今年、大宮には絶対行こうと決めていた。
ＮＡＣＫ５スタジアムが見たいから。
あのピッチの近さを味わいたいから。
それと、三浦監督の凱旋試合だから。

朝から雨が降っていた。
札幌とあまり変わらない、と思うほど寒かった。
試合中もずっと降っていた。
だけどそれは全然気にならなかった。
ＮＡＣＫ５スタジアムは、とってもきれいで見やすい素晴しいスタジアムになっていた。

試合の前、みんなで集った。



ここまで４連敗。
おまけに前節・前々節と、内容もとっても悪かった。
何としてでも連敗は止めなければならない。
勝点３を何が何でももぎ取っていこう。
そのためにみんなここに集ってきたんだよね。
ここで必死にやらないでどうする！


手を叩き、歌って、叫んで。
相手に負けまいと大声で歌った。
そして今日のコンサドーレは、明らかにここ何試合かと違っていた。
初めから相手を上回る気迫で、どんどんと押してゆく。
札幌の選手の全員が、身も心も闘っていた。
なんて面白いんだろう、楽しいんだろう、と思った。
前半を終了して、「みんなナイスファイト！」と叫ばずにいられなかった。

後半はさすがに疲れた。
前半、全員で鬼の如くハードワークをしていたのだ。
同点にされ、それでも負ける気はしなかった。
ここで踏みとどまらなけりゃ。
そう思って大声で歌った。
これまでの不甲斐ない試合に怒る気持ちも
頑張って立て直して欲しい気持ちも
いろいろ全部こめて、ゴール裏は意地のように歌っていた。

またチャンスがやってくる。
何度目かのチャンスで、札幌サポの目の前で
意地でもぎ取ったかのようなゴールが決まった。
ダヴィがサポーターに向って吼えた。
目の前にいた私たちは手を伸ばし、手を叩き、跳ね回り、
すぐそこにいる選手たちと喜びを分かち合った。




選手はほんとうに頑張っていた。
勇気を取り戻したチームに感激した。
そうそう、こうしてものすごく頑張るのが、私達のチームカラーと言ってもいい。
次も、頑張って、続けたいね。


前半からハードワークしないと勝てないし、
前半から頑張るから後半に疲れるのだけど。
でもそこで、「あと何十分」「あと何分」が頑張れるのは
やっぱり応援があるから　だと思う。

ホームでは、できなきゃうそだ。
ゴール裏はそれができる場所だ。
私はそう思っている。



おまけ



私の大好きなりすちゃんたち。
ずっと手をつないでいて、二人で札幌サポに挨拶に来てくれました。
かわいくてたまらない。

ドーレくんも、そのうちどこかの森からお嫁さんが飛んでくるかもね。
でもしばらくは独身で頑張っておくれ。