2014年12月07日
J1昇格プレーオフ決勝の日を迎えました。 両チームのサポーターは恐らく、この一戦にこの一年の全てを賭ける想いで挑むでしょう(山形側は、天皇杯決勝も残ってますが)。 僕は正直、札幌がプレーオフ進出を逃した時点でどこがプレーオフ決勝に進もうと、どこが昇格しようと、あまり興味が持てません。来年の対戦相手が山形になるか、千葉になるか、という程度の関心しかないです。 そんな折、twitterで千葉のオフィシャルサイトに掲載された「イビチャ・オシム元監督の激励メッセージについて」が流れてきました。 僕はオシムさん(父)が大好きなので当然かもしれませんが、それを差し引いても、他チームのサポーターが読んでもとても感銘を受ける内容になっています。 僕にとって、特に心に響いたのはこの部分。 「いったいどういうクラブを目指していくのか。毎週末に楽しい試合が見られる、安定した心地よいクラブがいいのか。あるいは選手獲得に大金をかけ、スター選手はたくさんいるがなかなか勝てないクラブがいいのか。私は前者が好きだ。戦う以上は勝つべきだし、勝つために全力を尽くす。そうした姿勢を常に抱き続ける、小さくとも親近感のあるクラブだ。 」 「勝つために全力を尽くす。そうした姿勢を常に抱き続ける、小さくても親近感のあるクラブ」。 どこのクラブとは言いませんがw、大金を使って他チームの主力を引っこ抜いてくるチームや、世界的なスター選手を引っ張ってくるよりも、僕は、選手たちが勝つために常に全力を尽くす姿勢を見せるクラブを応援したい。心からそう思いました。 札幌は、果たしてどうだったか。常に勝つために全力を尽くす姿勢を見せ続けられたか。「お金がないから」、「選手が若いから」、「いい選手が獲れないから」、「監督がアレだから」と、言い訳するクラブになってないか。 さらに、この一年、サポーター(って言葉はあまり好きじゃないのですが)として、自分たち自身が「全力を尽くす姿勢」を見せられたか。その上で、クラブや選手たちにそれを要求できたか。 年末年始の宿題にしたいと思います。
2008年03月28日
U-23代表に(親善試合とはいえ)俺たちの佐藤優也が選ばれた!ってことで、たまたま諸事情あって暇だったこともあり、国立まで行って来ましたよ。 スタメンの情報などを全く仕入れずに出かけたのですが、GK練習が始まった時点でこりゃサブか・・・と少なからずがっくし。オーロラビジョンに映った佐藤と西川(?)。 前半西川、後半優也とか、国際親善試合だしそのくらいはやってくるかな~と思いきや、案の定反町くん、そんな気配は全くなし。ベンチ入りメンバーを 優也以外全員使い切る という荒業を繰り出してきました。最後に出てきた岡崎に至っては残り5分で投入。それでも良いじゃないか。出場できただけ。ベンチ裏で一人黙々とアップする優也を見ていると悲しいやらアホくさいやら。試合?あー、1-1でしたよ(投げやり)。 使わないんなら呼ぶな! とも思いましたが、万が一これで西川を使わなかったらそれはそれで大分方面から文句が出るんでしょうから、仕方ないか。優也にとっては良い経験になったでしょうし、石井や藤田あたり、北京世代の選手にとっては良い刺激になったでしょう。あ、もちろん西や岡本も。スタメンで出れば札幌でもチャンスあるんだなと。 そうしてウチのGKも含めたレギュラー争いも熾烈になるでしょう。良いですねえ。良い傾向。そういう意味では反町GJ。 ところで、帰りの千駄ヶ谷駅で見つけたこんなポスター。ジェフ千葉の試合日程を紹介しているポスターなのですが、対戦相手に合わせていろいろとコメントが書いてあります。しかし・・・。 どうやらジェフ千葉の人たちは04年に室蘭で、06年にフクアリで起こったことは 無かった事として処理しているようです。
2008年03月12日
『オシムの言葉』を読んだ。いろいろ考えた。 本書には書かれていないことも、考えた。 オシムはどんな気持ちでジェフの監督を辞し、日本代表の監督になったのか、とか、今のジェフを見てどんなことを考えているんだろう、とか僕個人としては、オシムさんの日本代表に対する感想にはまったく興味がない。 どうしても、クラブチーム目線で考えてしまうのは致し方ないところで。 それは置いておくとして。 本書に、こんな言葉が載っていた。 主力をごっそり磐田に抜かれたシーズン、その磐田との試合の前に選手に向けていった言葉。 「もし負けるようなことがあっても、自分たちのできることをすることで自分たちのできることをすることで我々のプレーを見せよう。やることをやってもし負けるのなら、胸を張って帰れるはずだ」。 それからもう1つ。これは、日本経済新聞に載ってたらしいのだが。 「夢ばかり見て後で現実に打ちのめされるより、現実を見据え、現実を徐々に良くしていくことを考えるべきだろう」。 何を言わんとしているか、分かりますよね。僕らには負けてもいい試合なんて、ひとつもない。やる前から負けるつもりで試合をするくらいなら、家で寝てた方がまし。 でも、ベストを尽くして戦ったなら、負けても胸を張れるはず。 そして、現実を見据えること。そして、それを良くしていくこと。 選手たちはもちろんそう。チーム全体だって、間違いなくそう。そして、我々応援する側だって同じことだ。 鹿島戦は、胸を張って帰れたか? イエスの人も、ノーの人も、不参加だった人も。横浜戦は、胸を張れる戦いを見せてやりましょうよ。そして勝ち点3を! それはそうと、『オシムの言葉』は読んで損はありません。 サッカー好きなら(いや、そうでなくても)、ぜひご一読あれ!
