2024年06月28日
>昨日のNFLネタはフリです さて。 水曜日の試合はウノゼロ負け。1点差だろうが10点差だろうが負けは負けなわけで、コンサはさらに窮地に陥ることになったが勝つのが目的でありながらもむしろよくやったと思う自分がいる。ウノゼロ負けというのはダメージとしては最小限なので。 アメフトでは攻撃時はインターセプトなどでボールを奪われない限りはずっと攻撃の時間。基本的にラン攻撃は確実な代わりに時間がかかる、パス攻撃はリスクはあるけど短い時間で距離を稼げる。で、チーフスとかドルフィンズみたいにある程度失点してもそれ以上に点を取れる攻撃力がある、頼りになるエースレシーバーがいるならガンガンパスを投げ込むという戦い方ができるが、そうではないチームはどうするか? 1回の攻撃でなるべく時間をかけて相手の攻撃の時間、回数を与えない。 去年の柏との馬鹿試合のようなバチバチの殴り合いが今のミシャコンサにできるのか? 回してばっかりで全然シュートを撃たない、いい加減にしろ!というのはオレだけでなく多くの人が確かに感じるところではあるが、意図してやってるのかそうせざるを得ないのかは不明にせよ、時間をかけて確実に仕留めるというのは今まで以上に意識しているような気がするんである。 これがバスケなら8秒以内のにフロントコートに入らなきゃいけないとか24秒以内のショットとか半ば強制的な縛りがあるが、サッカーは極端な話、89分ずっとパスを回し続けて1点取るというのもアリなのだ。頑なに武蔵をスタメン起用するのは他にいないというよりもある意味“使い潰す”ためだったりして…なんて妄想もしたりする。 裏へ1発長いのを放り込むというのもアメフトではわりとある。裏もあるよ、というのを見せるというだけでなく、エースレシーバーと主に相手のコーナーバック(CB)とで競らせて反則を誘うという点でも有効。NFLでは守備側がパスキャッチを妨害した時はその地点からオートマチック1stダウンとなり一気にエリアを前進できるから。 1-0で勝つか、5-4で勝つか。 ジェイや都倉がいた時はそこで競り勝って点を取ることができたが、今はかなり“仕込み”を入れないと点が取れない。速く攻めるというのは相手が誰もいない、守備が整っていないうちに決めきるのが目的なわけで、そこんところをどうやって見極めるか。チームとしてどういう約束事を作るか。時間をかける時なのか、そうではないのか。そういう見方で試合を観るとまた違って見えてくるのかな、と。 もっとも、その仕込みの段階でやらかすってのがあまりに多いから萎えるってのも問題だが…。
2024年06月17日
>にしても、黒田監督叩かれすぎ まあ、今シーズンに関しては「なるようにしかならん」という心境なので 今さら怒り狂うとかはないかな。そうする意味もないというか、それすら面倒くさいというか。 ただ、天皇杯で輝いた児玉をなぜ抜擢しなかったのか?とは思っていて。 TLで見かけた中で「ロングパスが出せないことがミシャコンサの弱体化につながっているのでは?」みたいなのがあって、これがずっと引っかかっていた。確かに肯けるところはある。一番わかりやすいのは福森から金子へというサイドチェンジ。右から左だと駿汰とか。他にも高嶺がいた時は左の菅にフィード出したりとかしてたし、じゃあ奪いに来られたら剥がして運ぶなんてこともできていた。 黒田監督は「ちょこちょこつないでも…」という発言をしていた。それが最も当てはまるのがミシャコンサ。コンサだけを当てこすって言ってるわけではないだろうが、町田は首位でコンサはビリとなるとそりゃ説得力も出てくるわなってなもんで。 サイドチェンジでボールサイドへの圧縮から逃げられないとなると「ちょこちょこ繋ぐ」ことしかできなくなる。ボールを確保するために動いてパスルートや選択肢を確保するとなると余計にそれがひどくなる。極端に圧縮かけなくても網を張っておけばいずれ引っかかる。必勝法とまでは言わないけど、そうした対処法みたいなのは既に全チームが持ってるんじゃないかな? そこで児玉では?と戦術厨は愚考する。 GKから1発でDFラインの裏へ出す。児玉にできて菅野にできない違いを出せる点。 GKがビルドアップに参加してというのはJでもわりとある。ただ、それはGKも参加することで数的優位を得る、パスの選択肢を増やすというのがたぶん主眼。そこからさらに進んでGKに裏へのボールをどんどん放り込ませる。配球という点では現状のコンサの中盤のメンツで克幸が現状ほぼ唯一質が高いプレーができると思うが、それをGKにやらせる。 足元に長けた児玉であれば「奪えば即ゴール!」というのも罠になりうる。 剥がすことで数的優位を作るならGKにやらせたっていいじゃん? GKは最後尾にいるから選手全員の動きが見える。中盤なら全方向からプレスをかけられるが、GKはほぼ前からだけ。それにGKまでプレスをかけるとなると運動量が必要になるし、相手選手の位置を高くさせるよう誘いこむことでDFラインの裏にデカいスペースを作らせる。 「足元ばかりにパスしてる…」とか「なぜそこで引っ掛けられて安い失点繰り返すんだ!」てのを少しでも減らすためにはスペースに出すというのが一番効き目がある。もっとも、「スペースを作る」というのはどこでもやってると思うんだけど、ミシャコンサの場合前線に5人並べるならこっちも5人にするとか「そもそもスペース自体消せばよくね?」とベタ引きされると手詰まりになっちゃう。 自分たちが動いてスペースを作るというのはミシャコンサでも普段やってるはずだけど、GKも使って相手全体を動かすことをやっていかないといつまで経っても変わらんと思う。馬鹿正直に放り込んでは相手GKに出られちゃうだけなのでサイドに流れるような出し方するとかの工夫は当然必要になるけど、重要なのは「裏がある!」と意識させること。 まずは点取れるFWだろ!という声をよそに児玉を獲ったのはそういう意図があると思うが、 いずれにせよ“各駅停車”でのんびり、ただボール持ってるだけでは勝つ以前に点が取れん。 今いるメンツでそれがどれだけできるのかは見てみたい。
2024年04月30日
>今、一番キツいのは荒野かもしれん… 相互リンクさせてもらっているはげおさんのブログを読んで唸らされた。 試合終了直後に湘南の視点まで考えを巡らせることができる人ってどれくらいいるだろう? 残留争いの直接対決という状況、ほぼ勝ち試合だったのをオジャンにした体たらく。コンサをアツく応援していればいるほどまずはそこに怒り、失望するもの。オレもだけど、試合の重要性が高ければ高いほど自分(コンサ)の側にフォーカスするのがサポの性だと思う。試合には相手がいるという当たり前のことを踏まえた上で、対戦相手の湘南にも目を配り良いと思ったことを素直に認める。これはなかなかできることではない。 …とまあ、前フリはこれくらいにして。時が経ち、少し熱が冷めてちょっと引いたスタンスで 「なぜ負けたのか?」を考えた時に思い浮かんだのが今回のタイトル。 宮澤に起きた想定外のアクシデントでそれまで保たれていたバランスが『壊れた』というのはまずあると思う。宮澤が文字通り体を張ってHTまで粘った後に入った家泉もTLではそれほど悪い評価はされていないようだが、それでも選手のメンタルには少なからず影響したと思う。そこんところを荒野には引き締めてほしかったんだが、どうも試合後の態度がかなり問題視されたようで何もかもが空回りしている感が否めない。 多く言われているのがミシャがボランチだった駒井をシャドーに動かしたせいで負けた、要はミシャが試合を『壊した』ということ。これも大きな要因だと思う。ミシャは今まで選手交代ではスタメンの選手をスライドすることが多く、つい最近までは「なぜ浅野をシャドーで使わん!」と多くの声が上がった。それに関してはミシャも「んなこたぁわかっとるわ!」と言い返したが。 どうやら湘南戦ではその後馬場と荒野のボランチになったらしいが、この2人の並びだとタイプ的にカブる感じはするし、動かす必要あったのかな?とは思う。さらに、武蔵OUTコバ兄INで裏抜けの脅威がなくなってしまったことで湘南がガンガン前に出てくるようになってしまったことを敗着と考えた方もいた。これもまた1つの理由ではあるだろう。 でも、それだけだろうか?ミシャの自爆、自滅だけだろうか? 湘南に『壊された』要素はなかったのだろうか? はげおさんは畑の存在を挙げていたが、馬車馬のように走れる畑を後半に出されたら両サイドにキズがあるコンサにはつらい展開にはなったかもなとは思う。まあ、どこまで行っても妄想止まりなのであんまり書き連ねるのもとは思うけど、妄想ついでに宮澤が“情念のゴール”を叩きこんだガンバ戦の試合をドームで観ていたら人目も憚らず号泣した自信がある。もし湘南戦で追いつかれた瞬間ドームにいたとして「まだだ!まだ終わってない!」「前向け!やり切れ!」とピッチに向かって声を荒げることができたかというと…。 ミシャって先手番だと強そうだけど、後手番だと弱そうって気がするのはオレだけ?
