれないが、広く見られるネット版で敢えてカットする理由もないと思う。
今の柳下監督の下で築き上げられたサッカーは今年はまだ結果が出なかったが、結果以上に札幌スタイルの攻めのサッカーに酔わせてもらったサポーターは多いはずだ。来年こそという期待を多くの人が持っていたからこそ、監督更迭の発表があった後でも柳下復活の多くの声を掲示板に見た。もちろん、結果を出せないような監督はクビだという意見もあると思う。そのあたりの判断をどのようにとった結果、今回の措置に至ったかを知りたいのだ。天皇杯終了後、そこを私たちにじっくり納得のいく説明がなければ、この3年間は完全な徒労に終わるし、またいきあたりばったりの迷走状態に陥ることになる。


post by hide4488

10:43

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惚れた!砂川誠、フロントよ給料アップで頼む

2006年12月12日

砂川がサポーター泣かせのひと言を言ってくれた(らしい)。

「(来季も)札幌を一番に考えている」

あくまで記事による情報だが、普通、駆け引き上、ましてや砂川くらいの選手であればオファーゼロということはないのだろうから、いくら本心でそう思っていてくれても、「他チームとの間で揺れ動いている」くらいのことを言って、年俸交渉を少しでも有利にもっていくものかと思うが、彼はそんな小細工なしに札幌でJ1にあがりたいと言ってくれた。
毎年、おきまりのように「プロらしい給料をもらいたい」などといっぱしのことをいってごねごねモードで一部のサポーターのひんしゅくを買う○○とは姿勢が違うねぇ。

かつて、今野が自分の1年を棒に振ってまで低迷する札幌に付き合ってくれた。だからこそ、翌年の移籍は彼の将来を考えるともっとふさわしい舞台へ行くべきと背中を叩いてサポーターは涙をこらえて見送ったものだ。
今回の砂川選手の場合は今野の場合と違い、もう年齢的にサッカー選手としてはそれほど悠長なことをいっていられない状況なのだが、敢えて砂川選手はJ2札幌に残りたいと言ってくれた。こんなすばらしい選手を自分たちのチームに持つサポーターとして、彼になんと言って感謝し、そして詫び、そして激励すればよいのか、そのすべを知らない。

私は以前の堀井選手の引退表明に対するエントリーの中で、砂川選手に対してはこれ以上札幌に残ってくれとは言えないということを述べたことがあったが、それならばフロントはこの厳しい財政状況の中でさえ、キーとなるべき頼れる男砂川誠の誠意にきちんとした評価で応えてやるべきではないか。「俺たちの砂川誠」と歌うサポーターの声をしっかり聞きなさい。

柳下監督の慰留もなし(→私はほぼ積極的解雇と解釈している、違うならきちんと説明せよ)、この上、砂川まで他のチームにとられたらもう完全にこのチームのフロントを信用しないし、責任をとらない限りは応援もやめる。おいら一人の小さな抵抗だが、それくらいに説明責任を果たさないフロントの姿勢が未だに納得できない。

ちなみに、私、来週、仙台に行かさせていただきます。柳下コンサで年越しだ。


post by hide4488

20:28

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すんません、あと2勝ですね

2006年12月09日

先ほどのエントリーであと1勝と書きましたが、先走りました。
2勝しないと現ナマはゲットできないんですね。
金欠チームにはこれはたまらんですね。

監督と最低もう1試合できます。同点に追いついた直後の相川、普段なら自分が打てても回りに回すことばかり考えていたようですが、今日は決定的な場面、フッキに渡さず自分で打ち、外しました。あれは監督への恩返しの想いが強すぎた結果かもしれませんね。
たらればですが、あそこはフッキで決まりだったでしょう。


post by hide4488

16:38

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1億ゲットで監督、フッキを取り戻せ!

2006年12月09日

感動した。うちにBSがなかったので、前半を○ーズ電機と後半デン○ードーをはしごして、店で勝手に見せてもらった。すんませんね。でもここは田舎で、回りに客もまばらでタダ見はバレバレだった。本当ははしごなんかする気なかったけど、ハーフタイムに娘をトイレに連れて行ってる間に、店員にチャンネル全部元の八代亜紀リサイタルに戻されていたので、退散した。

でも、後半はほぼ快適に50インチの画面独り占めで、その前のいすにどっかり座り、勝ったときは店内でガッツポーズして帰ってきたよ。いやぁ、よかったよかった。

最後の優也が矢野にリベンジしたとこなんか、もう劇的すぎるね。

がんばれ、あと1試合、甲府に勝てば少なくとも5千万、でしょ?
しゃっちょーさん、さいなら。監督復帰(フッキ)、砂川、西谷はじめ、主力選手流出防止のため、正当な査定額の実現のため死にものぐるいでがんばろう!選手とともに我々も。

