砂川と岡本はすごかった!

2007年10月21日

前節の草津戦はともかく、チームとしての攻めに迫力のある福岡相手に勝利という結果を残したことはかなり大きいと思う。まだまだ楽観的になれる時期でもないが、数字的にはまた少しだけ優位になってきた。

今日は石井の退場もあり、試合のほとんどの時間をドン引きのサンドバック状態、守備練習状態に終始したことはある程度仕方ないこととは思うが、今日も、前節に続き砂川の存在はやはり賞賛に値するものだったと思う。岡本君も天皇杯で非凡さをかいま見せていたが、いよいよゴールという形でしっかりと結果として残した。
あのゴール前への突進と超ピンポイントのクロス、本当に感動的ですらあった。久々にきれいな魅力的なゴールだった。
しかし、その後、中山ワントップというほぼ攻撃については相手への驚異ゼロ状態になり、相手も攻撃一本に集中して攻めまくってきたことと思うが、あれがせめてダヴィであれば少しは変わっていたかもしれないが、どうだろうか。

前節の彼はまるで別人のような突破力だった。無理に突っ込んでいってたやすく相手にいなされるというおなじみのシーンに見慣れていただけに、前節の切れぶりは別人のプレーをみているようだった。しかし、さぁこれからというときに彼はしっかり有給休暇と、実にはずしてくれます。

今日はあれだけ攻め立てられて、失点しなかったのはがんばりプラス相手の拙攻プラス運というしかないと思うが、試合はなにより結果がものをいう世界。勝てば賞賛の嵐、仮に同点だとか負けていればぼろくそだっただろう。

奇しくも横浜FCがたった1年で、しかも残り5試合残して最速でのJ2へ復帰を決定した日にもなった。
まだどうなるかはわからないが、J1勢相手にまさか1年中、サンドバックになる覚悟でいくつもりもないとは思いますが、やっぱ、来年もこのサッカーでいくつもりなんでしょうね、きっと。というより、今更どうしようもないと思うけど…。ということは、お金かけてでもJ1でも通用する強力外人FW探してくるのかな?
セレソン3人揃えてみる?それともモスクワあたりにいるかな?ロブ…。あれ?


post by ダソヌマソ

01:35

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残り試合への展望は?

2007年10月12日

どうやらここ数試合の敗戦によって、このチームがちょっと調子が悪いだけというレベルの言い訳が通じにくい展開になってきた。
また、監督の試合後コメントも何やら頼りないものになってきた。「前まではこういう試合で、ちょっとしたラッキーなんかで勝ってきたんだけどなぁ」的な話に終始し、自らネタ切れをばらしてしまったような感じに聞こえ、場合によっては他人事?とも取れるような話に思えることがあるのだが、私の理解力と洞察力が足りないせいだろうか。

毎回欠かさず、サポーターへの感謝の弁を忘れない几帳面さには敬服するが、それよりも監督としてもっとサポーターを納得させるだけのコメントがほしいところだ。

今回の試合もあまりの面白くなさにそれほど熱心に画面を見ていなかったのが正直なところなのだが、札幌にもチャンスがあったらしいから、それを間違えて中山君が決めていて、かつ大阪があのゴールも当たり所が悪く、枠を外していたら勝っていたのだろう。が、札幌にはそれ以上の可能性は語れない、たらればを言ってもせいぜいそこ止まりのサッカーに陥ってしまっている。

他のチームはシーズン前半あたりで基盤を作りながら、産みの苦しみのような時期を経て、今、ある程度の熟成期を迎えつつ、これからの勝負所を迎えようとしているのに対して、札幌はまだ相手ができあがっていないところを「似非堅守」で棚ぼたのような勝ちを拾いまくり、すっかり浮かれている間にチーム自体の成長はほとんどなく、今になってこのような状況を迎えているのではないかと勝手な総括をしてみる。

首位にいるといってもリーグの中では相対的には下降線をひた走るチームに明るい展望を抱く者はほとんどいない。これからの試合を対戦チームと互角に渡り合っていけるというような楽観的な希望的観測にも無理があるなかで、三浦マジックはどういった仕掛けを繰り出すのか?第1弾西谷→カウエ作戦は残念ながら不発だったが、今さら即興的に違うサッカーができるほど器用なチームとも思えないのだが、どうだろうか。

まぁ亀田負けたから、いいっか。
ちなみに、来年もまだこんなサッカー続けていくの?でも、その前になんか計画でも作るのかな?


