単純接触

2008年04月30日

立て続けにエントリー。

心理学には、「単純接触」という理論があるそうです。

何度も継続的に目に触れることで、その対象に対して親近感や好意を持つようになる、という論理だそうで。

テレビでは、片思いの異性に好かれるためには、毎日その人の目に付くようにする(できれば、決まった時間に挨拶する)と良いと言ってました。

補足ですが、やっぱり第一印象が悪いと逆効果になってしまうそうで。それから、さりげなく、何気なく目に留まるのが良いのだそうです。

ところで。今日日経を読んでいたら、スポーツ面に「よろず屋 北海道に活力」という記事が。毎週(かな?週2回かな)連載の『フットボールの熱源』というコラムです。

これはもしかしたら・・・と思って読んでみたら、案の定札幌の記事ですよ。
新得高校へのコーチ派遣や、食育プロジェクトの話が出ていました(一応著作権があるので、全文は掲載しませんが・・・非常に面白い記事でした。興味がある方は図書館で読むとか、メールいただければ何とかはしますぜ)。

こういうの、良いですよね。熱心に(ある種熱狂的に)札幌を応援する人たちがいることは、すごく良い事だし、誇らしいことだとも思います。

でも、いくら熱狂的なファンが100人いても、さほどではないファン10000人の方が、いろいろな意味でメリットが大きい。収入面だって、100人が10000円ずつ出すより、10000人が500円ずつ出す方が大きいわけで。

こういう記事が出ることで、昔はなんとなく応援していたけれども最近はスタジアムに行かなくなった人や、北海道出身で、気にはなるけど特に応援はしてないような人たちも、取り込めるといいなあと思うのです。そういう意味では、もっと積極的にメディアに出ると良いなあと。

J1に上がって、地上波のスポーツニュースで取り上げられるチャンスは格段に増えたわけです。単純接触で、ファンを増やしていきましょうよ。

むろん、ファン側にだってできることはあるはず。とりあえず、第一印象を良くすることと、目に触れる機会を増やす努力から始めませんか。

てなわけで、僕は最近職場で札幌のタンブラーを使い始めました。今のところ、目に見えてファンは増えてはいませんがね。


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22:52

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いつまでも

2008年04月30日

あると思うな親と金ではなくて・・・。

昨日(そうか、まだ昨日なんだ)埼スタに行って来ました。

大して入ってねえなと思ったキックオフ1時間前から、ふと気づけば4万8000人・・・。

1-0、2-1と、2度リードを奪いながらも逆転負け。確かにスコアだけ見れば力負け。去年のアジアチャンピオン相手によくがんばった、けが人も有給休暇の選手もいるなかで上出来だ、という見方もできる。僕自身、そう思わないこともないのです。

でも。

僕らの目標は「残留争いをしての残留争い」。早い段階から前提条件だけはクリアしているわけですが、それはとりあえず置いておくとして。

要するに、J1に何としてでも、それこそかじりついてでも、みっともない形であっても(ルールに則ってさえいれば)残留して、定着しなければいけないわけです。

確かに、昨日の試合については、力が足りなかったのかもしれない。あちらとこちらの戦力の違い、力の違いを認識することは大切だし、必要なことでしょう。でも、そこで立ち止まってしまっては、何も生まれない。

いつまでも、「J1の壁だ」だとか、「力負けだ」とか言ってられないし、僕としてはそんなことは言いたくもない。

何が言いたいかっつうと、昨日の試合は負けが妥当な試合だったかもしれない。あの試合を引き分けろ、というのは正直言ってかなり厳しい。

いつまでも、J1の壁だの力の差がどうだのと言いたくない。いや、力の差はありますぜ、もちろん。ただ、それを負けの言い訳にはしない。

次の京都戦、ベルディ戦。相手の実力は、我々より上かもしれない。J2から一緒に上がってきたといっても、そんなのもう関係ない。相手の力が上だと認めてもいい。ただ、勝つために全力を尽くそう。

この2試合、行って来ます。がんばります。


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22:09

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逆境のGWを前に一言

2008年04月28日

「薩摩の教え」というのがあります。

割と有名な話のようですし、ベンチャー企業の社長さんのなかには、座右の銘(というのかな)にしている人もいるようなので、ご存知の方もいるかもしれません。

薩摩藩で、「男の順序」として代々語り継がれていたものなんだそうですが、現代社会においてはまあ、「人間の順序」くらいに考えていただければと思います。


一、何かに挑戦し、成功した者 

二、何かに挑戦し、失敗した者 

三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者 

四、何もしなかった者 

五、何もせず批判だけしている者 

もちろん、一の方が順序としては上ということになります。


さて。私が何を言わんとしているか、もうお分かりでしょう。


何かに挑戦し、成功した者 

になるのか、それとも

何もせず批判だけしている者 

になるのか。

明日の相手はアジア王者。簡単な試合ではないでしょう。
だからこそ、自分たちに何ができるのか。やってやりましょうよ。


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21:28

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だからこそ石井謙伍に厳しく当たる

2008年04月24日

こんな日が来てしまったよ

無駄走りの王様、中山元気が怪我してからこっち、FW不足に悩まされている札幌。ここ数節はダヴィ-クライトンの2トップでゲームに臨むことが多くありました。しかし、クライトンは本来であれば、体調さえ万全であればボランチで起用したい選手。しかし、そうなるとFWが足らない。てなことでの曽田のFW起用なのでしょう。