でも甲府戦に備え、ちゃんとまっとうな練習させてやりたいな。何とかならんか、お知恵のある人、食育しゃっちょーさんに提言してください。おれも募金ならするよ。


post by ダソヌマソ

16:03

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実は負けられない戦い

2006年12月09日

来期への期待感がまったくもてないそれどころか、J2滞留チームへの道に進路を歩まざるを得ないような雰囲気になっている要素ばかりが浮かんでいるのはなぜか?
フロントは天皇杯の勝ち残りで対外的な説明などへの時間稼ぎができる口実ができていると高をくくっいるのかもしれないが、我々はバカではない。
J2唯一の勝ち残りとサポーターは胸を張るが、実態は試合に備えたまともな直前の練習さえできないというような馬鹿馬鹿しさである。金がないから選手は雪のなかで寒さに耐えて根性鍛錬でもしてなさいというメッセージか?こんなときこそ何とか知恵を絞って早急に対応できないようなフロントに選手や監督は何を思うか?こういうときこそ、そのフロントの真価が問われるのだろう。いろいろ手を尽くして駄目ならば、最終的には募金でも何でも募りサポーターに泣きつけば良いではないか?自分たちの体面をかなぐり捨てでも選手にはベストを尽くしてもらえるような環境作りに徹することを真剣に考えるようなしゃっちょさんに交代していただくだけの理由はもう十分に揃ったのではないか?敢えて、この朝に。
しかし、こんな逆境の中、天皇杯を間違って優勝し、その賞金でフロント一新、監督復活及び選手への適正な年俸評価(チーム一律減俸ではなくきちんと頑張った選手へのアップ査定)を実現したいなぁ。がんばれ、監督、選手、コーチたち現場の人たちよ。さらにサポーターも後押ししようではないか、奇跡の勝利を。


post by ダソヌマソ

09:54

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思わず、すまん、堀井…

2006年12月05日

と言いたくなるほど、彼のサッカー選手としてのピークをチームとしての札幌のどん底期で浪費させてしまったことを札幌サポーターの一人として申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
彼の献身的なチェイシングは森下の鬼ごっことも言えるような一発芸のようなランニングと趣が異なり、ひたむきさが伝わった。すぐに結果だけでアホ、下手とののしる心ない輩もいたが、生来、私はそんなみのもんた的物言いは好かない。岳也もいろいろいわれた一人だが、一人で頑張ってもチームがバラバラなときには結果はなかなかついてこないものだ。(と言いながら、べたべたのなれ合いはもっと嫌いだが…)
堀井岳也の札幌Vゴールデビューの試合後のインタビューのくそまじめなコメント以来、審判受けが悪いだとかいろいろありながらも、泥臭くはいずり回っていた選手の一人だ。サッカー選手は安い年俸で選手としての寿命も短いので、ほんの一握りの選手以外は引退後、どうするのだろうと余計な心配もしてしまう今日この頃だが、これからもプロサッカーを支えてほしい。
将来、スタッフとして札幌に戻ってきたら、盛り上がる層も少なからずいると思うが…。
そういう意味では、個人的には喫緊の問題として砂川選手をなんとか早くJ1の舞台で活躍させてやらなければならない、もちろん札幌戦士の一員としてが理想ではあるが…、うーん難しいですね。


post by コゴロー

21:47

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座り込み、支持!

2006年12月03日

端的にこのたびの監督、強化部長交代は何なのか?

形的には監督自ら身を引いた形で納めたのかもしれない。責任をとって辞めさせていただくという監督の筋論を利用して、「監督の固い意志を尊重して来期は契約することは控えた」とフロントは都合のいいことをマスコミを通じて情報を流し、めでたしめでたしと考えているかもしれないが、そもそもチームからはオファーはないという監督の言葉がこの欺瞞を図らずも暴いている。

5段階計画遂行上、今期のJ1昇格が至上命題かといえば、いつ誰がそんなことを決めたのか?というくらいにコンセンサスは得られていたとは思えない。もちろん、監督としては去年の最終戦で「来期は3位以内をめざす」といったが、監督としてはあそこで「もう一年、5位以内」と言えるはずもなく、仮に言ったらアホだろう。
それはそれとして、チームとして現実的に5段階計画を進めるという観点から、今年の成績をもって監督としてもう一年続投するに値しないという判断するほどの根拠にはなり得ないと思うのだ。
むしろ、我々は1年あまりを棒に振って、攻撃的なサッカーの基礎を組み立てながら、その後それが少しずつ実を結び始め、今まで味わったことのないサッカーの楽しさを自分たちのチームが体現しつつある姿を心底、期待を抱きながら見守ってきた。ときにどうしようもないくらいにふがいない試合を目の当たりにして現実を突きつけられることもたびたびだったが、いよいよ来年は本当の勝負を迎えると思うに値するくらいの最近の躍進だった。
このことは、決して目の前の勝ちや引き分けではなく、一つの札幌スタイルを構築していくという同計画の推進を、選手たちのがんばりとこの監督のプロとしての姿勢なくしてあり得たかどうかというところに尽きる。それを今の時期にきて、後継監督のたいした戦略もない中で、あっさりとこの柳下サッカー~札幌スタイルとの決別を勝手に決めてしまったフロントの判断の根拠を絶対に明らかにしてほしいのだ。

これからも育成路線は継続するということで試合後の話し合いでお茶を濁そうとしたそうだが、「育成路線の継続」などという言葉はこの3年間を振り返れば軽々しく口にできるものではないことを考えた方がいいだろう。逆にこういうやり方はアンフェアだと揶揄されたそうだが、この無内容な回答を彼らはどう受け止めたのだろう。ここはせっかく見えてきた札幌の方向性を失うかどうかの正念場なのだ。しっかり戦うべきだ。陰ながら支持したい。

フロントが選手を家族のように温かくサポートできるような監督がほしかっただとか、営業上の不振の原因を成績にすべて転嫁させたといったくだらない理由を吐露したときには、その正直さに一時感動はするが、五段階計画の実行上の大きな転換に我々を納得させるだけの答えがない場合は、サポーターとの信頼関係は瓦解することになること覚悟の上、しっかりと対峙してほしいと願っている。


post by コゴロー

18:28

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