選手に伝えたい

2006年08月14日

うちのチームは、まだメンタルが弱いチームだと思う。
3年目に入って成長した部分はちゃんとわかるけれど、
どうも、か細い印象が消えない。
時として、自信なさげなように見えることもある。
小さくまとまろうとしているように見えることがある。

テレビでオシム監督のインタビューを見た。

「自分は何かを変えたいと思い、自分にそれができると確信したから監督を引き受けた」
「だから選手も(私を)信じてほしい」
「その前に、自分自身を信じてほしい」

うちもこうだったはず。思い出してほしい。
柳下監督の基礎から作り上げてきたサッカーを信じて、
それを札幌のスタイルとすることを目標として、
選手は自分を信じて挑戦してほしい。

監督がオシムになったことで、状況も変わった。
すべての選手はチェックされ、等しく代表に通じる道があるはずだ。
頑張れば出場機会が得られ、結果を出せば自然に注目される。
ものすごくやりがいのある状況ではないだろうか。
だったら、挑戦しなくてどうする!

ミスを恐れて小さいプレーしかしなくなるのではなく、
ミスしても何度でもトライする。
それが今ここから前へ進む方法だと思う。
自信を持って!
自信がないなら、持てるまで練習練習。


そして、メンタルが弱いのは、多分サポも、だ。
なんだか既にあきらめたとか言ってる人がいるらしいが、
ああだめだだめだ…そんな風に思って見ていると
その空気はピッチに伝わる。
挑戦してダメだった時の事が恐いのだろう。
だから先に「きっとだめだ」と自分の心に予防線を張り、
自分が傷つくのを防ごうとしている。
でもそれじゃぁ、進歩なさすぎだと思う。

単純だけど、選手に考えろ、と言うならば
自分も考える。
どうやって応援しようかな。どうしたら選手に伝わるかな。
選手に頑張れ、と言ったからには
自分も頑張る。
腕がだるくなっても手を叩く。深呼吸して歌を歌う。

だから、個人的にあきらめた方は、それはそれでいいから
頑張ってる人の邪魔だけはしないで欲しい。

そして選手は
客がため息をついても、文句を言っても
それが正しい選択ならば、堂々とプレーしてほしい。
自分を信じて。

土曜日は思いっきり応援するから!


post by ほほやん

23:14

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