しかし、そんなことでいいのかと。控えFW陣はなんと思っているのかと。そこで私は石井謙伍に奮起を促したい。

私は、謙伍は札幌のエースに成長する選手だと思っているし、エースになってもらわないと困ると思っています。たとえば、去年の厚別100試合目で決めたロスタイムでのゴール。あれは、去年はもちろん、今の札幌のFW陣で言えば謙伍にしか決められないゴールだと思う。集中力、得点感覚、シュートの精度などは、札幌のFWの中でも一番だと思う。

本来であれば開幕からスタメンで出場し続ければそれが一番なわけですが、しばらくベンチ。で、スタメンの中山が怪我。本来であれば謙伍が活躍してくれないと困るシチュエーションです。

なのに、2トップの一角にはクライトンや曽田の名前が取りざたされる。確かにボールが収まったり、高さがあったり、前線から労を厭わず守備をするという意味では、謙伍は彼らにかなわない。

しかし。謙伍は本職のFWですよ。蕎麦屋とカレー屋が並んでいて、カレー屋のカレーより蕎麦屋のカレーが売れているような現状が、良いわけがない。

馬入で謙伍のプレーを見た。確かに試合終了寸前に同点ゴールは決めました。でも、それ以外に仕事はしてない。前線からのディフェンスは、やろうと思えばそれほど難しくないことだろうと思う。でも、できてない。

本人だって、試合に出られない状況は悔しかろう。でも、それを甘やかしても絶対プラスにはならない。本人は「オマエに言われる筋はない」と思うかもしれないが、それでも今年は謙伍に厳しく当たろうと思うのです。

こんなブログで書いたところで無意味なのは分かってる。だから、スタジアムでも謙伍には厳しく当たるつもりでいる(>リアルで知り合いの方、石井に対してはビックリするくらい厳しいことを言うかもしれませんがよろしくです)。

本職FWの意地と実力を見せてくれ。


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23:24

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うーむ

2008年04月21日

これほど頭で考えてることと気持ちのバランスが取れない試合も珍しい。

いまさらながら神戸戦の話なんですけどね。

深夜バス→試合当日神戸入り→バモス→当日夜中深夜バス(大阪から)

という、まあ物好きな人以外からは100%理解してもらえない移動手段で参戦した神戸ウイングだったわけですが。

高木がPKを阻止して、ダヴィがゴールを決めた時には「いける!これで勝たないでどうする!!」と思いましたよ。これは勝ちの流れだと。

ところがどっこい、ご存知の通り、その後は神戸の猛攻にさらされるさらされる。集中して守ってたとはいえ、危ないシーン(というかやられかけた)も多数ありましたが、何とか守り切り。

勝ち点3がおぼろげながら見えかけたときに、あの石ナントカのグレイトすぎるミドル。

ポカーンですよ。

で、試合終了。

冷静な自分は
「あれだけ攻め込まれて1点に(しかもあんなスーパーゴールだけに)抑えたんだから、まあよし!アウェイだし!」と思うんですが、

一方でもう一人の自分は
「残り10分近くまで抑えてたんだから、勝ち点3取れたよ!勝ち点2損したよ!!」とも思う。

どっちも間違ってない。どっちも正しい。やっぱり、1点じゃ勝てないのかねえ。1-0で勝つのがこんなに難しいとは。

ただ、頑として変わらないのは積み上げたのは勝ち点1ということ。

この勝ち点1をプラスにするには、次の新潟戦で勝ちきること。
いやまじで、次は絶対勝ちましょう。そうすれば、絶対次につながるから。


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22:02

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見方は色々あるようですが

2008年04月17日

TV中継がないナビスコ予選、しかも関東開催、平日ナイターという、ホームの皆さんにとっては情報が極度にない状況だった千葉戦。

私も全部のスポーツニュースをチェックしたわけではないのでなんとも言えませんが、見た限りでは結果はテロップで流しても映像はなし、という感じ。

その上スコアレスドローときてしまっては、「一体どんな試合だったのか」と思われるでしょう。

まー、このブログを見ている方は試合のレビューなんて私に期待してないと思うので(笑)、詳しくは書きません。まあ、ネットなんか見ていると大体分かりますがね。

というか、現地にいるとどちらかといえば「応援8:観戦2」みたいなバランスでの幹線になるので、お試合を見ているようで見ていないことが多く、「今日は超バモスでした、以上!」という感想しかないことも多いので。家に帰ってから録画した映像を見て「そうか、こうなってたのか」と思うことが多い・・・。以上言い訳。

