『オシムの言葉』

2005年12月15日

今、木村元彦著『オシムの言葉~フィールドの向こうに人生が見える』を読んでいます。
私は発売後すぐに買ったのですが、今だと書店で売り切れらしいですね。
毎日昼休みや通勤の時に、少しずつ読んでいます。

冒頭のエピソードからぐいぐい引き込まれ、
そしてサラエボが戦火に包まれた頃の、私がニュースでしか知らなかったその時の様子など、
震えがくるほどの重い事実が書かれています。
そんな情勢の中で、サッカー選手や監督はどうしていたのか。
電車の中で読んでいて、ふいに涙がこみ上げてきて困りました。

オシム監督の掲げるサッカーとは、札幌が目指しているものに近いのだと感じます。
それだけに『オシムの言葉』一つ一つがすべて指針のように思えます。
サブタイトルにあるように、人生の指針とする意味もありますが、
現実として「サッカーをやる上で」大事なことも、いっぱい語られています。
どんどんと読み進むほど、ああ、サッカーって素晴らしいな、と思うのです。

選手に厳しい練習を課す監督。
その成果が周りを納得させ、目標にもされています。
来季は札幌も「今季より厳しく」と、ヤンツーさんは約束しました。

オシム監督はこう言っています。
「君達はプロだ。休むのは引退してからで十分だ」



post by ほほやん

23:53

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする