募金について考える

2011年03月17日

あちこちにたくさんの義援金受付口座ができています。
募金をする場合は、それが信頼できる窓口か、よく確かめて募金していただきたいと思います。


19日に選手会も参加して行われる「共同募金会」の募金活動はオフィシャルな活動ですので、
是非たくさんのかたに募金いただきたいです。
それとは別に、募金活動と称して、実は被災地へ送金する気はないようなものもこれまでにありました。
何の団体かよくわからない募金箱へは入れないほうがいいと思います。
目の前を素通りするのが心苦しければ「振込みします(しました)」と言えばいいと思います。

募金活動を名乗る「振り込め詐欺」もあるそうですので、みなさまご注意を。
災害を利用し、人の善意を利用する、許しがたいことです。


インターネットバンキング・モバイルバンキングを利用できるかたは
日本赤十字社のホームページから「ペイジー」を利用して募金ができます。
トップページの

このたび東北関東大震災の専用口座を開設いたしました<コチラ>にてご案内いたします

から入って最後まで進むと、ペイジー払いに必要なコードがもらえます。
募金額は2千円以上から受付できるそうです。
これだと振込み手数料はかかりません。


ヤフー募金がかなりの金額になり、
「日本赤十字社への1回目の送金を4億円行います」と発表されました。
地震後すぐに募金を募集していたので、いち早く募金口座を作ったのだな、
と思っていましたが、どうも違ったようです。
ヤフーの場合は「ヤフー基金」という口座が以前からあり、
募金額の「一部を」災害義援金として送るのだとわかりました。
しかも過去の義援金実績が公表されてますのでそれを見てみると
災害に対する義援金はとても少ないです。
100万とか、200万とか。
全額被災地に送られる、とは書いてありません。
基金の目的などは全部公表されてますので、よく読んでいただいて
納得の上で募金していただきたいと思います。


かつて無いことで、募金も早いピッチで集まっていると思われます。
できれば片っ端から使って、不明者を探したり、被災者を守るのに今すぐ使って欲しいと思います。

身の危険のあるなか、難しい仕事に立ち向かっておられる現場の方々。
寒さに震え、移動もできない被災者の方々。
募金はどうぞ「早く」「有効に」使ってほしいと願います。

そして、被災地復興は相当な長期戦になるでしょうから
今だけの募金ではなく、長く支援を続けたいと思うのです。


post by ほほやん

19:05

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