2006年02月28日
前回で最後…と言いつつ、骨髄ドナー候補体験記の「おまけ」。 久しぶりに実家に帰ったある日の出来事。 実家の茶の間で、買ったばかりの小説を、本屋のブックカバーを付けたままで読んでいた。 半落ち 映画化されたので、ご存知の方も多いだろう。 この小説の中には、骨髄移植が効果的に扱われている。 その小説を丁度読み終わったところで、父が珍しく、 「この本、読んでみるか?」 と、本屋のブックカバーを付けたままの本を差し出した。 カバーをめくると、そこには… 半落ち …何も言わずに、ありがたく頂戴しましたよ。 多分、骨髄移植について扱われてるので、ドナー候補を体験した私にも読ませたいと思ったのでしょう。 普段は無口な父が、とても可愛く思えた。 ありがとう。 面と向かっては言えませんが(笑) <完>
※ これはシリーズものとして書きました。宜しければ、初回からお読み下さい。
2006年02月27日
日曜に、レプリカの受取りと共に、日ハムとの共通チケットとエチケを購入してきた。 共通チケットは、年に数回、コンサの試合観戦に来ているらしい会社の同僚に売り付けるため頼まれたので。 日ハムの試合は、交流戦も観戦可能であると伝えると、巨人戦観たさに食いついてきた(笑) チケットと一緒に、コンサの前半戦日程表のチラシも渡したら、デスクマットの下に敷いていた。 …ちょっとだけ、布教活動に成功。 エチケは、自分の室蘭と函館の試合用。 以前は、友人の好きな選手がエチケの図案になるたびに、よく販促活動をしていたものだ。 実際、デキが良いチケットが多いので、自分用保存版として子供料金で購入したこともあった。 …HFCの策略にまんまとはめられているかも(苦笑)
2006年02月26日
今日、丸井今井のCスペースで、ファンクラブ会員先行予約のレプリカユニフォームを受け取ってきた。 来週に迫った開幕戦・鳥栖戦のために、背番号なしで注文した。 後日、白恋で背番号をプリントしてくるつもり。 昨年のユニフォームも、それなりに気に入ってはいたが(少数派?) 今年のユニフォームは、なかなか良い。 赤色が明るく鮮やかな発色(ナイターや雨天でも映えそう) 右腕に10周年記念ロゴ
レプリカの一般発売日が3/1に前倒しされたことについては、 先行予約した身にとっては、納得いかないものがあるが、 前倒しするために努力して下さったkappaさんと、 それを決断したHFCには、敬意を表する。 早くこのレプリカを来て、選手達をピッチに迎えたい。 開幕戦が待ち遠くてならない。
2006年02月24日
今回で、骨髄ドナー候補体験記は最終回です。 ドナー候補に選ばれたことは、私にとってある種の転機になったようだ。 だからこそ、ここまで長々と記録してきたのだが、 最後にもうひとつだけ、記しておきたいことがある。
骨髄提供について相談した人達は、皆一様にとても心配してくれた。 私は自分の信じることをしていたので、不安は感じなかったが、 その分、周囲の人々がまるで自分のことのように心配してくれた。 ありがとうございました。 しかし一人だけ、私を信じて無条件に賛成してくれた人がいた。 …とても嬉しかった。 ありがとう。 そして、この機会を与えてくれた患者さんへ。 あなたが、一日でも早く健康を回復することを、心よりお祈り申し上げます。 本当に、ありがとうございました。
※ もし興味を持って下さいましたら、日本骨髄バンク、骨髄バンクドナーの輪、[[ドナーズネット| http://www.donorsnet.jp/]]をご覧下さい。 05年夏には、元日本代表キャプテン井原正巳氏がCM出演。 宜しければ、このシリーズを初回からお読み下さい。
2006年02月22日
