2014年12月07日
J1昇格プレーオフ決勝の日を迎えました。 両チームのサポーターは恐らく、この一戦にこの一年の全てを賭ける想いで挑むでしょう(山形側は、天皇杯決勝も残ってますが)。 僕は正直、札幌がプレーオフ進出を逃した時点でどこがプレーオフ決勝に進もうと、どこが昇格しようと、あまり興味が持てません。来年の対戦相手が山形になるか、千葉になるか、という程度の関心しかないです。 そんな折、twitterで千葉のオフィシャルサイトに掲載された「イビチャ・オシム元監督の激励メッセージについて」が流れてきました。 僕はオシムさん(父)が大好きなので当然かもしれませんが、それを差し引いても、他チームのサポーターが読んでもとても感銘を受ける内容になっています。 僕にとって、特に心に響いたのはこの部分。 「いったいどういうクラブを目指していくのか。毎週末に楽しい試合が見られる、安定した心地よいクラブがいいのか。あるいは選手獲得に大金をかけ、スター選手はたくさんいるがなかなか勝てないクラブがいいのか。私は前者が好きだ。戦う以上は勝つべきだし、勝つために全力を尽くす。そうした姿勢を常に抱き続ける、小さくとも親近感のあるクラブだ。 」 「勝つために全力を尽くす。そうした姿勢を常に抱き続ける、小さくても親近感のあるクラブ」。 どこのクラブとは言いませんがw、大金を使って他チームの主力を引っこ抜いてくるチームや、世界的なスター選手を引っ張ってくるよりも、僕は、選手たちが勝つために常に全力を尽くす姿勢を見せるクラブを応援したい。心からそう思いました。 札幌は、果たしてどうだったか。常に勝つために全力を尽くす姿勢を見せ続けられたか。「お金がないから」、「選手が若いから」、「いい選手が獲れないから」、「監督がアレだから」と、言い訳するクラブになってないか。 さらに、この一年、サポーター(って言葉はあまり好きじゃないのですが)として、自分たち自身が「全力を尽くす姿勢」を見せられたか。その上で、クラブや選手たちにそれを要求できたか。 年末年始の宿題にしたいと思います。
プロフィール
首都圏在住。 アウェイサポと名乗るほどサポーター活動をしているわけではないですが、関東圏&時々遠くのアウェイに出没しています。 ホームゲームは開幕と最終戦に顔を出すくらい。
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