2024年04月20日
>今日も菅野は神だった…にしても、ゴニは何故サブにも入れないのか? ホーム広島戦は1-1のドロー。地上波でオンタイム視聴。 やたらとデータ読みに定評のある日テレ系(STV)の実況とも相まって コンサが苦しい様子がより明確になったのが皮肉と言えば皮肉。 リバウンドを制する者はゲームを制すじゃないけれどまあ広島相手にほぼ防戦一方。 菅野のビッグセーブがなければ0-3、0-4のボロ負けも十分あり得ただけに 結果だけ見れば勝ち点1はまあ妥当、内容からすれば上出来とすべきなのだろう。 コンサの時間帯と言えたのは後半の半分を過ぎてから。それくらい広島ペースで試合は進んだ。 広島のミスが多かったのも確かだが粘り強く対応して1失点で踏ん張ったのは収穫。 ただ、その失点がやっぱり安いと思えたのも事実。 CKならまずはセーフティに外へというのが鉄則のはず。繋ごうとしてミスして…じゃなあ。 解説の石川も言及してたが、そういうところを強いチームは見逃してくれない。 そういう意味ではもったいない失点であり、むざむざ勝ちを逃したとも言える。 今日からのホーム連戦はスタートラインに立つための2試合と考えていた。 1つは連勝して試合数と勝ち点が並ぶ残留のボーダーに到達すること。 もう1つはカップ戦でサブ組が活躍してスタメンに名乗りを上げること。 順位でもスタメンでも“争う”ための試合。 今日は大森が出場停止、武蔵がケガでFWがいない中、広島相手にどこまでできるか?モロにミラーゲームなので局地戦で勝てるかがほぼ勝敗に直結する状況で今日はどうだったかというと、ネガとポジが交錯しているというのが率直な感想。 戦力的にはほぼこれがスタートライン。9試合もかかってしまったけど…。 ここからどこまで上げていけるのか、それともこれ以上は厳しいのか。 コンサの時間帯が作れたという意味ではポジれるが、そこまでかなり消耗させられたし危ない場面も多々あった。強いチームは自分の時間帯で決めきることができるから強いわけで、それができないとなるとなかなかポジが多くはならない。 勝ち筋が細かったとはいえ、そこまで持っていけたことを良しとすべきなのかな。 ただ、現実として勝てなかったのはなあ。内容が悪くとも勝つというのも大事だし。 こんなところに…とはいっても勝たなきゃ上には行けない。
2024年03月18日
>またクソ長い記事を書いてしまった… 神様~っ! 4試合終了時点で勝ち点1の最下位、得点1失点7、得失点差-6。 ちなみに黒歴史の12シーズンの4試合終了時は勝ち点1でビリ、得点2失点5、得失点差-3。 最下位という順位ももちろんヤバいのだが、数字上ではもっとヤバいとも言えるだろう。 当時を知るサポなら“あの時”よりも悪い、と思えば否が応でもネガティブにならざるを得ない。 およそ考えられる限り最悪の4試合。基準となる勝ち点5はおろか未だ勝利なし。 コンサ以外で未勝利なのは昇格組のヴェルディのみ。これが現実。 で、単純に石崎コンサとミシャコンサを比べても結局「あの時はそもそも無理ゲー」という結論にしかならないので、なすすべなく降格した石崎コンサだけでなく必死にもがいて残留した四方田コンサの数字も引っ張って巻き返せるかどうかの推測、ひとつの目安にしてもらえれば。 どうやってそれを実現するかは監督や選手、場合によってはフロントが決断することであって、こちとらあくまで「できるかなできるかな、はてはてふむ~♪」のスタンスということで…。素人が考えることはプロなら当然考えるだろうから。 経験則である残留に必要な勝ち点(ボーダー)=試合数を踏まえつつ、 大まかに5節ごとに区切って軌跡を辿ってみる。まずは石崎コンサ。 第5節 勝ち点1 16位 0-1-4 得2失7 -5 ボーダーとの差△4 第10節 勝ち点4 18位 1-1-8 得8失17 -9 ボーダーとの差△6 第15節 勝ち点4 18位 1-1-13 得10失36 -26 ボーダーとの差△11 第17節 勝ち点4 18位 1-1-15 得10失38 ー28 ボーダーとの差△13 15位大宮 勝ち点19 第20節 勝ち点7 18位 2-1-17 得15失49 -34 ボーダーとの差△13 15位新潟 勝ち点21 第25節 勝ち点10 18位 3-1-21 得20失64 -44 ボーダーとの差△15 15位大宮 勝ち点27 第30節 勝ち点14 18位 4-2-24 得22失76 -54 ボーダーとの差△16 15位大宮 勝ち点35 第34節 勝ち点14 18位 4-2-28 得25失88 -63 ボーダーとの差△20 15位新潟 勝ち点40 降格決定は史上最速の27節。…改めて見てみるとひどいな(汗)。やっぱり7節のホーム川崎戦で後半途中まで2-0とリードしながら2-3で逆転負けした試合がターニングポイントだったのかも。あの試合は未だにトラウマ。続いて四方田コンサ。 第5節 勝ち点4 15位 1-1-3 得3失8 -5 ボーダーとの差△1 第10節 勝ち点12 15位 3-3-4 得11失15 -4 ボーダーとの差2 第15節 勝ち点12 15位 3-3-9 得12失24 -12 ボーダーとの差△3 第17節 勝ち点15 15位 4-3-10 得14失26 -12 ボーダーとの差△2 第20節 勝ち点19 15位 4-4-12 得19失31 -12 ボーダーとの差△1 第25節 勝ち点26 14位 7-5-13 得24失37 -13 ボーダーとの差1 15位甲府 勝ち点21 第30節 勝ち点34 13位 9-7-14 得32失43 -11 ボーダーとの差4 15位甲府 勝ち点28 第34節 勝ち点43 11位 12-7-15 得39失47 -8 ボーダーとの差11 15位広島 勝ち点33
…というわけで。 現状、どう考えてもミシャコンサは石崎コンサに寄っている。失点の多さは四方田コンサにも共通するが、得点に関しては石崎コンサが山本真希2なのに対して四方田コンサは都倉2、OG1といった具合で点を取るべき選手が取れてないという点でもミシャコンサは石崎コンサに寄っていると言える。 四方田コンサは勝ち点5の壁に阻まれてはいるものの、降格圏内にどっぷりというわけではない。で、10節までの軌跡を見てみると石崎コンサと四方田コンサで大きな違いがあることがわかる。10節までに四方田コンサはボーダーを上回っているのだ。 ここから考えると10節までに勝ち点10、今シーズンから試合数が増えたとはいえ低く見積もっても勝ち点8まで積み上げないと四方田コンサの水準に届かない。すなわち残留争いすらできないということになる。ということは、6試合で最低でも勝ち点7、ボーダーに到達するためにはこれからの6試合で勝ち点9が必要。で、試合日程はというと 3/30 神戸A 4/3 名古屋H 4/6 G大阪H 4/13 新潟A (4/17 ル杯2回戦 沼津A) 4/20 広島H 4/27 湘南H …さすがにアウェイ神戸は勝ち点1も厳しそうだが、ホームが4試合もある。巻き返しは十分可能とみる。つーか、ここで巻き返せなかったらマジで石崎コンサに一直線だわ。ホームは全勝、それくらいできてやっと残留争いに加われる。そういう認識でいいと思う。 思えば、四方田コンサはホームで強かった。ホームで9勝4分4敗はリーグ6位。 だからこそホームで連敗がメチャ痛いんだが、終わったことを嘆いても仕方ない。 短期的な目標としては3つは勝って正式に(?)残留争いに加わること、と考える。
この手の数字遊びネタは調べるのにもブログにアップするのにも時間がかかるので代表ウィークとかで時間的余裕がある時にしかできない。数字遊びネタは思うところはいろいろあるけど形にするのが大変(汗)。 今はオフなので選手には休める時にしっかり休んでほしい。 …時期的にはそろそろクラファンがありそうな気はするが。
2024年03月14日
>あ、町田戦も地上波あるのか… さて。 日本代表の負け予測をピッタリ当てたレオザ氏。彼が町田(というよりは黒田監督)のサッカーを高く評価している。町田をJ1に昇格させただけでなくJ1でも鹿島相手に堂々勝利。「高校サッカー上がりの監督に何ができる!」なんてこたあもう誰にも言えない。それだけの成果は既に出している。 実際に映像を見てないので何とも言いにくいんだけど、大雑把に言えば 攻撃はロングボール放り込み、ポゼッション?知ったことか!なスタイルなんだろう。 実際、ポゼッション率が高ければ勝てるかと言えばそうではなく、ガンガン前から制限かけて引っ掛けるとか縦に速くというのが浸透しつつある。もっとも、ミシャコンサとてそれを全く無視してるわけでもなく、昨年のFマリノス戦ではGKに戻したところを掻っ攫ってゴールとかそうしたトレンドは取り入れているわけで。 で、町田のサッカーはというと何となくラグビーを思い起こすというか。 ハイパントを蹴り込んで、蹴った先でポイント作って攻撃を継続するみたいな 要は“陣取りゲーム”を強く意識しているのかな、と。 サッカーはボールをゴールに入れる競技。 でも、ボールを後ろでチンタラ回してたって点にならない。 ボールをどう運ぶか?丁寧に繋いで前進するか、放り込んでセカンドボールを回収するか。 うまく言葉にできないけど、ボールを握るかエリアを獲るかの優先度の違いなのかな。 コンサがここまでノーゴールなのでどうしてもポジティブになれないってのはあるが、町田戦は「(主に町田が)『誰に』『どこに』ボールを入れるか?」という視点が肝要なのかな、と。ボールの行方を追うんじゃなくて、エリアの獲り合い。 放り込んだ先のデザインをしっかり決めておけば相手ボールになっても守備のリスクは減る。セカンドボールを回収できれば得点の可能性は高くなる。実際にはもっと深いんだろうけど、レオザ氏が黒田サッカーを合理的というのは納得がいく。 ミシャはミシャでハードなキャンプを課すのは自分たちが動いて常に有利な位置取りをすることが必要で、その前提として走力がなかったら話にならない。それも単に持久力だけでなく頭を使って賢く動く。ポジショニングゲームへのアプローチの違い、と言えばいいのかな? 大げさに言えば“哲学”がぶつかる試合。 町田のここまでの戦いからして殴り合いの可能性は低そう。福岡戦ほどガツガツ来るかはわからないけど粘る、我慢する時間帯が大半を占めそうな予感はある。町田戦は今までとは違ったサッカーの観方が必要で、Jの空気を一変させてしまう、ある意味Jリーグに“革命”や“破壊”が起きる試合になるかもしれない。 …ぶっちゃけ試合を観るのが怖い、まである。
2024年02月04日
>あと3週間で開幕とか信じられんのだが 昨日の日本代表のイラン戦。 まず気になったのはなぜ3バックにしなかったのか? 伊藤洋輝のところを狙われ続けていたのに人もシステムも変えずじまいだったのはなぜか? 素人考えだとイランはどんどん長いボールを入れてくる。3バックだとただでWBの裏のスペースどうする問題で困るのに三笘を守備に下げさせたくない。だから4バックを維持したって感じだけど、それでも人かシステムのどちらかは変えるべきだったと思う。 地上波では「我慢の時間帯、これを耐えればチャンスは来る」ってしきりに言ってたけど あれじゃ「ただ我慢させられ続けただけ」であって解決になってない。 敢えて、時間を潰して(俗に言う「試合を56す」展開)というのがあったとしても、 それだと富安がマイボールの時に出しどころがなくて困ってる様子の説明がつかない。 人を代えるならそれでもいいし、伊藤洋輝OUT佐野INでボランチ3枚にしてサイドのスペースに放り込まれたらCB3人はスライドして対応、空いたファーサイドはボランチの1枚が降りてスペースを埋めるとかやりようはあったはず。 そして、決定的な失敗は久保OUT南野IN。久保は絶対に残すべきだった。 久保が上、南野が下ってことでは全くなく適性の問題。 前半、久保がいったん降りて(ズレて)パスをフリーで受け、前田大然に裏1発のパスを通した。あれを見て「久保は上手いなあ…」と溜息が出た。フリーでパスをもらえるポジショニング、前田にはしっかり通る丁度良いパス。これを無理なくやれるのが簡単なようでスゴいなと。 南野って狭いエリアでも素早くターンして自分で斬りこむとかワンツーで抜け出すとか要は自分で仕掛ける、使われて輝くタイプだと思っている。久保は前田を使うことができるが南野にはできない(させたら良さが消される)。 南野もボールを受けに降りることはあるが、極端な話それだけなのだ。南野はゴールに近いところにいてナンボ、矢印を前に向けてナンボ。あの時、日本に必要だったのはボールの落ち着かせどころ。それを作ることができるのが久保だった。 それができそうなのはあとは守田くらいだと思うけど押し込まれた状態ではとてもそこまで求められない。サイドに出しては詰まる、博打で上田に放り込んでもキープできないとどうにもならない。いっそ、GKからのビルドアップは放棄して上田にひたすら放り込んでセカンドボールの争奪戦のほうがまだマシだったかも。 三笘をジョーカーに入れたはいいけどダブルチームですぐ手詰まりとか チームとしてこうしようとか約束事があるように見えなかったのがつらい。 例えばミシャコンサの場合GKからWBの位置の選手にフィード通すのは半ばお約束。去年だと左はルーカスとか菅、右だと駿汰が多かったかな?そういうのをどれだけ作るかが大きく影響すると思う。後半、相手陣内でフリーでボールを持てた時が何回あっただろう? 伊東純也がいれば…とか全く関係ない。攻め手を欠いた、決めきれずに負けたのではなく 守勢を跳ね返せずに負けたのだから監督に批判が集中するのは当然だと思う。