先週末、鈴木チェアマンの講演「Jリーグの百年構想」を聞きに札幌に行った。 会場に入って、まず目を引いたのが、 コンサドーレ太鼓 受付の中央にどんと置かれ、存在感を示している。 キックオフイベント2006で実物を目にしたが、残念ながら遠目にしか見ることができなかった。 しかし、間近に見ると、想像以上の格好良さだ。 思わず近寄って、まじまじと見てしまった。 打面が70cm弱、長さ1m弱の威風堂々たる胴長太鼓に、鮮やかな龍の絵が一面に描かれ、 両方の皮にも、コンサドーレのエンブレムが描かれている。 …叩くのが勿体無いくらいだ。 手でほんの軽く叩いただけでも、どーんと心地よい振動が伝わってくる。 誰かがバチで軽く叩いていたが、道新ホールの受付いっぱいに太鼓の音が鳴り響いた。 このように立派な太鼓をコンサが保有しているのは、大変喜ばしいことだ。 太鼓を提供された川村楽器店社長の川村様、日本画家の笹山様、台を作成された白石製作所社長の吉田様、本当にありがとうございます。 週末の札幌は小春日和で、通りかかった花屋ではもう「ねこやなぎ」や「桃の花」が売られていた。 ちょっとピンボケになってしまった…。
2006年02月21日
05年の夏から、骨髄バンクのCMに元サッカー日本代表の井原正巳氏が出演している。 公共広告機構(AC)のキャンペーンである。 「メンバーが、足りない」 とは、このキャンペーンで採用されているメーンタイトルである。 ご覧になった方もいらっしゃるだろう。 骨髄バンクでは、ドナー登録者30万人を目指している。 30万人の登録者がいれば、移植希望者のほぼ100%がドナー候補を見つけることができる。 しかし、現在の登録者は、約23万人。 しかも、移植希望者の約80%がドナー候補者を見つけることはできているが、実際に移植まで進むのは約35%にとどまっている。 ドナーの安全や健康を最優先するためだ。 骨髄移植を希望している患者さんは、全国にまだ3千人近くもいらっしゃる。 ドナー登録者がもっと増えれば、移植を受けられる患者さんは、もっと増える。 骨髄提供は、善意の行動である。 確率はかなり低いとはいえ、事故が絶対に起こらないとは言い切れない。 だから、決して無理強いはしない。 でも、やはり、私はこう言いたい。 「メンバーが、足りない」
※ もし興味を持って下さいましたら、日本骨髄バンク、骨髄バンクドナーの輪、ドナーズネットをご覧下さい。 初回から読みたい方は、こちらへどうぞ。
2006年02月19日
昨日、社長がブログで告知されていた「インターシティ・ミーティング」と題したシンポジウムを聞きに行った。 札幌市内ロータリークラブ主催ということで、サッカーファン・コンササポの姿はちらほらという感じだった。 鈴木チェアマンは、「北海道をスポーツで元気に」と題したシンポジウムで「Jリーグの百年構想」を語った。 その後、児玉社長がコーディネーターとなって、「私とスポーツについて」と題して4人のパネリストからのお話し。 第一線での経験のある方の話しは重みがあり、貴重な話しであり、とても面白く興味深かった。 小野真澄氏:女子棒高跳びのパイオニアで日本記録保持者。中学校教諭 栗城史多氏:7大陸最高峰単独登頂に挑戦中の大学4年生 田中哲也氏:長野・ソルトレイクシティーパラリンピックで障害者スキーに出場。スキーインストラクター 牧泰昌氏:NPO法人札幌ポラリス理事長 最後に、鈴木チェアマンと4人のパネリストによるパネルディスカッション。 全部で、3時間余りのプログラムであった。 サッカーファン向けではないということもあり、百年構想自体は目新しい話しは出なかったが、 何故、百年構想を行っているのか、百年構想では何を行っているのか、事例を交えながら丁寧に紹介された。 中でも、「Jリーグは総合スポーツクラブを目指しているが、数多いスポーツの中でそれができるのはサッカーだけ」という点が興味深かった。 総合スポーツクラブに一番近いのは浦和。そして、仙台・新潟・大分。札幌もそれに近付きつつあるとのこと。 その他、海外スポーツと日本スポーツの違い(スポーツクラブ中心と学校体育中心)、 サッカー以外のスポーツ教室の話しや、幼い子供達に芝の上で遊びを教えることの楽しさや重要性が語られた。 今回の講演にタイトルは、「北海道をスポーツで元気に」であったが、 「スポーツを通じて北海道そのものを元気に」を目指しているようにも思えた。 【追記】 小栗氏がキリマンジャロ登頂に成功したとき、 道新にコンサグッズを手にした写真が掲載されたことでコンササポに有名ですが、 実際は、知合いのコンササポに「是非、持ってってくれ」と渡されたものだそうです。 STV「D!アンビシャス」で、南極ビンソンマシフに挑戦した模様が2/29に特集されました。 …自分は見れなかったけど(泣)