2008年03月03日
個人的にはゼロックススーパーカップなんて止めちまえと思った土曜日でしたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 そもそも。 鹿島がJと天皇杯の2冠を達成している時点でこのマッチメークの意味がなくなっているわけですし、天皇杯の準優勝チームとのゲームってことは2ヶ月前のアレ(内田の素晴らしいゴールと、ヤナギ様→ダメーロダニーロのゴールで鹿島が快勝した天皇杯決勝)はなんだったんだ、ということにもなる。 優勝した(というかまあ、一応タイトルを獲得した)広島はおめでとうだし、とうていJ2とは思えない内容ではありましたよ。 でもねえ・・・。 主審のジャッジが注目を集めてますが、前半20分より前に黄紙2枚で退場って始めてみましたよ。そのあと30分過ぎには広島の選手まで・・・。 岩政とリハンジェには「君たちは悪くない。世間が悪いのだ」といってあげたい。 PKやり直しに関しては妥当かなという気もしますが、岩政、リハンジェの2枚目、それから久保がPKを得たシーンに関しては、日本サッカー協会はぜひ再度検証をするべきでしょう。早々に「妥当」という見解を示したようですが、VTRをきちんと見れば、少なくとも久保が倒されたシーンはノーファウルが妥当でしょう。 そんなこんなで試合後にまでイエローが乱発されたようですが、そんなことでJ開幕にスタメンを欠く鹿島は気の毒です。うちの相手だからいいっつう気もしなくもないですが、開幕を楽しみにしてた鹿島サポや子どもたちのことを考えると、あんな無意味な試合(と、あえて言おう)で出場停止を食らうのは気の毒でしょうがない。 皆さんはどう思われたでしょうか。 そして、たぶん岩政、大岩がいなくても鹿島はめちゃんこ強いので、ゆめゆめ油断召されるなと申し上げたい。 開幕まで、あと 6日
2006年10月27日
U21日本代表の試合を見に行ったんですよ。水曜日。 今の会社は国立から近いので、行きやすいのですよ。 この世代は豊作で、特にMFには本田圭佑(名古屋)、増田誓志(鹿島)、水野晃樹(千葉)、家長昭博(ガンバ)、谷口博之(川崎)、枝村匠馬(清水)、中村北斗(福岡)とそろっていて、個人的には、もはやA代表でも良いんじゃないかと思うくらいの陣容でありました。 これは、わくわくするような試合が見られるんじゃないかと思って国立に足を運んだわけです。 スタメンは[こんな感じ[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20061025-00000027-spnavi-spo.html]]なわけですが、まあそれはそれで良いとして。 前半17分、苔口→増田とつないで梶山がヘッドでゴールを決めて先制。 1-0で前半を折り返しました。 いや、この1点目の展開は実に素晴らしいもので、コーナーキックからの守備でFWの苔口がこぼれ球を拾い、収めて大きく前方へサイドチェンジ。増田はほぼフリーでクロスを上げたところに、ニアで平山がおとりになってその裏にいた梶山がこれまたフリーでヘッド。この流れは素晴らしかったですよ。 でまあ、1点リードしたし、別にタイトルがかかってるゲームでもないわけですから、後半からはがらっとメンバーを変えて、選手とか戦術のテストをしてくるかなーと思って見てましたら、後半も同じメンバー。 中国側はバンバン選手を入れ替え、しかも後半頭は中国にペースを握られる始末。 日本側の1人目の交代は76分、増田→枝村。82分に平山が決めた後、ゴールを(手で)決めた後、立て続けに苔口→前田(88分)、梶山→谷口(90分)、青山(敏)→上田康太と交代。 2-0で勝つには勝ちましたが、個人的には消化不良のゲームでした。平山のコンディションは相変わらず大して良くないし、3-6-1気味に並べられた選手たちは、そこまで効果的に攻撃ができていたわけではない。 なにより不満だったのは、ノンタイトル戦、言ってみればこれ以上ないテストのチャンスに、ほとんどスタメンを引っ張り続けたこと。Jもあるし、召集するだけでも大変なこの状況で、そこまでスタメンのメンバーを引っ張り続ける必要があったのか。 後半頭から、もしくは後半の早い時間からもっとどんどん交代枠を使って、組み合わせなどを試したり、能力を見てみたり、あるいは疲労を最小限にするという考えかたがあっても良かったのではないかと。 いまはまだテストが許される段階だと思いますし、テストしていくべきとも思います。このまま、反町監督がスタメンに固執して、効果的に召集したメンバーをテストできない状況が続くとなると、また日本代表の強化は遅れるかもしれない。 そんなことを思うと、2-0の勝利も何だかむなしいものでした。 勝つことも大切ですが、特に代表戦ではそれだけではなくて、それ以外に求められることもある。そんな風に思いました。 「呼ぶだけタダ」みたいな考え方は、いい加減止めたらどうでしょうか。 呼ぶなら、きちんとゲームでテストする。それは、今時期にやっておかないとホントに致命傷になりますぜ、だんな。
プロフィール
首都圏在住。 アウェイサポと名乗るほどサポーター活動をしているわけではないですが、関東圏&時々遠くのアウェイに出没しています。 ホームゲームは開幕と最終戦に顔を出すくらい。
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