んなわけでなんともいえないといえば言えないのですが、それでも、昨日の試合はまあ、個人的にはもったいない試合だったと思いますよ。

1点取れれば勝てそうな試合だったし、その1点も全然取れそうにないという感じではなかった。先発メンバーを入れ替えてもあれだけやれたのは、収穫ではないですかね。

引き分けで「もったいない」と思うのは、それだけ良い試合ができてたからだとも思うし。選手たちも、「アウェイ=引き分け=OK]ってほど単純に納得した顔つきでもなかったし。勝ちたかったんだと思いますよ。

そんなわけで、神戸戦にはいい形で臨めると思います。

DFに関しては、完封=100点満点、という出来ではありませんでしたが、「0に抑える感覚」みたいなのは思い出すんじゃないかと期待しています。

神戸戦もがんばりましょう。


勢いに乗りたい

2008年04月14日

なんか「勝ちそうな気がする」というネ申による啓示のようなものを感じて、ずーっと行きたいなあと思いながらも、財布の中身を見て諦めた磐田戦。

TVの前で大人しく、解説・ノノとピッチリポーター・健作という札幌好きにはこたえられないやり取りを楽しみましたさ。

まあ、磐田サポにとっては
ノノと健作って誰やねん
という状況だったかもしれないが、それはもう仕方ない。

いやー。でもこの試合を見た人は楽しかっただろうなー。特に磐田に勝てなかった歴史を知ってる人は。うれしいのはうれしいですが、やっぱり失点は余計ですな。ま、100点満点にはほど遠いですが、その方が改善する楽しみもあるってもんで。

この流れ、勢いを次節以降にもつなげていきたいところ。そんな時に水曜フクアリでナビスコ・・・。これを吉とするためにはどうしたら良いのか。

ダヴィが戻ってきたのは大きいのですが、磐田戦で痛んだ中山は当然×だろうし、クライトンのコンディションも万全ではないらしく、砂川も高酸素治療を受けているというし・・・。

加えて、いつも鬼のような運動量で中盤を支えている芳賀や、開幕以来、何気にフル出場を続けている坪内あたりの疲労も気になるところ。

となると、やはり多少メンバーを入れ替えることも考えないと・・・という気もする。一方で、良い形で今まで勝てなかった磐田に勝った勢いを本物にするためにも、フクアリ、神戸ウィングスタジアムでの連戦を良い形で(できれば連勝で)乗り切りたい。となるとベストメンバーを組みたい考えもある。

まあ、何より大事なのはリーグであって、ナビスコなんぞはグリコのおまけ(←なんか変だが)みたいなもんで、神戸での試合を万全な体勢で臨みたい、とも思う。

たぶん、監督はメンバーを少し入れ替えてくるだろう。なに、よくよく考えたらその代わりに出たメンバーが活躍して勝てば一番いいわけだ。

というわけで、水曜日もがんばろー。


追伸:ところで、「ホムスタ」ってなんか違和感を感じるのは私だけですか?

「味スタ」、「フクアリ」、くらいは平気なんですが、「日スタ」(日産スタジアム)、「九石ドーム」(九州石油ドーム)、「ユアスタ」(ユアテックスタジアム仙台)あたりはちょっと・・・。

それなら潔く「東北電力ビッグスワンスタジアム」とか「ニッパツ三ツ沢球技場」などとしてくれたほうがありがたい。

「ビッグスワン」「三ツ沢」と、スポンサー名を華麗にスルーできますからね。

ついでのつもりが、案外長くなってしまった・・・。


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21:29

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もったいないもったいない

2008年04月07日

何がって、FC東京戦がですよ。

ダヴィが欠場していたおかげで点が取れそうな感じはあまりしませんでしたが、スコアレスであれば最低、1は勝ち点を拾えるわけで。そう考えると、あの失点はちょっと(いやかなり)もったいない。

DFのことはよく分かりませんが、なんであのシーンであれだけさっくりとマークを外してしまったのかよく分かりません。ファウルを怖がったのかもしれませんが、もう少し粘ってもらわないと困るし、万が一ファウルを取られたとしてもエリア外(だったと思う)だったらまあ、OKではなかったか。

もう1つもったいないのはクライトンをFW起用した件。ここ数試合クライトンがボランチに入ってある程度やれていたのになあ、と。

あくまでも個人的な推測ですが、クライトンがボランチに入ることで、ある程度ボールが持てる(と、計算できる)、そのため、西、岡本が思い切って前に出られるという心理面でのプラスがあったのではないかと。ところが、FC東京戦ではこの両人にボールが入っても前を向かずにバックパスばかり。誰かが言ってましたが、まるで勝ってるチームの時間稼ぎを見ているようでした。はー情けない。

仕掛けてこない選手はDFとしても怖くないし、守りやすい。砂川が入って右サイドがある程度活性化したのは、何のことはない、「ボールをもらったら前に仕掛ける」という姿勢があったからではないかと。

私が両名に言ってやりたいことはただ1つ。

パスにしろドリブルにしろ、前を向いて仕掛けないオフェンシブハーフなんてコーヒーのないクリープみたいなもんだと。

本末転倒ですよ。

失敗しても良いから、仕掛けなさい。

そんなわけで、磐田戦は勝ちましょう。「強豪相手に善戦、ドロー」なんていりません。今まで勝ったことないとかも関係ないです。やればできる。


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20:48

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