2005年12月29日
まもなく2005年も終わる。
来年はコンサドーレ札幌が10周年を迎える。
この10年、本当に激動だった。
大変なことも、辛いことも、たくさんあった。
だけどコンサのことを思うとき、常に楽しかった、としか言いようがない。
私達がチームを持っているということ、
それがほんとうに大事で、幸せなことだと、
逆境のときこそ強く思った。
2006年、コンサドーレは更なる進歩を遂げるはず。
じゃあ、私達、サポーターはどうなんだろう。
今のままではJ1仕様とは言えない。
今、スカパーで「Jリーグ30」という全チームを紹介する番組をやっている。
その番組の最後に、全チームのサポーターの姿が映されている。
頑張って歌っているゴール裏中心部が写るのだが、
どこも似たような点もあり、違う点もあり…
(浦和だけは、どこにもない異質な空気があるが)
J1に上がったら、こういうチームと試合をするのだ。
かつての満員の厚別やドームのような
熱気を、札幌に取り戻したい。
声を出して応援する人を、もっともっと増やしたい。
今年の終盤にようやく「これじゃイカン」と気付いた私や仲間は
2006年、熱気を取り戻すために頑張ろうと思っている。
新年を迎える時、コンサを応援している人は考えてみてほしい。
自分は何ができるか。
自分は去年よりもっと応援できるか。
3月4日の開幕は、大声援でチームを迎えたいのだ。
2005年12月28日
『ワダエミの衣装世界』展を見てきた。
12月28日から1月8日まで、丸井今井の大通館9階で開催されている。
とても楽しみにしていた。
以前、乗り物の中のテレビで映画が放送されていて、
なんとなく途中から見たら、場面の美しさに引き込まれて
そのまま音声も聞かずに、最後まで見てしまった事がある。
チャン・ツィイー、金城武、アンディ・ラウが出演した『LOVERS』という映画だった。
何も知らずに見て、後からタイトルも調べた。
その映画の衣装も出展されるので、とても見たかったのだ。
すべてではないが、たくさんの衣装が展示されていた。
触ってもいいですよ、というコーナーもある。
ワダエミがこだわる色の美しさや、シルエットの美しさに感心。
鉄の鎧にしか見えないものが、実は革製だったとか、
ああ、普通の服ではなく、“衣装”とはこういうことか、と感じ入る。
軽く、動きやすく、見栄え良く、などの制約を職人技でこなしていくのだろうな。
一番新しい作品が、もうすぐお正月ドラマとして放送される「里見八犬伝」。
子供の頃、NHKの人形劇で見ていたので、とても懐かしい。
会場にあった説明パネルによると、八犬伝の衣装コンセプトは
“八犬士”側が『青』、敵側は『赤』で統一されている。
『青』のグループは正義の味方でもあるが、総じて地味。
若若しいが、派手さはない。
対して『赤』のグループは、もう、派手!
『赤』には『黒』も追加され、赤黒は悪役の役割になっている。
敵の兵士らの衣装も赤黒。
これが実にカッコよくて、「やっぱ赤黒最強じゃん!」とか思ってしまった。
いやほんと、コンサのカラーが赤黒で本当に良かったと思っている。
この組み合わせは最強です。
実家で八犬伝見ながら、赤黒の兵士や玉梓が怨霊の登場を
楽しみに見たいと思う。
2005年12月15日
今、木村元彦著『オシムの言葉~フィールドの向こうに人生が見える』を読んでいます。
私は発売後すぐに買ったのですが、今だと書店で売り切れらしいですね。
毎日昼休みや通勤の時に、少しずつ読んでいます。
冒頭のエピソードからぐいぐい引き込まれ、
そしてサラエボが戦火に包まれた頃の、私がニュースでしか知らなかったその時の様子など、
震えがくるほどの重い事実が書かれています。
そんな情勢の中で、サッカー選手や監督はどうしていたのか。
電車の中で読んでいて、ふいに涙がこみ上げてきて困りました。
オシム監督の掲げるサッカーとは、札幌が目指しているものに近いのだと感じます。
それだけに『オシムの言葉』一つ一つがすべて指針のように思えます。
サブタイトルにあるように、人生の指針とする意味もありますが、
現実として「サッカーをやる上で」大事なことも、いっぱい語られています。
どんどんと読み進むほど、ああ、サッカーって素晴らしいな、と思うのです。
選手に厳しい練習を課す監督。
その成果が周りを納得させ、目標にもされています。
来季は札幌も「今季より厳しく」と、ヤンツーさんは約束しました。
オシム監督はこう言っています。
「君達はプロだ。休むのは引退してからで十分だ」
2005年12月12日
