2006年07月27日
ヴェルディ戦の勝利、おめでとうございます。 集中切らさず闘い続けた選手達を、誇りに思います。 味スタに“好きですさっぽろ”が響き渡るのをテレビ越しに聞いて、じーんときました。 北の男たちは 勝っても驕らず 負けても怯まず これは、2000年に昇格したときに、あるテレビの番組が我がチームを形容して言ってくれた言葉です。 とってもうれしかった言葉でした。 今ふたたび、この言葉が似合うチームになりたいと思います。 USの10周年本を読んでいて、ふと、あることに気づきました。 「ベストゲーム」や「ベストゴール」で、多くの支持を集めた、2000年7月29日の厚別、浦和戦。 たくさんの人が感動した想いを綴っているのですが、 そんな印象的な試合なのに、なぜか記憶を違えて覚えている人が多いのです。 「健作が同点ゴール、龍ちゃんが逆転ゴール」 「龍ちゃんが同点ゴール、健作が逆転ゴール」 「健作がVゴール」 と、さまざま… じゃぁ私は正しく言えるか?と言われると、自信ありません…(^_^;) 本当の答えはデータを調べればわかりますが、なんで記憶が違っているのかなぁ、とぼんやり考えました。 年月が経ったこともありますけど、実は、 得点者の順番を覚えていることはむしろどうでもいいんじゃないかなぁ、という結論に至りました。 あの日、厚別で、どんな雰囲気だったか。 得点したとき、自分はどんなに嬉しかったか。 どんなに頑張って応援していたか。 そういう、体の奥底にしみこんだ記憶が、いつまでも幸せに残っているのだと思うのです。 だから順番が違ってても、それはたいした問題じゃなく、 そのとき自分がどれほど感動したかが、大事なことなんだと思います。 そんな想いを持ってることが、幸せなことだと思うのです。 あれから6年後。 2006年7月29日。厚別。 メモリアルなこの日を、ふたたび勝利で迎えられるように、 聖地にふさわしい応援を期待したいのです。 2000年を知ってる人は、是非、あの日のつもりで応援してください。 ちなみに 2000年7月29日の得点経過 39分 クビツァ(浦和) 63分 田渕龍二(札幌) 86分 大森健作(札幌)
2006年07月25日
コンササポのみなさまへ (リンク先に暑中見舞いがあります) http://www.jsgoal.jp/special/greeting/?9777165690465364 さて、試練の第3クール真っ只中です。 この前のアウェー戦のスカパー中継で、解説者のかたが 「サポーターのために勝たなければ」としきりに何度も言ってまして、 それを聞くだびに、ぞぞっとしたわけですが。 サポーターのため、とか選手が少し思ってくれたら、それは嬉しいけど、 解説者が言ってるようなお涙頂戴な意味なら、今必要ない。 選手には、「まず何よりも自分のため」に頑張ってほしいと思うのです。 自分の目標や理想に向かって、上昇しようとする姿。 それを見てるのが、サポとしても嬉しいから。 志を高く持て。 サポも、ここから本気出さないとね。
2006年07月15日
思いのほか良い番組でした。 中田が日本の敗因を分析してて、 それは私でもなんとなく思ったこととほぼ同じだったんだけど、 中田は明確に語っていました。 多分、協会の技術委員の分析より有意義な話じゃないのかと思います。 誰かさんのように「体格差」なんて話はでてきません。 そりゃそうだ。 日本人である自分が8年も外国でプレーしてきたのだから。 その中で、うわぁ~そうかぁ~!と納得した話。 「後ろでパスを回すことの意味」について。 私は今まで、単純に相手のラインを上げさせるためだと思っていたのだけど、中田の話はこうでした。 「日本のパス回しは、右から左、左から右、いつも一方向の流れだけ。それなら相手は動けばいいだけだから楽。そうじゃなくて、右からきてもう1回右、とかやらないと、相手は振られない。 相手を振って、体じゃなくて頭を疲れさせて、“ああもう行くの面倒くさいな”と思わせた時点で勝ちだから」 これはサッカーやってる人には常識なのかもしれないけど こんな解説してもらったのは初めてなんで、なんか目からウロコでしたよ。 あと、一番印象的だった言葉。 サッカー選手に一番大事なもの、と聞かれて。 「気持ち。というとわかりにくいけど、どういう気持ちのことかというと、“プレーするときの覚悟”」 今回の代表には、この『覚悟』を持った選手が少なかった、と。 中田からみて、中田浩二選手にだけはそれを感じたらしいです。 …これは、わかるよなぁ。何も代表だけの話ではなくて。 そして結局、自分の覚悟ってやつが、選手寿命にも影響するのかもしれません。 覚悟ができない人は、それなりのところまでしか行けないということ。 厳しい道を進んでいるのだ、という自覚を持って、がむしゃらに進んでもらいたい。 と、うちの選手達に対して思います。 今日、鳥栖戦に向けて出発した選手達が、一様に厳しい顔をしていたことを思い、 彼らの覚悟のほどを思いやる夜であります。
プロフィール
“ホームチームはわが子同然”というコンセプトで日々暮らしています。 去年よりもっと応援!思いついたらアクション! 強く美しい札幌のサッカーの完成を夢見て…(~o~) 何があっても応援だけはやめません!
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