2006年02月18日
ちょっとショックだったこと。 先日、キックオフイベント2006で、10周年記念ストラップを購入した。 結構気に入ってて、携帯に付けていた。 …が。 一昨日、気が付くとストラップのプレート部分、 肝心の10周年記念エンブレム部分が脱落していた。 いつの間に落としたのか、分からない。 ちょっと…かなりショック。 前回のW杯公式グッズのストラップも、買ってすぐに壊れた。 扱いが荒いのか…orz
あ、今回のエントリは、苦情を言ってる訳ではなく、 購入した人は、一度、ストラップを確認しておいた方が良いよ~というお知らせです。 それと、ストラップに取替式の記念プレートを付けていないのは、 気に入らなかったからではなく、 やはり、その…好きな選手のグッズの方を、身に付けていたかったから。 プレート自体は裏面加工も含めて気に入ってるので、別途、使用中。 今日は、児玉社長がご自身のブログで告知していた、 札幌市内ロータリークラブ主催の 「北海道をスポーツで元気に」と題したシンポジウムで、鈴木チェアマンの話しを聞いて来る。 楽しみだ。
2006年02月18日
少々旧聞になるが、先週、日本海溝や千島海溝を震源とする地震が発生したときの、被害想定が発表された(中央防災審議会/専門調査会) 最大で使者2,700人、全壊・消失する建物は2万棟以上とされている。 又、本日は首都直下型地震が発生した場合の被害想定が発表された(東京防災会議/地震部会) こちらは、死者4,700人、建物の全壊は12万7千棟、焼失は31万棟とされている。 しかし、迅速に避難できれば、死傷者はかなり減らすことができる。 逆に、パニックが生じれば、被害がどこまで広がるか予想がつかない。 大勢の人が利用する施設の耐震強化を図ることは勿論だが、 カギは、市民の防災意識だ。 札幌ドームでも、収容した観客を速やかに建物の外へ避難させられるそうだが、 4万人もの人達がパニックに陥ったら、どのようなことが起こるか分からない。 (今はそんなに入っていないとか言わないように。今季、J1昇格が決まる試合ではそれだけ入る「筈」だから) しかも、北海道では冬季の雪や寒さといった障害がある。 季節・天候によっては、凍死者も予想されている。 少しでも被害を少なくするためには、最低限の知識と準備、 日頃からのシミュレーションである。 「天災は忘れた頃にやって来る」のだから。 【追記】 「天災は忘れた頃にやって来る」 寺田虎彦博士(1878~1935:地球物理学者)の言葉とされている。 夏目漱石氏の門下生でもあり、多くの随筆を執筆している。 「我輩は猫である」の水島寒月、「三四郎」の野々宮宗八のモデルとも言われる。
2006年02月17日
数日後、正式な文書で、骨髄移植のドナーに選ばれなかったとの書類が来た。 既に電話連絡を受けていたので、気落ちすることはなかった。 あっけないものだ。 患者さんのことが気に掛かるが、私よりも条件の良いドナーが見つかったと信じるしかない。 早く良くなって欲しい、心からそう願う。 夏季休暇に久しぶりに札幌で献血してきた。 ドナー候補に選ばれている間は、献血を控えるように言われていたので、久しぶりだ。 札幌駅からすぐそばのアスティ45の7階にある献血ルーム。 予め成分献血の予約をしておいたので、すぐに献血できた。 献血中は、TVを見たり、雑誌を読んだり、ジュースを飲んだり、くつろいだ雰囲気で過せる。
献血ルームで、もうひとつの目的だった「臓器提供意志表示カード」を貰った。 以前から興味があったが、自分はまだ持っていなかった。 これを機会に、自分が脳死になったら臓器提供することを意志表示しようと思ったのだ。 いや、このカードを使う機会なんてものは、来て欲しくないんだけどね。 でも、この世の中、自分がいつどうなるかなんて、分からないし、 いつどこの誰にどんな風にお世話になるかなんて、分からないからね。 このカードを使うとき、家族にはとても辛い思いをさせることになるんだけど、 誰かが誰かのために、役に立てるってことは、とても良いことだと思うんですよ。 ただ灰になってしまうのではなく、誰かの命を助けられるってのは、 とても素晴らしいことだと思うんですよ。 だから、もし万が一の時は、反対しないで下さいね。 この時の献血で丁度50回目に達したので、記念の杯を貰った。 今、棚に飾っている。 色んな思い出と共に…。
※ もし興味を持って下さいましたら、日本骨髄バンク、骨髄バンクドナーの輪、ドナーズネットをご覧下さい。 05年夏には、元日本代表キャプテン井原正巳氏がCM出演していた。 初回から読みたい方は、こちらへどうぞ。
2006年02月15日
先日、アルビレックス新潟S訪問記をエントリしたが、今回はその続編。 今季、アルビSへ期限付移籍した吉瀬・上田両選手に会うために、シンガポール旅行の途中、観光の合間を縫って、練習見学をしてきた。 その時お世話になったアルビSのスタッフの方に、帰国後、お礼のメールを出したところ、丁寧な返信をいただいた。 今月からプレシーズンマッチが始まっており、上田選手はフル出場しているそうだ。 人手不足で忙しいが、日本で応援しているサポのためにも、HPで情報発信していきたいとのこと。 近日中に、サポーターズクラブの募集やレプリカ販売も開始する。 興味のある方は、アルビレックス新潟SのHPをチェックしてみると良いかもしれない。 …実は、自分は必ずしも吉瀬・上田選手に、コンサに帰って来て欲しいとは思っていない。 彼らが本当に活躍でき、輝ける場があるのであれば、それは必ずしもコンサでなくて良い。 彼らがサッカー選手として幸せならば、それでいい。 しかし、今シーズンが終わった時点で、 アルビSからは、「是非、残ってくれ」 コンサからは、「是非、戻ってくれ」 他チームからは、「是非、来てくれ」 と望まれるような選手に成長して欲しいと願っている。…頑張れ。 アルビSは、現地の日本人会が熱心に応援していると聞いているが、 日本からも応援の声が届けば、きっと彼らの力になるだろう。 シーズン中に、観光を兼ねて、アルビS応援ツアーに行くのも悪くないかもしれない。でも、J2は日程に余裕がないから、難しいかも…orz
2006年02月14日
骨髄バンクから、検査結果の電話連絡が来た。 それは、コンサドーレ札幌の試合の真っ最中だった。 平日ナイター、横浜FC戦(札幌ドーム) キング・カズこと三浦知良が移籍したばかりで、彼目当てに2万人を越える観客が入っていた。 試合開始草々に先制したものの、前半終了間際に追いつかれ、嫌なムードで折り返す。 後半20分過ぎに、その電話は来た。
「骨髄バンクのコーディネータのTです」 ホームゴール裏の熱烈サポーター席で応援していたため、周囲の喚声で殆ど電話の声が聞き取れない。 慌てて観客席の階段を駆け上がり、2階コンコースに移動する。 もう一度、電話の声に耳を傾ける。 「残念ですけど、患者さんの都合によりコーディネートが終了しました」 …私は、ドナーには選ばれなかったのだ。 力が抜けた。 思わず、冷たい床に座り込んでしまった。 患者さんの都合? …もしかして容態が急変して移植が受けられなくなったのか!? 嫌な想像が頭の中をよぎる。 でも、骨髄バンクには守秘義務があり、患者さんの情報を一切教えてくれないので、知る術はない。 しばらく座り込んでいたが、ようやく、気を取り直し、ゴール裏に戻る。 患者さんのことを気にしても、今の私にはどうすることもできない。 私の他に、もっと条件の良いドナーが見つかったと、信じるしかない。 今現在の私にできることは、自分が応援しているチームの勝利を信じて応援すること。 しかし、懸命に応援したものの、結局、逆転されて1‐2で敗戦。 試合後、札幌ドーム周辺は激しく雷が鳴り響き、土砂降りになっていた。