post by ダソヌマソ

00:21

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娘の悔し泣き

2007年10月07日

12人目までもつれ込むPK戦というのは初めて見たし、両キーパーのゲーム中の頑張りもなかなか素晴らしかった。決定的場面は互いに結構作っていたが、両キーパーが最後に体を張って得点を許さなかったシーンがいくつもあった。

佐藤優也のなんちゃってループは普通の場面なら結構いいセンスだったが、PKで相手キーパーに完全にダイビングさせた上で、普通に蹴れば勝利というところだっただけに、本人も忘れられない場面になるだろう。
しかし、キーパーというポジションに着いた者が自分のシュートでチームの勝利を左右したという珍経験に遭遇するとは、やはり彼には天性の何かが備わっているのかもしれない。今更、昨年の新潟戦の矢野のシュートの劇的阻止、甲府戦の二度のハンドなど、キーパーとしては類い希な本当に記憶に残る男だと思う。本人も本当に苦しいだろうが、そこは乗り越えて、本当にスターとなってほしいなぁと思う。たしかに惜しいチャンスは逃したが、全体から見れば、彼の責任のシェアはほんのわずかなものであろう。

それはさておき、サブメンバーといいながらも石井ちゃん、砂川、大塚、カウエ、池内とそれなりにベンチに入っている選手がいたのだから、まるっきりの二軍でもないだろうが、試合内容は最近のリーグ戦とほとんど変わらないふがいない試合だった。相手のロングボールに裏を取られまくり、何度もピンチを招いた部分しかり、攻撃も岡本の右、砂川の左でたまに見せ場を作る以外は、ほとんど見所なしという、これは藤田、西谷の代理になっただけの話で、メンバーの問題ではないという感想だった。

やはりこのチームの行き着いた結果がこの有様なのだろうと感じた。スタンドから1年ぶりに「攻めろ、攻めろ」コールが出ていたが、白々しさしか感じなかった。
監督交代の時点で「守れ、守れ」コールでも練習しておくべきだったと思うが、今さら選手に即席でどんなサッカーを求めるというのか?それでは、「これまでの攻撃に守備というオプションも加えていく」というような今シーズン直前のフロントの詭弁と同じレベルの迷走というものだ。

選手のメンタルの問題はゼロではないと思うし、ベルディや仙台、京都などの上位チームも敗れていることなどから、一発勝負の怖さというのもあるだろうが、残りシーズンや来季のことを考えた場合に、このチームが試合を経るごとに並の弱いチームに転落していっているような気がしてならないがどんなものだろうか。それもチーム運営戦略上の明らかなミスによって…。

なお、試合後の帰り道、なぜか小学1年生の娘は悔し涙をポロポロ流していた。子供の感性というのは未だによくわからないと思ったが、私よりは格段にピュアにこのチームを応援しているということの現れなのだろう。


post by ダソヌマソ

23:50

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結果論はともかく…

2007年10月01日

山形戦の勝利で取り戻しかけた自信はあっさりうち砕かれた。
ひょっとしたらあの勝ちでまたマジカルなラッキーモードに戻れたかと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。監督が常に多用する言葉を借りれば、それぞれのチーム力を考慮すれば、このヴェルディ戦の結果は全く「妥当」に思えた。今回はメンタル云々のせいにするのも憚られるような圧倒的な実力差だったはずだ。

先取点をセットプレーで相手に先に決められて、あたかもその後のゲームプランが狂ったというような、取りようによってはアンラッキーだったような物言いもされているが、そうではないように見えた。

シーズン終了時の結果は誰にもわからないから、ここで断定的なことを書いても赤っ恥をかくだけなので触れないし、私にはこの際、結果はほぼどうでも良いことである。

ただ、結果によってはフロント総吊し上げにも値するような愚挙に踏み切った責任問題への発展は免れないと考えている。それは単なる結果責任にあらずことは、ここでシーズン前から一貫して述べていることだが、今となってはフロントの責任さえもどうでもよいほど、戻るべきところはすでに札幌にはない。

今年、このままあの強運の再来がなければ、いったいこのシーズンオフに我々はどういう総括を迫られるのかということだ。だから、何とかラッキーでも何でも良いから、昇格して、この面倒な課題を1年先に先延ばしした方が、いろんな人間にとって幸せなのだ。その間に何かウルトラCを思いつくかもしれない。

我がチームはこの1年でどれだけの成長があっただろうか?最近の結果の要因はその疑問の答に尽きるような気がするのだが、どんなもんだろうか?


post by ダソヌマソ

21:51

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