2006年02月22日
前記の浦和戦、水戸戦に並び、記憶に残る試合に2001年9月の清水エスパルス戦がある。
未だ勝ち星の無いドーム、勝ったことのないエスパルス、ということで嫌でも力が入る。
ちょくちょくサイトにお邪魔していたコンササポの某女史(とても有名なお方です)の仲間に入れていただいて、初めてコアな場所で応援をした。
あんなに声を出したのは初めてで、そしてあの試合以上の応援を私はしていない気がする。
アウェイ側のオレンジ色のサポ、エスパルスのフラッグ、飛び交うジャンパル(笑)
JALサンクスマッチということもあり、ドールズとジャルジェッツが一緒に踊ったりと、ずいぶん華やかだったように記憶している。
集客も確か3万5千人くらいだった。
直前の911テロを受けて、黙祷から始まったその試合は、早々に澤登に先制される。
コンサも良く責めてはいたものの結局ゴールを割ることは出来ずに前半が終了。
あっという間の45分だったように思う。
(J1チームのスピードはやっぱり違うと今も思うけれど・・・)
後半に入り、アダウト、ウィルという今となってはかなり懐かしい響きの二人がゴールを決め、エスパルス相手に勝ち点3の期待が高まる中、伝説ともなったロスタイム失点で何試合か連続での延長戦に突入した。
諦めの感もあったし、エスパルスには負けても仕方ない、引き分けで充分と思う気持ちもどこかにあったけれど、それ以上にあの日は「勝ちたい」という気持ちが強かった。
選手も、そしてサポも。
延長前半終了間近、山形から移籍したばかりの岳也が健作のアシストでVゴールを決めた。
鮮烈デビューだった。
嬉しいドーム初勝利、嬉しい初Vゴール勝ちだった。
90分勝ちよりも嬉しかったかもしれない。
確か岡田監督も「Vゴールがこんなに嬉しいものだったなんて・・・」というようなコメントをしていたように記憶している。
あの日、声を出すことをやめなかった。
勝つことが思い切り嬉しくて、負けることが思い切り悔しかった。
自分たちの声援がピッチに立つ選手の背中を押すんだと、相手チームを跳ね返すんだ、と信じていた。
夜の試合でも始発でスタジアムに通っていたあの頃の温度が今では少し下がっている気がする。
「FAIR WIND」
このブログのタイトルはあの頃の気持ち。
いつでもピッチに吹く追い風でいたいと、ゴール裏で声を張り上げていたあの頃の気持ち。
もう一度、スタジアムに行くのが楽しくて、試合が待ち遠しかったあの時の気持ちを取り戻したいと思った。
赤黒の縦縞ユニの復活も気持ちを高ぶらせている。
今年はたくさんの12番目の追い風がピッチに吹き込むだろう。
昔は勝った数だけ脚を上げていたねぇ・・・(2000年当時?)
プロフィール
2000年5月に厚別デビュー。 同年7月29日の浦和戦にてコンサにはまる。 娘は学業専念のためダンスはお休み中。 今年は普通のサポーターに戻ってゴル裏復帰予定。 家族揃って死ぬまでコンサを応援し続けます。
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