ヴァンフォーレ甲府が昇格を決めました。
お見事でした。本当におめでとう。
自分達のやっていることを信じて、真面目に進んできた成果です。
私も勇気をもらいました。
さて昨日はサッカーもないのに札幌ドームへ行きました。
Mr.Childrenのコンサートです。
はじめてドームの最上段の席につき、絶景を眺めておりました。
ちょうど日本ハムの小笠原選手の吊り広告を、裏側から見るほどの位置でした。
観客は…いったい何人いたのでしょうね。
アリーナ席の観客が手を揺らす様が、上から見てると麦畑のように見えました。
そして足元が、地震のように揺れました。
ドームであのような“地面の揺れ”を感じたのは、初めてです。
コンサの試合でも、ゴール裏は揺れません。
あの“揺れは”すごいなと思いました。
コンサのゴール裏も揺らしたい、と思いました。
さてMr.Childrenのコンサートだったけれど、
行きと帰りの雑踏の中で、コンサの話をしてる人がちらほらいました。
ドームへ向かう道を歩いているとき、後ろから話声が聞こえます。
「来年、コンサの開幕戦に絶対行きたいんだよね♪」
「だって私が行ったら絶対勝つんだよ!本当だってば~!」
…ああ、お嬢さん。絶対来てね。
心の中でお願いしてみました。
帰りも人で渋滞してる最中、後ろにいた男子高校生グループが、ドーム内に貼ってあった後期スケジュールポスターを見て話してました。
「これ、カッコイイよな」
「この人(シルエットになってる人を指して)、どんな顔してるのかな」
…高校生くんたち、明日テストとか言ってました。
君達もよかったら来てくれ。
心の中でお願いしてみました。
来季のチームも全部決まったので、あとは早くスケジュールが知りたい。
日程の発表を今から待ちわびる、今日この頃です。
2005年12月07日
スカパーで入替戦の中継を見てました。
つくづく、この試合、やりたかったなぁ…と思いながら。
甲府はとても良かった。
攻撃的なサッカーを最後までやりとおす意志が見え、
選手がとても集中して、でも無駄な力みもなくのびのびプレーしていた。
もしうちがこの試合に出ていたら…
もっとガチガチに緊張してやってたんじゃないかなぁ。
こういう局面で上手にリラックス、ってのは無理かもしれない。
でも、出場していたらきっと、あらゆる事が勉強になったはず。
本当に、出たかったよなぁ。
試合はホームの甲府が見事な勝ち。
優位に立ったことは確か。
もし、この入替戦で昇格することになったとして、
今季のキーポイントを挙げるとしたら、
おそらく札幌ドームでの「ロスタイムに3点」だろうと思う。
あれがなきゃ、3位はなかったかもしれない。
きっといつまでも語り継がれる事になるんだろうな。
…ああもう、語り継いじゃって!かまわないから。
こっちはそういう失敗を自分達はしたのだと心に留めて、
来季、本気の勝負に挑むから。
日本中のサッカーファンの視線を浴びて、
土曜日にまた良い試合を見せてください。
2005年12月04日
澄み渡った青空
結局15000人だった観客
名前のコールに、すぐさま胸のエンブレムを叩いてみせた林
開始早々のカッコ悪い失点
清野の美しいゴール
小島と激突して、担架のまま退場したデルリス
後半開始に遅刻した小島、でもみんな黙って待った
何度も外したあと、やっと決めた謙伍
ヒーローインタビューで、やっぱり子供っぽかった謙伍
チームメイト全員と握手する三原さんと岳也
挨拶で「来季の約束」を語ったヤンツーさん
何度も手を振ってくれた田畑
なぜか選手に続いてサンクスウォークするジェッター3
手作りの「I LOVE 12」と書いたビブスを着ていた三原さん
ゴール裏の前で泣いてしまった岳也…
あまりにも色々あった2005年が終わりました。
時が過ぎるのがものすごく早い1年でした。
NHKの録画放送では最後に和波のインタビューがあって、はっきりと大きな声で喋る姿や厳しい顔つきは、なんとなく代表の試合の宮本みたいに思えて、「ほんとうにキャプテンらしくなったなぁ」と、しみじみしました。
今年、一番がんばったのは、選手達。
お別れには泣いても、来季の希望の灯はいっそう輝きます。
ありがとう、2005年のわれらがコンサドーレ札幌。
プロフィール
“ホームチームはわが子同然”というコンセプトで日々暮らしています。 去年よりもっと応援!思いついたらアクション! 強く美しい札幌のサッカーの完成を夢見て…(~o~) 何があっても応援だけはやめません!
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