※ もし興味を持って下さいましたら、日本骨髄バンク、骨髄バンクドナーの輪、ドナーズネットをご覧下さい。 05年夏には、元日本代表キャプテン井原正巳氏がCM出演していた。 初回から読みたい方は、こちらへどうぞ。
2006年02月13日
私事で恐縮だが、先週、シンガポールを旅行してきた。 たまたま、行先がそこになっただけなのだが、 たまたま、アルビレックス新潟・Sがある国だし、 たまたま、時間に余裕があったので、練習見学して来た。 シンガポールは、北緯1度…殆ど赤道直下に位置する。 今は比較的涼しい時期とは言え、日中は30℃を優に越え、湿度も高く、蒸し暑い。 面積は淡路島とほぼ同じであるが、人口は淡路島16万人に対して300万人、 しかも、中国系・マレー系・インド系等の民族が入り混じる多民族国家。 東洋と西洋、熱帯と近代が入り混じった、とても暑くて若い国である。 まずは、アルビレックス新潟Sの事務所を訪れたが、 突然の訪問だったにも関わらず、とても親切に対応していただいた。 「新潟から来たのですか?」との問いに、 「札幌から来ました。今年から吉瀬と上田がお世話になります」 と言うと、とても感激して下さった。 練習時間を教えて下さったばかりでなく、練習場所近郊の地図までコピーしていただいた。 本当にありがとうございました。 事務所内には、今季のユニフォームが飾られていたが、まだ発売前とのことで撮影は断られてしまった。残念。 本場新潟のアルビレックスとも違うデザインとのことで、とてもカッコ良かった。 練習場は、MRT(地下鉄)のChinese Gardenから徒歩10分のJurong East Studium。 アルビレックスカラーに彩られた3千人規模のスタジアムだ。 サッカーシーズンは、日本とほぼ同じで、今はチーム作りの重要な時期。 朝夕の涼しい時間帯(とは言え、充分暑い)に2部練習をしていた。 自分は、夕方の練習を見学した。 4対6で守備・攻撃の確認、GKを入れて8対8、+フリーマン2人等、人数が揃わないせいか変則的ながら、ミニゲーム中心の内容。 途中で給水を何度も何度も採りながら、2時間みっちり練習をしていた。
練習終了後、吉瀬・上田に声を掛け、サインを貰った。 当初、アルビレックス新潟Sのグッズを購入し、それにサインを貰う予定だったが、シーズンオフで販売していなかった。 仕方なく、コンサドーレのバンダナに書いて貰ったが、大変、失礼なことをしたと反省している。 彼らを含め5人の選手は広報に呼ばれていたようで、練習後慌しく練習場を後にした。 そのあおりで、彼らと話をする時間が殆どなかったのは残念だった。 しかし、今季の彼等の背番号は、吉瀬が4番、上田が2番。 チームの中心選手として期待されてる証である。 とても喜ばしいことだ。 シンガポールは、とても若くて活気あふれる国である。 若い彼らがシンガポールの地で、活躍することを願っている。
2006年02月05日
インフルエンザについてエントリしたばかりなのだが、今回はその続編。 鳥インフルエンザについて。 毎年冬になると、インフルエンザが巷に流行するが、 更に恐ろしいことに、ここ数年、鳥インフルエンザが世界に蔓延しつつある。 最近の報道では、ウイルスの変異により人に感染しやすくなった可能性が指摘されている。 ある人とこのことを言ったら、 「じゃあ、トリを飼ってる家は怖いわね~」 とのたまった。 …いや、あの、他の鳥に接触する機会がない、所謂、「カゴの鳥」は 鳥インフルエンザには感染しませんから。 話が反れたので、元に戻して。 インフルエンザも鳥インフルエンザも、予防に関しては同じ。 基本的な知識を持った上で、自己防衛することが必要である。 充分な睡眠、しっかり休養、栄養を取る。 …昨年罹ってしまった自分としては自戒を込めて。 そう言えば、ドーレくんもトリだった。中に人などいないのであれば、彼にも鳥インフルエンザには充分気をつけて欲しい。 開幕戦で、元気な姿を見せてくれ。
※不在連絡表 所用により、数日間留守にします。 次回更新は、早くて2/10。 火・金に連載していた「骨髄ドナー候補体験記」も休載。 ここのブログを楽しみにしているような奇特な方はいないと思うが、 一応、何人かは知り合いが読んでいるようなので、告知。 旅に出ます。探さないで下さい。 …でも、サポ集会の前には戻ってきますから。 もしかしたら、取っておきの話を土産にできるかもしれない。
2006年02月05日
今年に入って、インフルエンザが流行してきているようだ。 昨冬、インフルエンザに罹ってしまった自分としては、他人事ではない。 幸いにも、今年の宮崎キャンプでは、そのような話しを聞かないが、 昨年の春季キャンプでは、選手の間にもインフルエンザが流行った。 インフルエンザは、急な高熱、筋肉・関節痛が特徴である。 もし発症してしまったら、48時間以内に「タミフル」を処方すれば、 ウイルスの増殖を押さえられるので、それ以上悪化しないで済む。 早めの受診が必要だ。 ちなみに、タミフルは香辛料の一種である「八角」から作られる。 八角の主要産地は中国の広西チワン族自治区であり、 何と、世界総生産量の90%が生産されている。 一方で、タミフルは世界総生産量の70%が日本で消費されている。 …インフルエンザが流行っているのは日本だけじゃないですよね。 料理をする人にはお馴染みのこの香辛料、最近、値段が高騰しているそうだ。 「風が吹けば桶屋が儲かる」式の影響はこんなところにもあるらしい。 【追記】 「風が吹けば桶屋が儲かる」 意味:あることが原因となって、意外なところに影響が出るという例え。 大風が吹く→砂ぼこりが立つ→砂ぼこりが目に入って盲人が増える→盲人が習う三味線の材料に猫の皮が必要→猫が減る→ねずみが増える →ねずみが桶をかじる→桶屋が儲かる
2006年02月05日
たわいもない昔話です。 コンサ3年目の厚別でのホームゲームでの出来事。 開門にあわせて会場入りし、バックスタンド中央に陣取る。 キックオフまではまだたっぷり時間がある。 私はこの時間が好きだ。 のんびり弁当を食べたり、アウェイサポの様子を伺ったり、断幕をチェックしたり。 その会話は、弁当を食べてる時に耳にした。 自分のすぐ前の座席には、若い父親と小学校低学年くらいの男の子。 生観戦は初めてなのか、あれこれと質問している。 トラック上で、ドーレくんが観客に向かってアピールしていた時。 男の子「ねぇ、お父さん。ドーレくんって、なぁに?」 父親「シマフクロウっていう鳥だよ。ここら辺では滅多に見られないけどね」 男の子「じゃあ、どこに住んでるの?」 父親「う~ん、フクロウだから…道東かな」 男の子「道東ってどこ?遠いの?」 父親「そうだよ。電車で何時間もかかるんだよ」 男の子「えぇっ!じゃあ、ドーレくんって、いっつもそんなにすっごい遠いところから来てるの?(涙目)」 父親「(思わぬ反応に大慌て)えっと、えぇっっと、う~ん…。 そうだ!ドーレくんは、道東の出身だけど、今は野幌森林公園に住んでるんだよ」 男の子「どこにあるの?」 父親「ここからすぐ近くだよ。だから、心配しないでいいんだよ」 男の子「そうなんだ!良かったあ。ドーレく~ん(嬉しそうに手を振る)」 …なんか、絵に描いたようないい光景で、今も忘れられない。 それ以来、私の中では、ドーレくんは道東出身・野幌森林公園在住だ。 あの子も、今は高校生になっているのだろうか。 きっとあの時の会話は忘れてしまっているだろうが、今もコンサを応援してくれてると、嬉しい。 ドームの隣の北海道農業研究センターの森には、シマフクロウが生息していると言う噂があるらしい。 きっと、ドーレくんは、札幌ドームができてからは、 野幌森林公園と農業研究センターを往復する生活をしているに違いない(笑)
