ため息、野次に癒された不思議な試合

2009年10月11日

あまりの寒さ予報にチケットはとっくのとんまに確保していたけど、迷いの虫発生。
どうしよどうしよ・・・へたれな気持ちをメールにたくしたところ、「行くぜ。迎えに行こうか?」

甘えてよろしゅうざんすか? 背中を押してもらい行ったど!

前節リーグ戦 VSセレッソの時とは明らかに違う、時折強く降る雨と強風。
天皇杯モードの応援(そうなのか?)もサポにしても運動量少なく、つのる寒さ。

試合内容も寒いのひとこと。まじですか・・・。さぶいさぶい・・・。
コンサドーレ札幌はディビィジョン2とは言え、Jリーグにいるんですよね!
そんなことを目の当たりにした天皇杯。

ふだんはあまり聞こえてこない熱烈タスキのあたりでも聞こえてくる野次?
いや、野次じゃないわ。もうことごとく 「気持ちわかるし!」 と心の中で同意。

後ろにいた若き男の子っていうか青年たちの会話に耳が反応しまくり。
途中から彼らの会話が楽しくてしょーがなかった。
「マジ、むかつく!」 「正直腹たった!」 「金返せよ!」
「延長戦にならなきゃいいよ!勝てよ!」 「へたくそすぎ!」 エトセトラ。

これらが酔っ払ったオヤジ声だったなら、自分、応援モード忘れて余計な不愉快気分モードになってた。
と、思う。
がしかし、若い彼らの素の会話。友達と家でサッカー見ながら喋ってるような素の会話。
なんか癒されてしまった・・・。

マジむかつく!!!! 言いながら 得点した時の 「よっしゃー!!!!!」 
サッカー好きなんだ~~~~~~~。それがびんびん後ろから伝わってくるんですよね。
楽しかった。

どこからともなく、ものすごいデカイ 「はああああああああああああああ」という長いため息も聞こえた。
すまん。ため息の主の気持ちわかりすぎてわかりすぎて、笑ってしまった。
まわりの人間も チャントしながら 肩をくっくっさせながら笑いをこらえてた。

悲しむべきだ。悔しがるべきだ。とんでもないチームを応援してるんだとヤケおこすべきだ。
もう応援なんかしないぞ!スタジアムなんか行かないぞ!とか怒るべきなんだ。知らんけど。
でも、隣のやつが言った。
「サッカーは楽しむべき!」 そうそう。ゲームはくそつまらんくても、おもろいプレーもあったわ。
だけど、ゲームだけじゃなく、スタジアムで起こるいろんなこと。見えるもの聞こえるもの。
まとめて楽しまなきゃとあらためて思った天皇杯でございました。

途中で虹も見えたよ。
入場してから歩いてたらドーレくんにも会ったから、「ドーレく~~~ん」と走って行ったら
羽でパタパタ背中たたいてくれた。もう大好き。中の人がいるのならすまん、ありがと。
試合終わってから後ろの青年たちが他会場の天皇杯調べてたので教えてもらった。
レッズが松本山雅に負けた~~~~~~~。ガンズは2006年天皇杯で厚別にきたチーム。
一緒に応援させてくれた素敵なサポーターたちだったからすんごく覚えてる~~~。おめでとう!


post by aru

17:41

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