2023年06月17日
気が付けばサ行でまとまっていたアタック25での児玉清の進行。 「さ」:札幌のJ1定着に多大な貢献をし 「し」:勝利数177はJリーグの歴代外国人監督でトップ 「す」:優れた育成手腕を持ち 「せ」:攻めを全面に押し出す戦術は今なおJリーグで輝き続けています 「そ」:その人物の名は? …というわけで。 思い浮かぶ小ネタはいくつもあるんだが、 いざ起承転結に持っていこうとすると収拾がつかなくなるというジレンマはどうしたもんか。 後半戦は小柏を欠いた状態で戦うわけだが、小柏不在でざっと思いつくのは縦の脅威が減ること、奥行きを作りにくくなることかな。ただ、戦い方自体はそんなに変わらないと思う。 で、アタック25と言えば「なぜカドを取らない!?」というくらいに角を獲るのが勝利への大きなカギなわけだが、ミシャコンサもそういうところがあるな、と。特に、金子のいる右PA角を前向きで入ることで取れればゴールの可能性が格段に増す。 あと、今年特に感じるのが“間”をとるのが上手いということ。「ま」ではなく「あいだ」。 やりたい放題殴りまくったFC東京戦とかが典型例だが、VARでゴールが認められた駿汰のゴールとかがわかりやすいかな。当たり前っちゃそうなのかもしれんけど、特に4バックでのDFラインの間は明らかに狙い目としているのがわかる。柏戦での駒井のゴールも間に入ることでDFの対応が間に合わなくなっている。 4バックの相手で無得点に終わったのは鹿島戦のみ。逆に言えばあれくらい堅い守りじゃなきゃ今のミシャコンサは4バックでは防ぎきれない。浦和はCBがJ1でも1,2を争う堅さなので何とも言えんが、4バックの相手ならたぶん点は取れると思う。返す返すもホーム川崎戦を落としたのが痛い。ケガ人続出であんだけザルな川崎のDFラインを見たことないし…。 角と間。たぶんこの2つがミシャコンサの多くを占めると思うんだけど、 小柏離脱でそれ一辺倒にならないかが心配。 小柏と浅野だけで決めきってしまったゴールもあるだけに、それとは対照的に手数をかけることが多くなるはず。こだわりは執着や固執と背中合わせ。そこらへん、ミシャのサジ加減が興味のあるところ。
2023年05月29日
>形を変えた宮澤推し… 勘のいい方は仰々しいタイトルで察したことでしょう。今回は戦術厨ネタ。 アリウープと言えばバスケの華。空中でパスを受けてそのままダンクを叩きこむアレである。スティールからわざとボードに当ててリバウンドを叩きこむ見せプレイor舐めプなものもあるが、正統派のアリウープは決まると実にスカッとするプレー。 名古屋戦での宮澤の惜しいヘッドも“点で合わせる”意味ではアリウープに似ている。 原型としてはCKでのニア飛び込みだろう。振り向けばブーツェンならぬ忘れた頃のニア飛び込み。17清水、19神戸と実際にゴールを決めたこともある。先に触れれば守備側はほぼノーチャンスな代わりに、ここぞの時でしか出せないトリックプレーな性格もある。 今年のミシャコンサはピッチを広く使う一環としてクロスからの攻撃も“もう1つ奥を狙う”プレーが多い。FC東京戦での小柏→菅キャノンなんてのは普通ならあんなに綺麗には決まらん。5レーンで言ったら1つ飛ばしどころか2つ飛ばしだもんね。 で、宮澤のアリウープヘッドなわけだが、そもそも点で合わせること自体そう簡単ではない。出す側(今回は駒井)にも単に精度が高いだけでなくパススピードも要求される(緩いと相手DFが間に合ってしまう)から双方難易度が高い。1つ奥を狙うのとは逆に1つ前を狙うところもポイントが高い。 ダイジェストの映像がわかりやすいが、ある意味これがミシャ式の神髄ではないかと。 相手守備が4バックだろうが5バックだろうが間に入ればフリーでシュートが撃てる。 シュートが決まる確率が高いのは誰もいないところで撃てる時。 だったら、ボールの動かし方や人の動き方でフリーのスペースを作ればいいじゃないか。 制空権となるとどうしてもわかりやすく高さのある選手にボールを集めるみたいなイメージになりがちだが、ミシャはそうは考えていなくて、アリウープヘッドもフリーのスペースを作る延長線上であってそれが今回は地上ではなく空中だっただけ、みたいな。 チームのスカウティングでここが空きやすいよとかのデータはある程度頭にあると思うし、間を狙うという基本コンセプトからすればあのパスは出せておかしくはないのかもしれんけど、さながらアメフトのタイミングパス1発でピンポイントに通すのはよほどしっかり仕込んでないと…とは思う。 アメフトとは違って、受け手はパスを取って終わりじゃなくて、決めきらなきゃならないんだからなあ。17コンサでアウェイ初勝利となったFC東京戦でのジェイのヘッドがいかに難易度だけでなく変態ぶりのレベルが高いかが改めて分かるわ…。 ただ、今年のミシャコンサは縦に速く、そして裏を積極的に狙うことでより間を狙う意識が高くなっている。横の間、だけでなく縦の間を狙うってことだね。今まで積み上げてきたものがよりフリーなスペースを作ることに役立っている。同じ作るでもmakeではなくcreateを感じるからミシャサッカーは面白い…というのはちとオチにしてはキザすぎかな(苦笑)。
2023年04月10日
>大森に鶴 しかし、疲労骨折というのは両者に問題があるのでは? 久しぶりにダイジェストを気楽に観ることができた。 金子がキレキレなのはもちろん、昨日は浅野が大活躍。先制ゴールは半分以上浅野の御膳立てで決まっていた。三笘ばりにすげぇ!という声が出るくらいで、あの突破ができる選手はごく限られるだろう。 「今年一番の大当たり補強は浅野じゃないか?」というくらい開幕から見せ場を作っているし結果も出している。的確補強ランキングがあるとするなら、単にコンサとしてじゃなくJ全体を見渡しても贔屓目抜きにベスト3に入るくらいの素晴らしい補強。 正直、浅野に対しては“速い”選手だとは思っていたが“巧い”とは思ってなかった。 セレッソ戦はわかりやすい例だけど技術は相当高いんだろうなと素人目にも思わせてくれる。 裏を返せば、その浅野がなかなかスタメン獲れなかったっていう広島のレベルの高さの証明でもあるが…。 そして、速いといってもfastの速さだけではなくてquickの速さも兼ね備えている。 このブログでは小回りが利くとか機動力の高さという表現を使ってるけど、 敏捷性が抜けてるなと思わせてくれるのは浅野の他には小柏くらい。 見つけてきた強化部ももちろんGJ!だが、やはりミシャの手腕がスゴい。広島との親和性が高かったことを差し引いても開幕からこれだけ活躍している上に、まだ伸びしろがあるんじゃ?とすら思わせる。今までは左は青木がファーストチョイスだったが、現状では浅野が一番じゃないかなあ。マジで「ミシャ=ナメック星の最長老」説を唱えてもいいくらいだぞ。 金子がキレキレなのは今さら言うまでもないが、 浅野が左サイドでこれに近い働きをしてくれると戦い方が俄然楽になる。 “幅を使う”上で両サイドに頼れるドリブラーがいると相手守備選手の間隔が広くなる。 加えて、相手守備の意識を外に向かせることができる。 恐らくミシャの主眼は後者で、いわゆる背中を取る動きでゴールというのは今までもある。今年だと川崎戦での大八のヘッドがわかりやすいかな。川崎守備陣は人数はいるのに金子に気を取られて大八に気づいてない。 セレッソ戦ではオフサイドになったものの、本来の武器である裏抜けであわやのシーンも作っている。これは考えようによっては奥行きを作るという縦の動きまでできていることになる。縦にも横にも効く動きをするとなると捕まえるのは厄介この上ない。 今年は特にスペースを作ってそこに人が入る、速めの縦のボールを入れるというのを多くやってるから尚更浅野が輝く局面を多く作れる。ルーカス抜きでその仕込みや伏線を作れてるってけっこうスゴいこと。青木もいいんだけど、それ以上に浅野が良い。 浅野拓磨の弟、ではもうない。
2023年04月03日
>この方のブログを先に読んでいただければ幸いです(例によって長いので前半だけで充分w)。 久しぶりに戦術厨全開な考察。まあ、将棋で言うところの感想戦と思ってもらえれば。 (注:おもいっきり暑苦しい(=クソ長い)ので時間の余裕をもって読んで下さい) 小林祐希のアクシデントで試合の流れが大きく変わったホーム川崎戦。局所的に見れば福森が戦犯になるのは避けられないわけだが、なぜ左CBに戻してしまったのか?その理由を考える前にタイトルにつけた「使える」「使いたい」の視点から考察してみようと思う。 福森は攻撃面ではスペシャルな能力を持っているが、守備面では素人目にも弱さがある。 ぶっちゃけ守備では「穴」であるにもかかわらず、それでもミシャが起用するのはなぜか? それは穴に目をつぶっても「使いたい」選手だから。 で、今のミシャコンサでミシャが「使いたい」選手といえばまず福森がそうだし、すぐに思いつくところだと金子や小柏、菅あたり。今年加入した浅野も仲間入りしてくるだろう。ただし、「使いたい」と「使える」が必ずしもイコールにならないところが難しい。金子や小柏は「使いたい」=「使える」な選手になっていると思うので怖いのはケガと移籍だけ。 で、昨日の試合。先に挙げたブログでは小林の代役に青木と荒野を挙げていたが、 オレの考えは微妙に違っていてあのメンツと構成なら代役は青木一択とみた。 前のエントリーとの関連だが、小林のポジションは“頭脳労働系”の担当と考えている。 昨年からの流れで終盤にはシャビエルが入ることでだいぶ前からハメることができるようになってきた。そこから今年はシャドーには小柏と浅野というスピードと小回りが利くのも含めた機動力を兼ね備えた2人を1stディフェンダーにして、小林のところでこっそり嫌らしくコースを切ることでより前目で奪って速さでゴールを目指すという傾向が強まっていると考えている。 マリノス戦で小柏からのスルーパスで浅野が抜け出して1vs1のシーンを作った場面。 あれこそが今年のミシャコンサの進化の最たるものだと思っている。 そう考えると浅野の加入は正しくフロントGJ!と言える。 神戸戦でも青木が抜け出して…というのがあった。ミシャが今年重きを置くとすれば前の3人の選択。そうなると荒野では物足りない、むしろ神戸戦で荒野を1つ前に出したのがアダとなってしまったのを考えると荒野ではなく青木しかないという答えになるんである。 小林OUT馬場INでもし福森を左CBではなくボランチのままで使うとなると福森と馬場のコンビになるが、この組み合わせは相当怖い。2人とも利き足が左とか以前に単純に「この2人で組んだことあるのか?」という疑問が湧く。荒野とのコンビなら神戸戦での経験があるし、慣れているポジションでやらせることを選択したんじゃないかなあ? 穴になるのは覚悟の上だが、ある意味それは“わかっているリスク”。 更なるアドリブかますのと穴を作るけど慣れたポジションでやらせるのを天秤にかけた結果。 それが福森を左CBに“戻した”理由と考える。 「使いたい」「使える」の視点で言えば「使える」が先に来るのは間違いなく駿汰。 本来ならボランチ起用で「使いたい」と思うが、ミシャが求める右CBで「使える」のが駿汰しかいない。いずれは馬場にという構想はあるだろうが。サブに大伍が入っていたのは納得、というのもそういう視点から。ただ、あれだけ分かりやすく失点の原因になってしまうと「もう福森はいいよ…」という声が出るのもむべなるかな。オレも桐耶がスタメンでどこまでできるか見てみたいし。 何より、川崎戦のあの布陣が“VS川崎スペシャル”だったのか? 小林の負傷交代でわからなくなった。勝敗関係なくこれが最大の疑問である。 ドームではその布陣にどよめきが起こったらしいが、次節以降も福森ボランチの布陣で行くのか?それとも今までのようなオーソドックスな形に戻すのか?ケガ人(特に駒井)の回復具合にもよるが、ミシャなら継続しそうな気もする。それはそれでオレとしては怖さが先に来るが…。 「使いたい」「使える」な話はまだまだあるけど、これ以上は流石に読む方がつらいので(汗)。
2022年11月24日
>忘れられがちだが、権田も海外でプレーしてたのよな… 昨日の日本代表のドイツ戦勝利。いろいろな見方があると思うけど、 ドイツからすれば勝ちゲームを落としたというのは間違いなく言えると思う。 仕事から明けてとりあえず前半を流し見。まあ、守備がハマらないこと。福西解説で日本の右サイドがぽっかり空く現象はずっと指摘されていた。あれだけ長い時間そこを放置していたらそりゃドイツにやられますよってなもんで。あの場面、権田が出たのは致し方ない。PK判定はちょっとかわいそう。 PK決められた時点で風呂入ることに。 スタメンの状況もわからずにいたし前田の明らかなオフサイドも知らなかった。ただ、レーンを埋めるのは最低限守備のケアとして必要だったから久保OUT富安INは当然の一手だったと思う。0-2になればゲームエンド。ただ、何というか、それでもドイツは強かった。権田のセーブがなければフツーに0-3くらいでボロ負けになっていたことを考えたらMOM選出は極めて妥当。 奇跡的な勝利なのは確かだけど、前半の両者の出来と優勝国ドイツだからこそウノゼロで充分と踏んだ選手交代がもたらした緩みと隙だったのかなあ、と。ギュンドアンはともかくミュラーまで下げたのはナメすぎというか。そうなる心境も理解できるけど、ナメたらひと刺しあるぜ?くらいに日本代表が力つけてきたという証でもある。 しかしまあ、ポイチもよくあそこまで攻めダルマになれたなあ、と。 結果だけ見れば采配ズバリ的中!なんだけど、ギャンブル感たっぷりのファイヤーフォーメーション。守備でやることをハッキリさせたのが多分に大きいんだけど、富安も筋肉系のケガ抱えてたから出せるとしても後半限定とか条件はあっただろうし。勝つには勝ったが、スラムダンクのアレを思い起こさずにはいられないんだよなあ。この1戦に全てを使い果たした感がすごくあるし。 決められる時に決めきれずに負けたドイツ。んなのはミシャコンサでさんざん見てきたわけだが、ミシャコンサがアップデートできる余地があるとするなら2点目のシーンかな。リスタートから縦1発で浅野が一気にPAに侵入し決めた。 縦ポン一気って意味ではなくて速さで殴る。 ドイツの前半がそうであったようにチーム全体で動いて理で崩すのは当然必要で、そこんところは手間暇かけすぎ!ってな程にこだわるミシャ。去年のトゥチッチのゴールなんて正にそれ。アクセントを加える意味で速さは大きな武器になるかな、と。 殊勲のゴールを決めた浅野の弟である浅野雄也の獲得に動いているという報道があった。この先どうなるかはわからんけど、例えば金子が浦和あたりに抜かれた時に右WB小柏、右シャドー浅野とかだったらこれはこれでアリじゃねーの?とも思ったり。 すげぇ乱暴な話だけど、三笘が仕掛けて…という1点目の方が再現性は高いし、そっちをを目指すべきなんだけど、それっていかに三笘が前を向ける状況を作るかって仕込みが必要になってくる。速さで殴る売場合、その辺の仕込みが少なくて済むのかなってのはある。速さを見せておいて…というのが加わればまた1つミシャコンサは面白くなるのかな、と思った次第。
2022年08月19日
>オレンジのクラブの残留力… 前のエントリーで「08東京Vが得失点差で降格しただろ!」というツッコミを受けたので 今回はお詫びとして数字遊びの延長戦を。 ~得失点差で天国と地獄編~ 08磐田 勝ち点37 10-7-17 40 48 -8 PO残留 東京V 勝ち点37 10-7-17 38 50 -12 J2降格 16新潟 勝ち点30 8-6-20 33 49 -16 名古屋 勝ち点30 7-9-18 38 58 -20 J2降格 18横浜FM 勝ち点41 12-5-17 56 56 0 湘南 勝ち点41 10-11-13 38 43 -5 鳥栖 勝ち点41 10-11-13 29 24 -5 名古屋 勝ち点41 12-5-17 52 59 -7 磐田 勝ち点41 10-11-13 35 48 -13 PO残留 19鳥栖 勝ち点36 10-6-18 32 53 -21 湘南 勝ち点36 10-6-18 40 63 -23 PO残留 …こうしてみると「10勝なら安全」から「10勝以上が必要」に上方修正した方がいいかも(汗)。ただ、ヴェルディが落ちたときもコンサが1人でマイナス背負った格好なので…という言い訳はしたい(←チェックミスの言い訳になってねーよ!)。今シーズンは10勝に届けばPO回りの可能性はあっても残留はセーフだと思うんだが、さて。 ~最小・最多編~ 残留した最少勝ち点:15新潟 勝ち点30 残留した最少得点:12新潟 総得点29 残留した最多失点:19清水 総失点69 残留した最多引分け:13甲府 13引分け 新潟や甲府が残留してきたときは大抵ロースコア勝負で得失点差もマイナス1桁で収まるというのが通例。ミシャコンサである限りそれを望むのは無理というもの。ただ、最多引分けはミシャコンサで記録更新の目はあるかも…。やっぱ12シーズンはいろんな意味で異常だったわ。 19清水は得失点差ワースト。通常ならもちろんアウトだが、大まかな目安としても総失点50を超えるとけっこうな危険水域。調べ直したら意外とあったんだが、強力な外国人選手がいるとか補強が凄まじいとかじゃないと厳しい感じ。 マリノスは18シーズンを耐えたことが今にして思えば大きかったのかなあ?浦和は今シーズン補強が間に合うまでギリギリ耐えて上向いたって感じ。浦和は特にうるさ型のサポ多いしねぇ。上位陣では鹿島が転換期というか分岐点に差し掛かっているって印象はある。 コンサに関して言えば10勝する前提なら10-11-13に行きつく可能性が最も高いとみる。ミシャコンサである限り常に大負けのリスクはあるからロースコアにに持ち込んでの残留というイメージは描きにくい。今はその怖さがどうしても先に出てくるけど、それだとJ1に居続けるというのはやっぱり厳しい。 湘南は何とか凌いでるけど、勝ち点を“拾う”戦い方じゃなくて勝ち(点)を取りに行く、獲りに行って獲れるのがJ1クラブじゃないかと思う。それを維持し続けるのは一貫性あるクラブのスタイルも必要だし、抜かれても育てる、育ってくるみたいな環境づくりも必要。 まあ、何にせよJ1に居続けなければこんな数字遊びもできないってことで…。
2022年08月18日
>POに救われるなんてことのないように… 得失点差に着目しての数字遊びを垂れ流してきたわけだが、オレ的に外せない基準はある。 以前にも書いた通り、「J1残留には10勝が必要」というものだ。 改めて、10勝以上してJ1残留できなかったケースを拾っていく。 08磐田 勝ち点37 10-7-17 40 48 -8 ※PO残留 12神戸 勝ち点39 11-6-17 41 50 -9 18磐田 勝ち点41 10-11-13 35 48 -13 ※PO残留 18柏 勝ち点39 12-3-19 39 59 -20 21徳島 勝ち点36 10-6-22 34 55 -21 ※20クラブ中17位降格 この5つのみ。データからは10勝以上であれば自動降格はまずない。そしてJ1残留の最低勝利数は8。単に数字だけ見れば21湘南が7勝16分け15敗の勝ち点37で残留しているが、昨シーズンはJ1は20クラブで下4つが降格なのでここでは除外。数字上ではJ1残留の最少勝利数&最多引分数ではある。11甲府が9勝(6分け)して降格、13甲府が8勝(13分け)で残留したことから安心できる勝利数はやはり10勝と考える。 ただ、18シーズンと今シーズンの順位表を見比べると怖いなと思えることもある。今年は9位の鳥栖ですら7勝で最下位磐田まで2勝の差しかない。18シーズンも25節終了時で9位浦和から15位柏まで勝ち点3差かつ勝利数も8勝と9勝でほとんどダンゴ。 現在の“2弱”(自動降格圏)は磐田とガンバ。もちろん、そのまま2弱で終わりたくはないから両クラブとも監督交代に踏み切ったんだが、(この2クラブがそのままになるかはさておき)2弱が早々にできるようであれば少なくとも自動降格は免れる。 しかし、1弱のままだと18柏のパターンになることは十分考えられる。ガンバは補強終了後に片野坂監督のクビを切るという通常ならありえないタイミングで手を打ったが、武蔵や食野、山本理仁など補強した選手の能力は高い。ガンバの動向次第で楽になるかならないかはある程度決まりそう。清水は殴り倒して上がってくるだろうから無視。6試合で勝ち点12を目標に掲げたミシャ。アウェイがFマリノス戦であることを考えても ホーム3連戦を3連勝することが絶対条件。中断期間を挟むとはいえ磐田を確実に蹴落とす。 コンサが自力でできることはくれくらい。つーか、これしかない。 10勝まではあと4つ。ホーム3連戦で着実に、かつ一気に決めよう!
2022年07月25日
>いや、まさか乾まで獲るとは…。清水の乱獲ぶりも大概だな。 前回、敢えて13位の名古屋をスルーしたのは浦和とまとめて書いて見たかったから。というわけで 13位 名古屋 ランゲラック 20試合1719分 チアゴ 10試合438分 マテウスカストロ 21試合1779分⑤ レオシルバ 21試合1689分 優良外国人だらけ。でも13位。やはりシュヴィルツォクのドーピング問題という特殊事情が尾を引いている。今年から名古屋はハセケンに監督交代。ハセケンというとしっかり守ってあとは強力な外国人でゴリ押しなイメージがある。それが正しいかは別としても、ここまで総得点16はJ1ワースト。永井を瓦斯さんから引っ張ってくるのもそれと無関係ではあるまい。これもある意味金満ならではの補強かな。 8位 浦和 キャスパーユンカー 11試合539分④ モーベルグ 13試合744分⑥ アレックスシャルク 8試合399分 アレクサンダーショルツ 22試合1894分④ 出場試合数や出場時間だけみればユンカーは当たりではない。しかし、ユンカー、モーベルグで総得点27のうち10ゴール。獲るべき人がゴールを獲れているという点においては浦和の強化部はしっかり監督のリクエストに沿った補強をできていると言える。 もともと血の入れ替えは課題であったし、ロド将招聘はそれにうってつけだった。補強もチームの要となる岩尾をブッコ抜いただけでなく明本など若くて将来性のある選手を獲ってきた。ドロー続きでもともと喧しいサポがさらに喧しくなってもブレなかった。
…と、ここまではサクッと書けた。数字だけ拾えばいいだけだしね。周りが補強話で盛り上がってるのにコンサは一向に音無美紀子。まあ、状況としては「金がないんだよ、言わせんな恥ずかしい!」ってなもんで「察せよ」なんだろう。 まあねえ、勝てないのも問題だし、それ以前に点取れないのも問題だし、同じように試合して同じように負けるってのが続いたら「何やってんだ!」って言いたくもなる。武蔵はガンバにさらわれる、檀崎はしびれを切らしてオーストラリアに活路を求めた、第一補強しようにも先立つものがない。 今までうまく行き過ぎたせいで会社がそれに追いついていない感じ。 今までは喜怒哀楽のうち喜喜楽楽だったのが今年は成績と補強で怒怒哀哀になってる。 まあ、スーパー有能な社長と“後継者”を一気に抜かれたら屋台骨も揺らぐわな…。 ただ、それでもミシャはよくやっていると思っている。正確に言えば今までの遺産があったからここまで粘れているということ。コンサ以外は新体制からそれほど時が経っていないからだ。今年のJ1は空前絶後の超大混戦。試合消化に多少違いはあるが、8位の浦和まで6勝どまり。浦和の11、鳥栖の10に次いで多い引き分け9が効いている格好。 コンサはここまで5勝9分け8敗。10敗してないのはポジティブに捉えられるが降格圏とはわずか1勝差。ぶっちゃけ、どっちにも転びうる。そこで大事になるのが土曜日のホーム名古屋戦。名古屋は1試合消化が少ないので残留争いの勘定に入れてはならない。今こそ聖地厚別での勝利はマスト。 残り12試合。そのうちホームゲームは8つもある。アウェイ湘南戦も6ポインターと考えたら勝利は必須。ここから6連勝するつもりじゃなきゃJ1を生き残れない。ホームで限りなく全勝に近い結果を出すこと。補強がないなら残留の道筋はこれしかないと思う。目の前の試合に勝つこと。当たり前のことだが今一度肝に銘じたい。どんなに準備しても対戦相手がコロナもらって延期って不確定要素があるんだし…。 「ホームで(は)強い」と言われたコンサ。だったらホームで勝ちましょうや。 コンサドーレはサポで持つ。 (少なくとも今シーズンは)ミシャと心中、一蓮托生。 それで落ちたらどうすんだ?って?落ちないようにしてもらうしかないっすよ。
2022年07月23日
>奇跡を起こしそうで怖い… 3回目は京都・湘南・神戸。 11位 京都 メンデス 16試合865分 ピーターウタカ 22試合1965分⑨ マルティノス 2試合12分 イスマイラ 6試合102分 ピーターウタカさまさまの京都。残すべき人を残せた京都と残せなかった磐田。ここまでは明暗クッキリ。絶対的な点取り屋を残すことは残留への基本。ただ、京都に関してチームと選手の信頼関係がしっかりしている、やりやすいと感じているのもさることながら他クラブが敢えて手を出す必要も…と戦力を削りにこなかったこともあるだろう。ここまで全試合出場(!)の超優良ぶり。不在、離脱時にカバーしきれるか? 12位 湘南 ウェリントン 19試合563分① タリク 19試合814分① 正直、ウェリントンが試合数は多いのに出場時間が短いのがやや意外。ただ、ドームでの対戦時も基本はしっかり繋いできたし、途中出場がメインなので湘南としてはそういう使い方を敢えてやっている、交代カードの1枚として戦力としている。そう考えれば一概に試合数や出場時間だけでは測れないという見方もできる。まあ、湘南も結構ユースからのトップ昇格は多く忠誠心が高いというのはこれからの戦いにおいては厄介な相手。 15位 神戸 セルジサンペール 6試合397分 イニエスタ 21試合1343分 ボージャン 14試合416分 リンコン 8試合316分 ムゴシャ 1試合1分 大迫 17試合999分④ 武藤 16試合1294分⑤ 神戸は神戸。清水も大概だが、金満補強、乱獲と言えば尚既神断で皆さんおなじみの神戸。今年もその類に漏れずな感じだが、神戸は他クラブにはできない補強が可能。それが大迫と武藤。敢えてこの2人を入れたのはこれが神戸らしさだから。この2人で総得点21のうち9点を稼いている。裏を返せばこの2人がいなければ…。 いろんな意味で「そうはならんやろ」とツッコミを食らいつつも3連勝で降格圏脱出。内情を知っている吉田監督復帰で今J1全クラブから恐れられているといっても過言ではない。力業で暴れまわられると迷惑この上ない。ぜひとも、なっとるやろがい!というオチをだな…。
2022年07月22日
>杉本健勇、ワンチャンある? さて、前回のエントリーで下位には優良外国人が1人しかいないというのを書いてきたが、 2回目は降格およびPO圏に沈む3クラブについて。 16位 G大阪 チュ セジョン 6試合182分(抹消済) レアンドロペレイラ 14試合521分③ ウェリントンシウバ 8試合132分① クォン ギョンウォン 10試合876分⓶ ダワン 17試合1376分③ パトリック 18試合1161分① ガンバの率直なイメージは「誤算続き」。ガンバは高い外国人を獲れる資金力があり、実際期待をかけて獲ってきたはずだが、レアンドロペレイラがケガもあり結果を出せていない。加えて宇佐美も長期離脱で“困ったときのうさパト”も使えず。パトリックも1ゴール止まりとはなあ。なので武蔵に狙いを定めたのは至極当然。ただ、そこに出せるパサーは?という声もあるようで…。 17位 清水 ホナウド 11試合457分 ヴァウド 6試合540分① チアゴサンタナ 15試合1077分⑦ カルリーニョスジュニオ 10試合574分 オ セフン 13試合339分① ベンジャミンコロリ 13試合431分⓶ 清水のイメージは「数を獲るわりに…」。ここ数年、豪華補強で鳴らした清水だが残留争い続き。チアゴサンタナが孤軍奮闘で7ゴールはお見事だが、監督交代続きで外国人をフィットさせることができてないのかな?でも、今シーズンからの加入ってオセフンだけなんだよな…。平岡さんを切って再び監督交代をしたのがどう出るか。 18位 磐田 ファビアンゴンザレス 12試合472分⑤ ドゥドゥ1試合7分 リカルドグラッサ 17試合1291分 アレクセイコシェレフ 4試合338分 磐田はシンプルに「ルキアンの穴を埋められず」。昇格時に最大の得点源であり今は縦読みネタのエースストライカーでもあるルキアンを抜かれたダメージはやはり大きい。磐田はルキアン流出だけでなく今季から伊藤監督となりチーム作りのやり直しというのも後手に回った一因と考える。ファビアンゴンザレスが離脱なのはケガなのかな?公式発表がないので何とも言い難いが…。
2022年07月21日
>代表ウィークだからできるネタ…
赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。あー、ありがとうございますー!
今、きな粉甘酒をいただきましたー。こんなのなんぼあってもいいですからねー。
黒:…皆さん、今日は飛ばしますよ。
赤:いきなり不穏なこと言うのやめてほしいんですが。
黒:へッ!
赤:パクリにパクリを重ねるって新しいのか古いのかわかりませんが。
黒:今回はクソ長いぞ!
赤:なるべくコンパクトにまとめますよ。
長い上に中身がないんじゃ炎上してしまいますからね。
黒:えー、それではこれから外国人選手の数字を拾ってコンサと他所を比較しつつ
「補強はよ!」のオチで終わるネタを始めます。
赤:全部言うな!コンパクトすぎるわ!っていうか、間すっ飛ばしすぎです!
黒:だから飛ばすと言ったのだが。
赤:そっちの意味か!てっきりイエローカード連発ものの暴言祭りかと思ってました。
黒:では、ご期待に応えるべく…
赤:せんでいい!
…というわけで。 バカアホマヌケ!と叫ぶだけでは決してチームは強くならない、とは思いつつも超攻撃的の看板はどこへやらで負け続けりゃ「ふざけんな!」と怒りたくなるのもサポの心情。気が付きゃJ1史上空前の混戦、残留争いという実に胃の痛い日々が始まるともなれば、不安を覆い隠すために何かしら文句言わんとやってられん…となりそうなのを極力抑えるにはどうしたもんか。 まあ、アウェイ柏戦は文字通りの純国産スタメンだったわけで、そこから思いついたのだが 今回は「外国人選手の活躍ぶりから何が見えてくるか?」を数字遊びしてみよう!と。 ここまで22試合を消化。フル出場だと1980分。ざっくり半分の10試合、1000分をボーダーラインとして優良助っ人、当たりの外国人選手がどれくらいいるか?を数字で拾ってみるとなかなか興味深いことになった。まずはコンサ。 ルーカス 16試合1244分 GX 16試合586分 トゥチッチ 11試合336分 ドド 7試合175分 ルーカスは十分及第点で優良助っ人。GXは出場試合数が意外に多い印象だが活躍できているとは言い難い。トゥチッチやドドに至ってはハズレでぶっちゃけ不良債権と言わざるを得ない。育てて売る、というのもコンサには重要なミッションとなるが、それとてJ1ではせいぜい1人にとどめないと戦力アップにならない。その枠にはスパチョークが来たわけで…。 で、タイトルでは純国産ではなく敢えて“準国産”としたわけだが、これにも理由がある。 コンサのように優良助っ人が1人だけのクラブを準国産と定義した場合、 実はコンサ以外にも準国産クラブがあり、それ以下のクラブもある。 普通に考えて勝てないチーム=当たりの外国人がいない、なわけだが、準国産以下、つまりボーダーに届いていない外国人がいないのは実は湘南だけ。J1ともなればそうした外国人は抱えているし、そうでなければそもそもJ1に居続けられない。一方で、そうした外国人を複数抱えているのは13位の名古屋だけとある程度傾向はあるのかな、と。 優良外国人がいないのに湘南はコンサより上。 でも金があって優良助っ人が3人もいるのに名古屋と湘南がほぼ同じ。 このあたりがJリーグの面白さであり難しさってのはちと大げさだが、次回以降いろいろと書き殴っていこうと思う。この手のネタは特にだが、書いていくうちにどんどん収拾がつかなくなりとんでもなく長くなる(汗)。読む方も大変だと思うが、書く方はもっと大変。いやマジで。何回シリーズになるか皆目見当もつかんが、なるべく暑苦しくならないようにするつもり。 …先回りはナシの方向で(平伏)。
2022年06月20日
>ジェイのヤキモキぶりが何とも… 大量失点が止まらない。某著名サイトによると5試合で20失点は石崎コンサ以来らしい。 あの時に比べたら全然戦力は上だし監督も実績がある。でも、結果がついてこない。 川崎戦は複数得点できたが、点が取れない&大量失点のコンボじゃチームが上向くはずもない。 興梠が戻って来たもののFW、とりわけ1トップ補強は必須と素人目にも思う。 じゃあ、1トップに何を求めるか?即効性を求めるなら優先されるべきはやはり高さだろう。 ジェイや都倉がいたときがわかりやすいが、伝統的にコンサは高さで勝ってきたというのもある。今のミシャコンサにおいてはサイドからのクロスで勝てないと得点の可能性がゼロに等しくなるくらいに激減する。というか、CBの裏(もしくは横)にクロスを通すのには技術がいる。 この前のルヴァン広島戦で大伍が青木に通したクロスは相手CBは触れないけど青木には通るという難易度の高いもの。ふんわりクロスだったらバレてしまうし。クロスを出す方は相手DFが触れそうで触れない技術、受ける方は相手DFにバレないように裏(背中)を取る。この両方が揃わないとゴールにならないので必然的にゴールを奪うハードルは上がる。もちろん、大嘉のゴール@名古屋のように決まればものすごく満足度は高いんだけど…。 ジェイのように「わかっていても防げない」レベルを求めるのは無理があるが、少なくとも相手DFにスタンディングで競り勝てるFWがいれば技術的なハードルは格段に下がる。極端な話、そこにアバウトに上げてもいいわけだし。清水を8-0でボコした試合が一番わかりやすいが、相手DFにもマークをつけるなり注意を払うことを強いることができる。 そして、これを強いるとミシャ式5トップの利点が(特に4バック相手には)効果が高くなる…と思う。CBが1トップのマークに追われるとシャドーまではケアしきれない。CB1人VS1トップ&シャドー2人にはできないのでSBが寄る(絞る)と今度は5トップの一番端が空く。実際にはこんな単純な図式にはならないにせよ、中央に脅威が存在するとそこを抑えようとする。すると今度はサイドが空く…といった具合に主に横の2択を相手に強い続けて躍進したのが18シーズンだったのかなと思っている。 1トップに求めるものとして思いつくのが高さ(強さ)、速さ、巧さ。ジェイは高さはもちろんだが巧さも持っていた。シュート技術の高さだけではなく安定したポストワークで安心して預けられる存在として輝いていた。そういう意味では興梠はジェイとはまた違った巧さがあるが、ケガで離脱した期間が長かったこともあり、その巧さを活かしきれていない。 無論、三拍子揃った選手がいれば理想だがコンサにそんな選手は獲れない。フルコートマンツーで前から守備もやるとなると足元の巧さは目をつぶっても高さがあって献身性の高い選手がいれば…とは思う。ドドは献身性では日本人以上に並外れて高いが、ぶっちゃけJ1の外国人選手としては…って話になるし。1トップがきちんと守備してくれるとシャドーの守備の負担も減るのでシャビエルも復活するのでは?と妄想してしまう。 つーか、速いFWは小柏がいるじゃん。武蔵がコンサに戻ってくれればフィットに時間もかからないだろうし即戦力ではあるが「そこじゃない」って感じはする。高さがあって献身性も高い…大嘉がいるじゃん!って、いくらモチベーション高くても大嘉1人に背負わせるのは流石にJ1ナメすぎだと思う。まあ、素人が考えることは当然プロなら考えてるだろうから強化部も何かしら手を打っているとは思うが…。
2022年05月26日
>久々に暑苦しいディープな戦術厨ネタです さて、性懲りもなくあのゼロトップで点が取れるわけがない、究極無能の石崎と同じだと腐すコメント入れてきたおぢさんに心底うんざりしたのでエントリー立ててみた。昨日の柏戦は、1人少なくても青木がゴール決めただろ?どうせあれはそう何度もできるもんじゃないとか言ってくるんだろうが、じゃあ同じゼロトップで臨んだ磐田戦の逆転勝ちはどう説明する?辛口で鳴らす孔明さんも絶賛した圧倒ぶりですよ? というわけで、磐田戦での駒井のゴールで感じたことを ダイジェストの映像からディープに追ってみることにする。 駒井のゴールの御膳立ては桐耶のドリブルによる運びからだが、桐耶から青木にパスが出たときの駒井の動きに注目。パスとクロスするようにボールが出たサイドと逆方向に走っている。そして右手を上げて合図も送っている。 この時点で青木は駒井がファーサイドでポジションを取れているとわかっている。 そして青木にボールが渡った時点で磐田DF陣は駒井の存在がほぼ頭から抜け落ちている。一瞬視界に入っている選手もいるが捕まえられるような状態ではない。そして、青木のクロスの質が高かったというのもあるが、改めて映像を見直してみるとダイレクトにクロスを入れるのではなく一旦縦に抉って持ち出してからクロスを入れているのがポイントが高い。ああなると磐田はシュートもクロスもケアする必要が出てくる。 これで磐田はボールとニアサイドに完全に意識が向いてしまい、ほとんど駒井が位置取りで勝てていたのを念押しするかのように駒井をドフリーにさせた。相手を動かしてフリーの状態を作ったと言ってもいい。よく見ると桐耶もドリブルによる攻撃参加からの流れでPA内に侵入しニアに走り込んでいるので尚更駒井は忘れ去られている。 青木としてはファーで待っている(であろう)駒井にオートマチックに出すだけ。 駒井が磐田DF陣のいわゆる背中を取る動きでスペースに入った時点でかなり有利だが、クロスが上がった時点でほぼ勝負あり。全体の流れとしては中→外→中なので極端に難しい仕込みでもない。無論、これはミシャの仕込みであり決して偶然の産物ではない。(=再現性が高い、ということ。) 偶然ではない、と言い切れる根拠。それはアウェイ名古屋戦での大嘉のゴールにある。青木は大嘉の位置取りを確認した上で名古屋DFの頭を越して背中を取るスペースに“落とす”ようなクロスでアシストしている。大嘉も青木からクロスが入るのが分かった上で準備していて、“あとは当てるだけ”というゴールになっている。 クロスからのゴールだとどうしてもジェイや都倉などの“高さでアタック”なイメージになりがち。特段ジャンプしなくても体の強さで競り勝てるゴールもあったりするから電柱系FWがいないと…思ってしまうが、工夫次第で高さや強さがなくてもゴールできる、FWゼロでも点は獲れるという1つの答えがここにある。 駒井シャドーは叩かれることも多いが、こうしてみるとなるほどミシャが重用するのもむべなるかなといった感じ。ジェイのようにわかっていても防げないという絶対的な武器があれば別だが、現状それは無理なのだから必然的に仕込みが必要になってくる、ということでもある。そして青木のプレー選択のキレからしても昨日のゴラッソは偶然じゃないよなと思えてしまうのである。
2022年05月23日
>すまんな磐田さん、桐耶は元FWなのよ… ルヴァン杯GS最終節・VS鳥栖戦@ドームは1-1のドロー。 これでグループ2位通過となり4年連続プレーオフステージ進出決定。 スタメンと結果しか知らない状態でサポーターズブログ開くとかなりのヒヤヒヤぶり。 それでも、今日“鳥栖先輩”を向こうに回してドローで凌ぎ切り果実を得た。 親の意見と冷酒じゃないけど、これは後でじわじわ意味を持つんじゃないかと思っている。 やはり桐耶が決めたことが大きい。 コンサには独特の我慢強さがあると思っているが、桐耶はその象徴と言っていい。 後でじわじわ、というのはもう6年前になるJ2最終節。当時は「う~ん…」という思いが占めていて、あまり声を大にして祝えないなと感じていたんだが、それと似たような感覚を今度はポジティブ多めで感じている、というわけである。 桐耶でなければここまで頑張ってこられなかったし、 コンサでなければここまで保有し続けられなかった。そう思っている。 今シーズンは大八の“覚醒”ぶりが目立つが、 桐耶とて途中出場ではあるもののミシャに戦力として認められてきている。 だからこそ、大一番で結果を出したことがすごくうれしいし意味のあることだな、と。 鳥栖は経営危機が噂される中、ユースの躍進が目覚ましい。中野伸哉や本田風智は言うに及ばず、清水に移籍した松岡やシントトロイデンに移籍した林大地などどんどんJ1に出るどころか他クラブに“輸出”している。プレミアウエストは神戸などレベルの高いクラブユースも多いが、もしかしたら今一番来ているのは鳥栖では?と思うくらい。
…と、ここまで書いていたのが先週の水曜日。 そして、昨日の磐田戦の陰の立役者となった桐耶に対して 「5,6失点してでも育てたい」とまでミシャに言わしめた。 〇<<ミシャTalk>>中村桐耶は札幌の中心選手になれる こういう起用ができるのもミシャの眼力、今までの実績や信用あっての話だが、コンサの我慢の象徴とも言える桐耶が大事に育てられてきていること、ミシャに任せるフロント、信じてついてきた桐耶それぞれの存在あってだよなあ、と。 鳥栖戦のゴールだって簡単そうにやってるが、ダイレクトで左隅にキッチリとコントロールして流し込むってのはなかなかのもの。あれは“普通の”DFじゃあそこまでキレイに決まらないのでは?磐田戦の深井さんと駒井のゴールも絶対的な武器が必要なゴールというよりは「そこにいれば簡単に決められる」というポジショニングあってのものだよなあ、と。もちろん、そこから先は選手個々の技術が問われるんだけどね。金子、頼むよ…。 とかく「ミシャは最先端の戦術を取り入れている!」みたいなことを言われがちだけど 実際はフリーでシュートを撃てば決まるという“当たり前”を求めてるだけじゃないかと。 例えばジェイのようなわかりやすく秀でたものがない駒井でもクロスからゴールできた。要はGK含めた11人で組み立てて、それをいくつ増やせるかということじゃないのかなあ。スタメンにFWがいなくても2点取って勝ったってのが何というか「考えて作った勝利」なのかなあと思っているんである。
2022年05月13日
>と言いつつ中身は戦術厨ネタ スパチョークがコンサにって話が出ているが正式に決まるまでは温存という名の静観。 京都戦では高嶺がヘッド1発で殊勲のゴールだったわけだが、 あのゴールにはちょっと思うところがあって。 高嶺は囮で飛んでいたと言っていたものの、あれはCKのパターンの1つとして仕込みが入ってるはず。で、京都戦は宮澤が欠場していたわけだが、あの“忘れた頃に速いボールへニア飛び込みアタック”は実は宮澤が決めることが多い。19アウェイ神戸戦が代表例。 多分に福森のキック精度の高さがあってのことだと思うが、(GKが出られない)ゴールエリアのギリギリ外とたぶんエリアも決まっている。ニアに速いボールをというのはまあ常套手段というかすぐに思い浮かぶ方法だから警戒度も高い。とりわけ高さでアタック成分が足りないコンサのスタメンでは高さで勝つより速さで勝つ必要がある。 裏をかく、という意味ではそれまでの仕込みや伏線作りが大切。 そこで思い浮かんだのがアメフトのスクリーンパス。 ざっくり言うとボールを持つQBに相手守備を食いつかせてガラ空きになったレシーバーやスペースに放り込むというプレー。これもいきなりではバレてしまうので直前の作戦変更をするオーディブルを使うとかここぞというタイミングが重要になってくる。 スペシャルプレー的なとっておきのプレー、一発芸ってほどじゃないにせよ、完全に出し抜いてズドンだからスカッとする度合いも高いのよねぇ。こういうのって陰の主役が美味しいところを持っていくみたいな決め方だから信頼のおける相手じゃないと成り立たない。それを宮澤ではなく高嶺がやってのけたってところについニヤニヤしてしまうんである。
2022年03月14日
>ンモー、またそうやって露骨に煽るーw さて、コメントでお邪魔するのが通例になっているこの方のブログ。 案の定、書き捨てコメント連発で冷却期間を置いた方がいいかなと判断。どっちみちコメントも長くなりそうだったのでエントリーを立てて暑苦しく書いてみようと久しぶりに戦術厨的考察に走った次第。 コメントの中にHTで変えるのは当たり前で素人でも思いつく、 勝つなら前半途中で代えるのがベストというのがあったが、まずここが引っかかった。 「アクシデント以外で前半途中で交代カード切った監督さんっている?」と。 コンサ絡みで覚えているのはJ2時代にホーム湘南戦でチョウ・キジェ監督が40分くらいで交代したことくらい…と思って公式データサイトで確認したら14シーズンの試合で、都倉がホスンのパント1発から胸トラ反転でそのままブチ込むというスーパーゴールがあった試合。 サッカー以外にもいろいろつまみ食いしてるんだが、スタメン発表から前半のうちは将棋で言うなら駒組み、王様を囲いつつどうやって攻め手を創ろうかという時間帯だと思っている。サブのメンツからどういう選手交代をしてくるのかという予測も含めて探り合いの要素が大きいと思っている。 前半途中の段階で選手を代えるということは駒組みで失敗しているのを認めるようなもの。 それが即投了、白旗上げて負けを意味するものではないけれど、少なくともチームの戦略ミスをわざわざバラすような真似をするとは思えない。監督にとっても屈辱だろう。そうした感情の部分は抜きにしても、ミシャは3点取られても4点取り返す志向。ましてやマリノスはリーグトップの攻撃力を誇るチームともなれば前半で0-1、0-2になることも想定しているんじゃないかなあ? たとえば野球で先発が四球連発で球数は増える一方、何度もランナー貯めるピンチを招きながらもバックが何とか守って無失点で凌いでいるって時にその先発投手をさっさと下ろすのか?大抵の監督は勝ち投手の権利が得られる5回までは投げさせるとか行けるところまではと我慢するんじゃなかろうか。 栗山ハムの時の堀みたいにショートスターターで打順が2回りしたら交代とか決め打ちしているならともかく、曲がりなりにも無失点でゲーム作ってるのに勝ち投手の権利もつけずに交代したら選手だって「信用してないのか…」と面白くないだろう。 もう1つ、同ポジションでの選手交代で問題は解決するのか?という点。 マリノス戦でルーカスと福森のいるサイドが狙われ続けただけでなく、攻撃でもルーカスは左PA角からのシュートコースを切られて機能せずとどちらにも効いていなかったが、だからといって簡単に諦められる選手ではない。金子もだけどこれと見込んだ選手の能力は何としても活かしたい、将棋の駒の捌きじゃないけどそれ故に頻繁にポジションをスライドするのがミシャコンサ。 それで地味に割を食う結果になったのが小柏と言えるのかな。右シャドーから左に回って、菅同様に高いスプリント能力を活かしてヨーイドンで行ってこいなシチュエーションが増えていった。それで後半開始いきなりいい位置でファールもらうとかしてたし、それ故に活動限界をオーバーしたと言えなくもない。 広島戦では結果的にルーカスと福森の2枚替えに追い込まれたのにそれでもやるってことはリスク抱えつつもリターンがあると踏んでの起用だと思うが、Fマリノス戦ではリスクがより顕著に出た感じ。人とスペースを同時には守れない。圧縮して奪いきることができないと当然スペースが空く。マリノス側がどこまで意図したのかはわからないけど、圧縮“させて”スペースに出したのならば実際のスコア以上に大きな差があると言えるかもしれない。 試合を観た広島戦と共通して感じるのは相手DFの攻撃参加時の守備の対応かな。 広島戦ではコンサの右PA角のレーンに(たぶん野上だと思うけど)出てこられたときにどうする?ってのが曖昧に見えた。マリノス戦ではただでさえエウベルに手を焼いてるのに小池にインナーラップでPAに入ってこられててんやわんや状態。 将棋でも定跡に対する研究や新手というのは出てくるし、近年ではそれが非常に短い期間で出る。福岡戦がいい例で最初はルキアンが宮澤に強く当たって後は勢いで…なんてやってたが、長谷部監督のただの力押しではない研究や新手に完全にやられた格好。そう考えると、今シーズンもいろいろと苦労させられるのかもしれない。だからこそJ1だとも言えるが…。 一番勝つのが難しいと思われたFマリノス相手に一番勝利に近い試合をやってみせた。 サッカーって難しいし、奥深いし、面白いもんだねぇ…。
2021年09月26日
>来季もミシャでって言った矢先にアレじゃなあ… 赤:ホームで4試合連続無得点ですって…。 黒:誰かミシャに究極無能って言ってやれよ! 赤;よしなさいよ! …というわけで、広島戦は地上波でオンタイム視聴したわけだが、 見慣れた負けパターンの他に特に言うことはないかな。これ以上は罵詈雑言の嵐になりそうだし…。 ただでさえメンツが厳しい、点取れないのに いきなりのCKで失点じゃゲームプランも何もあったもんじゃねぇ。 ある意味、勝敗がどうでもよくなったので今日の試合でのショックはそれほどない。 ショックなのは今年はBS1でNFLの放送がないこと。 とっくにNFL開幕してるのにいつまで経っても番組表に出ないのでおかしいなと思っていたら…。 BS1のスタイルに慣れ切っちゃっるからDAZNの契約躊躇しちゃうのよねぇ…。 そこかよ!と思うかもしれんが、アメフトとサッカーって共通点も多いし 戦術厨の視点としては陣取りゲームを巡る駆け引きという意味ですごく参考になるのよ。 アメフトは真ん中を固めるだけじゃサイド爆走でエンドゾーンに飛び込まれておしまいだが サッカーはゴールは真ん中にしかないから広げたりずらしたりっていう工夫が必要になる。 サッカーを陣取りゲームの連続ととらえるといつもゴール前で詰まってる。 24秒縛りのないバスケで延々とブロックの外で回すとか、 一度は中に入れるけどブロックが崩れないのですぐ戻す…の繰り返し。 3Pシュートのような飛び道具があればまだしも、それもなしとなるとどうしたってキツい。 地上波では河合が内容は良かったって何とかフォローしてたが、今日はマジ退屈だったぞ…。 今日はメンツ的に先制点取られたらほぼ負け確みたいなイメージだったが、 今日の内容ならメンツが揃っていたとしても…ってのは正直ある。 手間暇かけただけのメリットが少ないだけでなくその裏で引き受けるリスクがデカすぎる。 まあ、我慢っすよ。
2021年09月12日
>レ〇ザとミ○○カってどっちがアンチ多いんだろうな? ただ、レ〇ザの森保ジャパン分析にケチつける奴はいないと思う 最近では「再現性」というフレーズにハマっている。 昨日のセレッソ戦の2点目。「以前にも似たような形でのゴールあったよね?」と思ったサポはいると思う。わかりやすくイメージできるのは一昨年のルヴァン杯ファイナルでの菅の先制ゴール。ポドルスキが1発レッド食らったホーム神戸戦でのこれまた菅のゴール。 いずれも右サイドを抉ってからのクロスで大外に張っていた左WBが中に入ってくるというもの。 このブログでは型とかいったフレーズで書いてきたけど、将棋なら手筋、格ゲーならめくりアッパー大昇竜みたいなコンボ、スカウティングが進む前のミシャ式ならハメ技といった感じになると思う。要は連動した動きってことなんだけど(苦笑)。 じゃあ、どうしてそういうコンボが作れるの?ってことになるんだけど、 昨日の試合での青木のゴールを見て思ったのが「視線をずらす」こと。 視線についてよく言われるのが、「クロスを上げる時はマイナスのほうがいい」というもの。普通のクロスだとボールとクロスに入ってくる選手を同一の視野に入れることができるから守備側は守りやすいが、マイナスのクロスだとそれが難しい…で、たぶん合ってるはず。 大外から入ってくるコンボではボールを持っている右サイド(駒井)に視線が向くから、守備側からすれば見えないところから青木に飛び込まれるので対応が遅れたり難しくなる。死角から飛び込まれるというケースで最近あったのが森保ジャパンにおけるオマーン戦での失点シーン。植田が決められた後にブチ切れていたが、あんな人もスペースも見れてないガバガバ守備の時点でやられるのは目に見えていた。 右で抉って左から飛び込むというのはミシャ式の一番わかりやすいパターンでもあるので守備側も当然そうはさせまいと考えるわけだが、そこに至るまでのひと手間をどうするか。ある意味で逆算して考える必要があるが、そのあたりが上手いのが駿汰だと思う。 改めてハイライトで確認したが、駒井が外を回る前に駿汰が中に走り込んで相手守備の注意を引き付けている。進藤がオーバーヘッドを決めた神戸戦で宮澤が見せた急所に走り込む動きを彷彿とさせる。あの時は武蔵が動き直してヘディングを叩きこんだ。これも連動してのゴールである。 地上波で放送されたので録画されている方も多いと思うが、今年のホーム開幕戦で駿汰が見せた駒井へのマイナスのパス。その後、駒井→チャナ→小柏→アンロペとダイレクトで崩しきったが、あれも視線をずらすものだった。森岡解説もそのあたりに触れているので映像を持っている方はチェックしてみてほしい。いやホント、駿汰ってこっちが思っている以上にスゴいんだなあ…。 視線に注目してみると試合の見方がまた違ってくるというのが昨日の試合での発見。ただ、上のレベルになると視線(視野)だけじゃなく体の重心の逆を取っての縦パスを通してくる。一見「なんでそんな近くを通る縦パスをカットできないの?」と思えるが、守備側はカットしたくてもできないんだと思う。こういう縦パスが抜群に巧いのが海外に行った田中碧であり、常勝川崎を作り上げたスタンダードでもある。高嶺にこういう縦パスができるようになれば代表も夢じゃない。遠藤航が酷使されすぎな森保ジャパンなら尚更。 勝ち試合の後ってこういうネタが面白いように書けるんだよねぇ…。
2021年08月22日
>ちなみに十手も「じゅって」ではなく「じって」である 昨日の大分戦。大八には苦い経験になったかな。香川がドフリーだったのを菅野が止めてくれたのでA級戦犯にはならずに済んだものの、チャンスをもらいながら前半だけで交代。一番悔しい思いをしているだろう。ガンバ戦では駒井の右CBで痛い目に遭ったので本職を起用したはいいものの…といったところか。 大八を下げたのは仕方ないとしてもどういうフォーメーションにしたんだろう?と思っていたら高嶺がCBに降りたとは。まあ、4-1-5に可変するときにDFラインに降りるから始めからその仕込みと思えばなくはない起用だが、なかなかにギャンブルだったような。昨日は有休明けのルーカスがベンチスタート。これは過密日程7連戦を考慮したものとみる。深井さんが欠場なのもそうだと思うが、あるいは…? というわけで駒井が右のシャドーでスタメンだったわけだが、さながら駒井は十徳ナイフのような存在。複数ポジションができて戦術もわかっているとなればピッチにいてほしい選手ではあると思う。 ただ、こういう十徳ナイフのタイプは地味仕事な面が多い上に 「こなして当たり前」みたいなところかあるから高い評価を受けにくい。 いわゆるポリバレントな選手ということになるんだろうが、三浦コンサや石崎コンサでは西嶋、石崎コンサでは高木純平あたりか。もちろん、宮澤はトップ下やったりボランチやったり、ミシャコンサではとうとうCBだったりする。四方田コンサだと早坂が当てはまるだろう。 ミシャコンサは可変システム&フルコートマンツーになったことで西部謙司氏の言葉を借りれば「選手のマルチ化」がより顕著になってきた。高嶺が真ん中のCBをやったのはビックリしたが、左CBに入ったこともある。小柏はトップに入ったりシャドーをやったり、金子は右WBだけでなくシャドーにも入る。荒野に至ってはボランチもやるしシャドーもやったし、0トップの時は要の選手。 駒井のシャドーは物足りないというのは正直ある。シャドーならもっと前で絡んでほしいしゴールも欲しい。 ただ、裏を返せばそれだけ求めるレベルが上がっているということであり、 本職(に近い選手)のレベルも上がってきているということ。 それが顕著に表れているのが青木と小柏。明確に結果を出しているだけでなく、小柏に至っては前半に馬鹿正直にシュートを撃って大分のGK高木に防がれたのを後半には冷静に流し込んでのゴールという修正能力の高さを見せた。小柏は浦和戦でのゴールで何かしらコツを掴んだと思うのでケチャドバの可能性はけっこうあるように思う。 しかしまあ、青木ですらミシャ式にフィットするのにシーズンの半分を要したわけだからミシャ式におけるCBのタスクは思っている以上に難しいんだろうなあ。前の選手に守備やらせるのは大雑把に言えばアタマは必要でも技術はそれほど必要ないが、ビルドアップはそれ相応に技術も求められるから普段パスに対して要求が少ないCBには尚更なのかも。浦和では阿部勇樹、コンサではミンテや宮澤などボランチの経験がある選手がやってるし…。
2021年08月15日
>元ネタが公式なので安心して使える 田中碧の「サッカーを知らない」発言が(少なくともJサポには)衝撃を与えた東京五輪。 ダイジェストを改めてチェックしながら見つけた動画。やたら長いタイトルなのはご愛嬌として、2点目は福森の超絶フィード1発でほぼ勝負アリだったわけだが、この動画を見て思ったのは 3点目は「福森がフリーな状態を意図的に作った」上でのゴールだったのか?という疑問。 昔懐かしいファミスタの攻略本で掛布雅之が「野球は9人で1人を攻める」と言っていた。それは打者に対する投球の組み立てだけじゃなくて、守備シフトを敷くなどもっと大きな枠組みでの話だと思う。攻撃で言えば打線が投手の狙い球を絞る、もしくはそう見せかけるとかいった駆け引きも含まれるのだろう。 結論から言えば疑問に対してはYESの可能性が高いと思う。 あんな変態フィードを見せられた日にゃ福森に集めようぜ!みたいになってもおかしくないし。 福森に限らず、トップに当ててシャドーが裏に飛び出すという“型”はいくつも持っていると思うが、そこに至るまでの仕込みをどう行うか?というところまで考える。逆算した見方というか、その型に至るまでの過程がどうだったか?というところまで観る側の目も求められてきているんじゃないかと思った次第。 地上波視聴だったのでスタッツは正確に知らないんだが、恐らくFC東京はアダイウトンがいる左サイド一辺倒で右からの攻撃はほぼなかったと思う。ボランチ2枚替えで積極的に動いたのもそこさえ封じれば勝ち確みたいな読みがあったんじゃないかなあ? ジェイの胸トラパスは確かにスゴいんだが、 いかに「あとは決めるだけ」な状況を作る(作れた)かも結構大事な要素だな、と。 そういう意味では石崎コンサと共通するものも感じるんだが、それはまた別の話ということで…。
2021年06月21日
>藤井聡太はあっさりと魔太郎…もとい渡辺明をスイープするのか… さて、今回は宮澤びいきとB型のこだわりによる暑苦しい話。 まあ、ヘンにこだわりを持つのはオレだけかもしれんが(苦笑)。 くーさんのブログを読んで辿り着いた記事。 サッカー勘?サッカー観?どっちだ? 記事では“勘”になっているが、インタビューの流れから恐らくはピッチ上でのひらめき、瞬間的な判断力が養われていると受け取っての“勘”だと思う。ミシャ式は可変システムとか最近ではフルコートマンツーとかピッチ上でとにかく動きが多い。 一言に動き直しといっても、ひと昔前まではDFラインとの駆け引きでFWくらいにしか求められていなかったのが、最近ではGK込みでビルドアップ、ボールを動かすのが当たり前だから必然的にほぼ全選手が動き直しをしなければならなくなっている。CBが左右に大きく開くなんてのは典型例だね。 しかしまあ、四方田コンサ時代も空いたスペースを見つけて…とか先読みはそこそこ上手かったと思うが、それでも停滞していたってどんだけだ。年齢を重ねればどうしたって肉体的な衰えはやってくるが、アタマはそうではない。宮澤の「まだ成長できる自信がある」という発言にはそこに確信を持っているということなんだろう。 一言に戦術がってことでもなくて、いわゆるトレンドはその時によって変わる。今まではスペインサッカーというと「華麗なパスワークでどんな強固な壁も崩す!」っていうバルサのイメージが強すぎたが、ロティーナやリカルド・ロドリゲスがJで指揮を執るようになって「実はそんな絢爛豪華なことを目指さなくてもいいんじゃない?」というのがだんだん浸透しつつある。 今でこそボールを奪われたら即時奪回!は当たり前だが、石さんが“バルサのサッカー”を志向したのは華麗なパスワークよりもむしろこっちが主眼だったんじゃないか?当時からしたら最先端で理論や落とし込みの方法も確立できていなかった。理想が高すぎたこともあるし、それを可能にするにはあまりにクラブの力が足りなさ過ぎたが、それはJ1で5年目を迎えた今だからこそ振り返ることができるというもの。 あくまで想像でしかないが、宮澤は石崎コンサの時は自分がどう動くかに考えが行きすぎていて、四方田コンサの頃に人を使うことができるようになって、ミシャコンサになってからはそれが相手選手の動きも含めて“動き動かす”ことができるようになってきた。読みが3手先4手先と深くなっただけでなく複合的な読みに進化しているのではないか。 前のエントリーでミシャはポジティブに宮澤をCBで起用していると書いたが、 当の宮澤も(ミシャ式での)CBが面白いと感じているのではないか? 奥深さ、というとちと安っぽくなってしまうが、ミシャ式によって宮澤の中で新たな発見や気づきがどんどん増えているように思う。宮澤がCBなのはケガ人が戻ってきて駒井がボランチに入れるようになったことも大きいとは思うが、いいだけ暑苦しく書いたからそれはまた別の話ということで。 宮澤は言うに及ばず、若い才能を引き出すことに長けているミシャ。…頭に手を置いただけでクリリンのパワーを一気に引き上げたナメック星の最長老に思えてきた。坊主頭つながりで大嘉のパワーも一気に上げてくれんかのぅ。
2021年04月12日
>アジアンベコムさん、ツイートも辛辣やな… 【感想戦】 感想戦(かんそうせん)とは、囲碁、将棋、チェス、麻雀などのゲームにおいて、対局後に開始から終局まで、またはその一部を再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することである。 孔明さんのブログでルーカスは右か左か?といったやり取りがあったので、どうせなら妄想全開にして鹿島戦の交代カードの切り方をグチグチと振り返ってみよう!というのが今回の趣旨なわけだが、正直続けられる気がしないので限りなく1発ネタってことで。過去は過去だからさ。 まずはコンサ側で実際に行われた選手交代を振り返る(公式基準)。 ①46分(後半開始時):宮澤OUT大八IN 駿汰が真ん中のCB、大八が右CBに ⓶60分:駒井OUTジェイIN ジェイ1トップ、アンロペは右シャドーにスライド ③82分:菅OUTルーカスIN ルーカスが左WBに ④89分:金子OUT柳IN 柳が右WBに 率直な感想としてはこんなもんだろうな、と。信頼度からして大ハズレってことはないと思う。ジェイを後半頭からとも思ったが、ケガ明けの選手起用はミシャが慎重を期しているようで恐らくは時間限定の可能性が高い。無理使いが続いている駒井を下げてジェイをトップに、アンロペ右シャドーも普段やっている形なので自然な一手。 で、ルーカスは右か左か?の話になるわけだが、基本的な認識としては右に入るなら主にクロス、左に入るならドリブルでPAに侵入するのが主なタスクとしている。なので、ジェイへのクロスを期待するなら右に入れるのが自然。アンロペが右シャドーに入っているので、そこでの連携も期待できるだろう。 では、なぜ左に入れたのか? 結論から言えば金子がいるからになるんだけど、金子を使い続ける理由は何なのか? ストロングポイント、信頼度の高さと言ってもいいけど、最近の傾向としてドリブルの回数や成功数が多いなど攻撃において金子が欠かせない存在になっていること。そして、鹿島戦に関して言えば(主に福森からの)フィードから金子にというのがほぼ唯一の攻撃の起点になっていたこと。 したがって、金子を早い時間帯で引っ込めることはまずありえない。 柳がほぼオマケみたいな起用のされ方が続いているのもそれをうかがわせる。 加えて、ルーカスを右に入れてしまうと 金子とアンロペのどちらかを諦めなくてはならなくなるからと考える。 鹿島戦だと駒井OUTルーカスINで金子を右シャドーにスライドさせることが考えられる。そうなるとジェイを入れようとすると結局金子かアンロペのどちらかを下げざるを得ない(金子が左のシャドーやWBに回ったケースはない)。したがって、“全部乗せ”をしようとするとルーカスを右に入れるという選択肢はないとなってしまう。 ルーカスが左でなければならないこととは直接関係がないが、 ジェイを入れることでサイドが空きやすくなるというのが期待できる。 単純にサイドからクロスを入れられるのも怖いからCBがダブルチームでジェイにつくなどして中を固めることもだが、ジェイは足元に収めてからのポストワークが巧いので守備の意識を中央に向けやすくなる。 鹿島が2トップに当ててボランチやSHが前を向いてプレーできるようにしたことで攻撃の圧力を高めたようにジェイを入れることで攻撃の起点を増やす、中央に意識を向けさせてサイドを使うことを考えたんじゃないかなあ。ジェイが空中戦で強いのはわかってるわけだし、金子の右サイド偏重よりもバランスが取れてくるし…。
…と、ここまで書いて、アジアンベコムさんのレビューを読んだら、いかに自分の考えが浅いかを思い知らされた(汗)。上手く言えないけど、去年の横浜FC戦でジェイが引いてアンロペが出るといったような押し引きに工夫が必要かなと思う一方で、人数かけて相手がそれに付き合わないようにしているのかなとも思ったり。 間違いなく言えるのは、やっぱり感想戦は1発ネタだなということである(汗)。 まあ、いいじゃないっすか。妄想を爆発させるくらいには鹿島に迫れたんだし…。
2021年03月01日
>六反じゃなかったらマジで10点取ってたかも… 開幕戦のド派手な勝利で急にブログ熱が昂ってしまっているオレ。 地上波の中継を録画されている方も多いと思うが早くも永久保存版決定の内容。 単純に面白いし戦術厨的な見どころも非常に多いんだが、ふと思い出したのがこの動画。 コンササポであれば恐らくチェック済みだと思うが、 「チャナティップ・駒井・金子 この3人の3トップで何とでもなる!」 というのには最初大爆笑したんだが、 先日の試合の5点目は実際ほぼこの3人で決めているからスゴい。 駿汰から始まって駒井→小柏(この時、駒井がパスアンドゴーで前に走り出す)。 小柏が金子にダイレクトで捌いて金子がPA右隅にふんわりパスでピッタリ落とす。 駒井が少しだけ前に出てGK六反を前に出したところで後ろに戻す。 走りこんだチャナが流し込む。 アメフト風に言うなら正しく“デザインされた”ゴール。 一昨年のホーム名古屋戦で全部ダイレクトでつないでルーカスが流し込んだのに近い。 チャナがドフリーだったのは相手DFがアンロペに注意が向いてしまった(≒アンロペが相手守備を引き付けたとも言える)からで厳密には3人だけで崩したわけはないけど、崩しのエグさは川崎に引けを取らないと思う。 何と言えばいいのかな、超絶技で崩してるワケじゃないのに決定機になってる。金子のパスはオシャレ度が高いけどね。自分たちが動いて相手に2択を迫り、その上で裏をかくという“理詰め感”がある。昔懐かしいテトリスで4列一気に消す爽快感。オレはぷよぷよがドヘタなんだよ悪かったな。3点目もチャナ→小柏→アンロペと全部ダイレクトでかなりのエグさだが、5点目の方が相手を動かして相手スペースに入り込んで計算通り!なカタルシスが強いので点差以上に相手の心を折る効果は高かったと思う。 18シーズンはチャナと三好、19シーズンはチャナと武蔵の2シャドー。 小柏の加入でこの2つのいいとこ取りな感じがするのはオレだけではあるまい。 横浜FC戦ではそこへ3列目から駒井がスルスルスルっと攻撃参加ときたもんだ。 そこまでやらんでも…ってほどに殴って殴って90分だったから却ってスカウティングがやたら厳しくなりそうというのは流石に調子に乗りすぎかな。いいじゃん、三日天下だって。今のうちに浮かれとこうよ。
プロフィール
カラダはジジイ、頭脳は中2、 そしてココロは3歳児。 アラフィフ?なにそれ?おいしいの?天命なんてちっとも見えて来やしねぇ。 住所:オホーツク圏の 特急列車が止まる街 血液型:典型的なB型。 今宮純ばりのやたらカギカッコの多い文章を中途半端なボケで味付けして綴る厨二病全開なブログ。パクリ過多なのは仕様なのであしからず。 ミシャコンサ7年目。上を目指したいが、主力が次々抜け現実が重く圧し掛かるシビアなシーズン。 エセ硬派路線で更新する予定も、更新頻度はちょっと落ちるかもしれませんがそこんところは大目に見てつかぁさい。 '08.08.27に念願の初参戦を実現。引き分けではあったが厚別の空気を満喫。 ~観戦データ~ '08.08.27 J1第23節 VS ガンバ大阪 3-3△ '09.09.06 J2第38節 VS 愛媛FC 3-2○ '10.09.05 天皇杯2回戦 VS グルージャ盛岡 4-1○ '10.11.23 J2第36節 VS 徳島ヴォルティス 1-0○ '11.12.03 J2第38節 VS FC東京 2-1○ '12.03.10 J1第1節 VS ジュビロ磐田 0-0△ '12.09.08 天皇杯2回戦 VS AC長野パルセイロ 1-1(PK3-5)● '13.03.10 J2第2節 VS 栃木SC 0-1● '13.11.24 J2第42節 VS ギラヴァンツ北九州 0-0△ '14.03.09 J2第2節 VS モンテディオ山形 1-1△ '14.11.23 J2第42節 VS ジュビロ磐田 1-1△ '15.03.15 J2第2節 VS Vファーレン長崎 0-1● '15.11.07 J2第40節 VS 徳島ヴォルティス 2-0○ '16.03.13 J2第3節 VS 愛媛FC 1-1△ '16.05.28 J2第15節① VS レノファ山口 3-1○ '16.11.20 J2第42節 VS ツェーゲン金沢 0-0△ '17.03.11 J1第3節⓶ VS セレッソ大阪 1-1△ '17.07.29 J1第19節⓷ VS 浦和レッズ 2-0○ '17.09.23 J1第27節 VS アルビレックス新潟 2-2△ '17.12.02 J1第34節④ VS サガン鳥栖 3-2○ '18.03.10 J1第3節 VS 清水エスパルス 1-3● '18.09.01 J1第25節⑤ VS ヴィッセル神戸 3-1〇 '18.12.01 J1第34節⑥ VS サンフレッチェ広島 2-2△ '19.03.09 J1第3節⑦ VS 清水エスパルス 5-2〇 '19.05.04 J1第10節 VS ヴィッセル神戸 2-1〇 '19.08.10 J1第22節⑧ VS 浦和レッズ 1-1△ '19.12.07 J1第34節⑨ VS 川崎フロンターレ 1-2● '23.12.03 J1第34節⓾ VS 浦和レッズ 0-2● リンクフリー。コメントもどうぞ! ただし、書き捨てと思われるようなHNでのものや書き殴りと思われる内容のものはスルーおよび削除する可能性が高いのであしからず。名を名乗るのがせめてもの仁義ってもんです。そして、おぢさんは出禁。
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