2006年02月04日
児玉社長のブログの、コンサの森・コンサの森2について。 東雁来にできたばかりの札幌アミューズメントパークが候補地。 W杯の余剰金を活用して建設されたばかりの施設だ。 この公園施設、敷地の20%を緑化する必要があるらしい。 そこで、強力な助っ人が参上する。 カミネッコン 再生ダンボールを組み立てて、培養土を入れて苗木を植えたものである。 ちょっと見には、植木鉢に苗が植えられたような感じである。 生みの親は、北海道大学名誉教授の東三郎氏。 カミネッコンの良いところは、土を掘ったりすることなく、 大地に置くだけで「植樹」ができるという手軽さにある。 児玉社長は、このカミネッコンで子供達と植樹した経験があるそうだ。 コンササポ有志の力を集結し、コンサの森を作りたい! 5年後、10年後、植樹した木々が大きく育ち、森となり、 その森が、更に私達の子や孫の代まで受け継がれる。 そう、コンサドーレ札幌というクラブチームと共に。 社長、いつでも力をお貸しします。 何せ試合の日以外は、力が有り余っていますから(笑) 是非、参加させて下さい。
2006年02月03日
骨髄バンクに登録している人は、日本国内に約23万人いる。 一方、提供を希望している患者さんは3千人弱。 しかし、HLA(白血球の型)が一致する人は、数百人から数万人に一人の割合でしかない。 ここ数年は、年間千件近くの骨髄移植が行われているが、 移植まで進めた患者さんは、約35%しかいないのだ。 しかし、本当はもっとたくさん行えたかもしれないのだ。 HLAが一致したにも関わらず、心ならずも提供出来なかったドナー候補は意外と多い。 若いドナー候補の場合、大抵、親が反対する。 親が同意しても、一人暮らしで不摂生していることが多く、健康診断で引っかかる。 働き盛りの年代は、仕事が忙しくて休めない。 仕事を休める余裕が出てきた管理職は、既に成人病になっている。 誰かを救いたいと願う人は、その環境を整えられず、 人を救える環境にある人は、家族の反対にあったり、健康に問題を抱えてしまっている。 さて、私の場合は…? 理解ある親を持ったおかげで、家族の同意を得られた。 理解ある上司を持ったおかげで、何とか仕事の都合も付けられそうだ。 後は、自分の健康だけか。 確認検査の結果が待ち遠しい。
※ もし興味を持って下さいましたら、日本骨髄バンク、骨髄バンクドナーの輪、ドナーズネットをご覧下さい。 05年夏には、元日本代表キャプテン井原正巳氏がCM出演していた。 初回から読みたい方は、こちらへどうぞ。
2006年02月01日
今日から2月。 一年で最も寒い季節も峠を越え、これから少しずつ暖かくなっていく。 寒くなる一方だった気温が上昇に転じる分岐点が、この時期である。 気象庁のデータによれば、札幌市では1月28日が寒さの分岐点だった。 最高気温-1.6、最低気温-8.4。 これを底に、平均気温は上がっていく。 コンサも、最も寒く厳しかった時期を抜け出し、ようやく暖かい春を迎えられるのか。 分岐点を脱したのか。 恒例のサポーターズ集会まで、あと10日余り。 例年、社長をはじめHFC役員の方々も出席されるこの集会、 HFCの考えを、サポが直接聞くことができる貴重な場である。 他に、ここまで積極的に情報公開しているチームはない。 コンサの最も誇れるものの一つである。 さながら、気象庁発表の長期予報のように、 コンサの展望を聞けるのが、今から楽しみである。 天気の方は、時には寒の戻りがあったりと、一筋縄で行かないのは世の常だが、 今年のコンサには、そのようなことがないことを祈る。 サポ集会初登場となる児玉社長がどのような言葉を語るのか、期待しております。